素人さんの為の家づくりい・ろ・は

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お役人とハウスメーカーが描いた?

一度機会があれば不動産会社に尋ねてみればよい。

 

 長期優良住宅であれば、建物評価は高くなるんですかね?

 低炭素住宅でも? ZEHでも?

 

さて どうお答えされるのかは、バラバラでしょう。

 

驚くほど安かったり、ほぼ評価なし=無料だったりするかもしれませんし、はじめて聞く言葉のような顔するバカ不動産会社もいてるでしょう。

 

 

不動産業界と住宅業界は似て非なるモノ。住宅業界だけが盛り上がっていて不動産業界は冷めてというより、興味が一切なくこれまでと変わらず評価している方がほとんどであります。

 

その理由は、わからないからです

もしわかっていたら 自分たちで建物検査や診断(インスペ)ができます。 

 

福田元総理が最後に吐き捨てるように言った施策 200年住宅

 

tech.nikkeibp.co.jp 

 

これも、どこかの会社が既に100年住宅と言っていたから200年と言いだしただけらしく、これが結局、気が付けば200年という言葉は消えて、長期優良住宅という言葉に変わりました。長期で優良な住宅。


あらためて言う事ではないですが、最初から長持ちする家をつくっていたらいいのに潰しては建てをしてきたのも住宅や不動産業界で、それは何の罪とも思わず、お役人さんが絡んで絵を描いて、税金を使いまくって助成金とか付けないとこぞってそれに取り組もうとしないこの業界。

 
正直に真面目に家づくりをして長期的にメンテナンスをしやすい住まいをプロそれぞれが考えて造ればいいだけなのに、元々住宅に対して、そもそもメンテナンスをしない。・・・いや、高額すぎてさほどできない事が問題で、だからフリーメンテナンスの仕様などを望んだりされますが、あたりまえに劣化などするのにフリーってあり得るか?となるのです。

 

あるクソ建築家が、消費者に対して自然に雨で流してくれますので、この外壁を使えばフリーメンテナンスで汚れないですよ。。。と説明していたのでその外壁材のメーカーに電話をして本当なのか?と聞いてみたら、ありえないですと言われた記憶もあります。


そんなことを考えれば、メンテナンスは基本的に必要であるとして、建てる際にいかに性能を守りながら、いかに経済的に建てるのかが、大事なはずなのですが、いきなりよーいドン!で最初から高額になる家づくりを選ばれるから不思議である。

 
そりゃ~~外壁やバルコニー 木の仕上げはいいですよ・・・できた時だけね!何年おきに塗装をしないとそりゃぁ~~どんなものでもくたばります

 

 

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↑ 街で見つけた木の外壁の汚れ具合

 

このメンテをする度に足場をかけることなんて、いかに消費者のメンテのことを考えていないか…です。

 
建築家は、作品事例として、家が竣工した時の写真ばかりではなく、その後の家の状態も写真で公開してほしいもので、わが家の近所の家もできた時は良かったのですが、外壁に使っている木がとってもみすぼらしくなっています。

  
例の長期優良住宅の前に実は、住宅性能表示制度というのがあったのですが、長期優良でもその余韻は引っ張ってますが、性能表示だけをするということでは全く広がらなかったのです。

 
そのあとに税金使って補てんして長期優良となりましたが、このいかにも役人的な進め方について、なんだろなぁ~と違和感をもってます。

 
で 当時のこの長期優良住宅の政府のコストアップは20%と試算してましたが、何年か前の日本の家の価格を世界基準にもっと近づくように安く!と言っていた目標は、いったいどこへ消えたのでしょうか?

 
しかも、結局、ローコスト系でも、長期優良住宅をうたっていることそのものが、消費者が混乱することになり、それがまた曖昧なものになっているので、消費者はその価値観を感じなくなるのです。

 
フリーである在来工法やツーバイのならまだしも、どなたでも気軽にさわれない特殊工法であっても〝長期優良〟という看板をあげている事にいささか違和感を感じます

 
その加盟や登録している会社しか、さわることができない工法がなぜに長期である!という保証はどこにもない。

 
さらに長期優良住宅だからといって、住宅を知らない不動産屋が評価を高くするわけでもない。所詮 ◎造築〇〇年でしか見ないことをそもそも問題と感じていないのかな?

 
私は、長期優良住宅の考えは、素直にいいと思ってます。 

 

でも、それらのことってあたりまえのようにプロが普段から意識するだけの事と言えます。

 
どうも、こういうひとつひとつが、役人がらみや大手のハウスメーカーなどの私利私欲も絡んでいて、相変わらず胡散臭く感じる業界と言えます。


性能のいい家をもっと経済的に・・・という考えを本気で取り組んでほしいものです。


空き家問題だのエコだというならアパートマンションをもっと慎重に考慮すべきです。

 
そんそも着工戸数が減れば、売上単価をあげればいいや!という発想はやめてほしいものです。


100万戸から80万戸、90万戸から70万戸、どちらも2割減であるのに長期優良住宅は試算で2割増しとなり、机上ではこれで帳尻あう事になりますが、ほんとどこまでも懲りない人たち。


だからこそ 身の丈ハウスの家づくりをと思っています。

 

housenet.jp