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戸数が2割減るなら売上2割上げようという貧困な発想!?

某住宅会社がわざわざ面白い記事を発表してました


リンクはさせませんが、完全自由設計の高額商品発表てな記事。

  

これって、その会社が、これまでの家づくりより更に高くしますよ~ってなハナシだけです。

 
では、今までのコンセプトは何だったの?となります。
 
基本的に住宅業界の発想って、いつもこれです。

 

平気で方針を変えます。

 

以前はローコストだ!と言っていた会社が、こだわりの家とか言い出します。

  
これからの時代 住宅着工棟数はおそらく70-80万戸となり、空き家の事を考慮して中古が伸びればもっと減るだろうと推測できます。 

 

だって住む人がいないですからね。

 

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一時期、なんかの社会事情で100万戸近くなったとしても(もうならないと思います)まるでキャンペーンの一時的なもので継続することはないです

 
一度、何もない状態からスタートして、これまで躍起になってとにかく何かを創る!増やす!!ということを昭和から続けてきた業界です

 

自分たちの業界が、世の中の景気の左右を握っている!なんておこがましい事まで口にする人もいますからね


人口が減り続けているに住宅着工戸数がそもそも変わらないなんて、在庫が余るの誰でもわかりますよね。

 
つまり、建てて売る側は、お金を回収しているわけで、建てた素人さんがそれらの借金を背負っているわけです

 
これ、借りている以上、資産ではなく負債

 

そんな事を考えるとある意味、これまでがバブル時代だった!という考えも出来るわけです。

 
世の中にモノ満たされ、あふれて買わない、増やさないようになりはじめ、今あるものを生かすことや大切に使うという時代に次第になってきているわけです

 
さらに少子化となって、市場そのものが小さくなっていってるんですから、色々と考えを切り替えないといけません 


それにしても住宅着工戸数が80万戸をきりそうだから、やれ長期優良住宅やスマート住宅やZEHだ!のと何かと政府など絡ませして、役人らしい理由付けをして、住宅の建築コストをできるだけ2~3割単価を上げて、結局、売上げ額は変わらないように帳尻をあわせようとしているようにしか見えない

 
ますます、世界の住宅価格と資産価値の差が大きくなるばかりですが、昔は日本の家の価格が高すぎるので、3割下げるぞ!とか政府は公言していたのにこれについては、戸数が減った途端に何もいわなくなった。

 
みなさん。こんな方々に振り回されてはいけません。
自分の身の丈にあった家づくりをしましょう!

 

housenet.jp