おそらく中古住宅市場は・・・
住宅業界では、やっとリフォームを本格的に取り組んでいるようにみえます。
これまでは、新築が暇だから・・・ということを理由に半ば暇つぶし的にリフォーム工事をしている住宅会社が多かったのです。
これは、工務店がそうであるようにハウスメーカーでもしかりです。
しかし、時代と共に避ける事ができなくなり、新築の棟数も次第に減り、先々の人口も
世帯数も減るので新築の棟数は、まやかし以外では、復活することなく、これからは、リフォームに本腰入れていかないと住宅会社としては、基本的に無理！という考えになります。
ところが、工務店であるにもかかわらず、いまだに手間暇がかかる割りに売上額が低いので新築のほうが魅力なので、リフォームに本腰を入れる工務店は、少なかったりします。
これもいわゆる工務店が、ハウスメーカー化してきているともいえますが、もう避けれない時代になっています。
しかも、長期優良住宅といって最近になって、急に長持ちする家を業界全体が強調しだしておりますが、元々そうでない家をこれまで散々建てといてどの口が言ってるのかな？と思いますし、早々と潰す事を進め、実行しているのもその住宅や建設業界で、そんな長期で持つ家が、沢山普及すればするほど、この先新築市場が、ますます冷えるということには、先送りをしているだけであり、自分さえたべていけたらいいや・・・という考えなのでしょうか？
ただ、いずれにしても、リフォームに力を入れるべきなのですが、まだまだ補強してリフォームして、住める家であっても新築のほうが手間暇かからないし、売上額も高いし、利益額も高いので、新築を進めるのは、きっとこの先も、余程体質や姿勢が変わらない限り、全く動かないであろう。
これまでの家でも、４０年以上建っている家は多いものですが、なのに長期優良住宅 を営業ツールとしてこの業界は、消費者に対してアピールがうるさすぎると思います
そもそもちゃんとした優良な家を造って、メンテナンスをしっかりしていたら、これまでの家でも長期でもつ事はわかっているのに、とかく消費者は、メンテナンス不要のものを探しがちで、さらに長期を望まれるから若干むしのいい話とも感じます。
車にしても電化製品もそうですが、一生もん！なんてほとんどないですよ。必ず使えば劣化します。特に毎日強い日差しに雨風が当たっている外にあるものなどは、仕方ないものなのです。
同時におかしなことが、建てる際にお金をどれだけ掛けても不動産業界では、家の資質などもほとんど考慮しないで単純に構造と築年数だけでご判断されます
実際は、家の資質を10段階などで判定して、築年数でも程度のいい家などは評価が高いので建物の費用は高くてもいいと思いますが、これまた不動産業界の体質的に無理なんでしょうね
中古住宅を第三者機関が検査してそれに準じた補強や補修やリフォームをして、写真も保証もついたら安心して購入できますよね
ところが、不思議な事に中古販売でこんな事をする人が、どなたもいないのが現状です
なので、ある程度お金があれば、いずれマンションや中古住宅を購入して、リフォームして売却するという仕組みを作りたいなぁ～と今も思っております
こうでもしないとなんでもとりあえず “ラクして儲けたい”から解体して新築するという発想は、この住宅業界の人たちはなくす事はないです。
何度も言いますが、そのほうが高利益・高売上になりますから。
中古住宅が売れない理由のもうひとつが、融資する銀行の姿勢です。
たとえ１０年ほどの中古住宅でも担保として考えられない中古住宅は、融資額が低く、リフォームに関しては、無担保なので金利が高くなったり、期間が短かったりしますが、新築には、あたりまえのように３５年など融資したりするくせに彼らのする事は矛盾してます。
しかしながら、中古住宅を業者が買って、クソみたいなリフォームしても売却すれば、融資は借りる事が出来るんです
・・・なんともいえませんね。おかしいですよね 銀行というところも。。。
いずれにしても中古市場が流れないような仕組みになっているからで、これから改善される事を願いますが、お役人が考える事なので、また財団法人作ってお金が流れるように何事も机上論なんでしょうね～～ きっと。
その他に中古が売れない要因としては
・日本人の新しい物好きの気質
・見栄えの悪さ イメージの悪さ
・性能 品質や間取りの悪さ
・全くメンテナンスされていない
・定住志向も強い
・間取りの自由性と満たされない要望
などがありますが、おそらくこの１０年間で中古市場は、色々と手を加えられる市場といえますが、リフォームと一緒で業界が業界だけに根本的な問題は、何も改善されないままでしょうね～～きっと。
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