住宅業界 ほぼ５割削減？
ここ最近のアパート建設会社のひどさが露呈されました。
社内だけではなく粗悪な建物を建て続けていたようです。
個人的には、街の景観まで粗悪になっているのでやめてほしいものです。
これらのクソ物件含めて、住宅業界はこれまでずっと人口が減っているにも関わらず、１戸の大きな家を壊しては、６戸入るアパートを事業として建て続けています。
業績で戸建が伸びないならアパートやマンション事業を・・・そんな単純な発想でそんなものです。
オーナーを焚き付けその気にさせ、その後空き家になろうが知ったこっちゃない。売り上げが上がり、利益が出ればいい！てな具合。
建築や住宅、不動産のお仕事をして社会と繋がっているのにどの方々も目先の私利私欲に溺れていて、消費者が踊らされています。建築の事よく知らないのに不動産情報だけで建築にまで絡んでくる不動産会社などは建物の資質に興味なく価格のみ。
先日もこちらに連絡があったのは、税込み１２００万で２世帯住宅ができませんか？と素人以下である。
住宅戸数について以前は、１００万戸以上の体制で組織をつくってました。
ところが、ご存知のように数年前に100万戸を割り、空き家問題！と公に言われているでおそらくこの先は、７０万戸前後となるのではないでしょうか？
つまり、なにかと７掛のスリム化をしなければいけないわけです。
営業所が縮小、人員の削減、リフォーム部への移動などそこそこのハウスメーカーでもリストラや整理をしなければなりません。
これはなにもハウスメーカーだけではありません。床や扉の建材会社やサッシや設備機器などのメーカーも同じでしょう。（海外は無視しています）
またそれ以上に問題となるのが、高齢化による職人さんが明らかに不足していき、今の若者が積極的に厳しい仕事をしようとしません。魅力を感じてませんが、その風習をつくったこの業界が悪いのです。
現場や工場や支店などの人員、全てにおいてスリム化、合理化をしなければいけないのです。
だから、売上を少しでもキープするためには海外などへシフトします。
若しくは、３割の売上額のアップに努めることになります。
それが過剰住宅への道です。
あれこれウンチクを申してこれからの常識であるかのようにあらゆる方法で皆さんに販売しようとされます。しかも補助金絡めて。。。
そのほとんどは、住宅業界人だけが騒いでおりますが、家の価格を評価する不動産業界が、ZEHだの 長期優良住宅だからだの 高気密高断熱住宅だからだのと高く評価することはありません。そこを消費者として忘れてはダメです。
不動産業界人の方々は家の質を見れない（興味がないが正解）ので、過剰住宅でもそうでなくても築年数と構造が同じなら同じという事です。
でも、世界に…といっても、そもそも日本の住宅が世界で一番高いと言われているのにそれを改善しないまま…です
さてさて、そんなことから住宅業界は、スリム化できているでしょうか？
できていないところは、この先１０年でおそらく手をあげるでしょう。
■ 住宅業界 おかしなことばかり。。。
