無駄をなくす家づくりというなら…
住宅業界は、さらに高額になる家づくりを目指しているようですが、先に無駄と思える事を見なおした方がいいと思うけどなぁ~~高学歴のサラリーマン経営者などには、このあたりの意識改革は無理なんでしょうね。。。
皆さんもご存じの通り人口の波は、間違いなく先々減ります。
46歳あたりを最後の減り続けるわけですから。
上の絵のU字部分が年々減っていきますので、未だに馬鹿みたいに住宅をつくっていたらこの先空き家も増え続けるのはあたりまえです
ですので人口も減りますので、着工戸数は50-60万戸になっていることでしょう。
特に高度成長期の団地より大きなマンションなどでは、いずれ半分ぐらいしか入っていないマンションなども増え、質まで落ちる事となり、現在のくたびれた団地のようになっていくのではと予想できます。
古い団地や戸建てを壊しては、また中高層のマンションを建てる。
・・・空き家あるのに・・・
こんな事を見ていると20年後にハウスメーカーやマンション住宅業者って存在しているのかな?と感じます。だから子供には、就職先として選定させなかった。
住宅業界は、これからの棟数が下がるから、あれこれ理由を言って単価をあげて、景気を無理やり守ろうとするのでは?というのがちらほら。無駄な家づくり会社を3割減らせばよいだけなのですが。。。
隣接地が近いので防火などの意味はある程度理解できますが、官僚が目指す家づくり、ハウスメーカーなどと結託しているのか知らないですが、業界が推奨している家づくりは、あきらかに過剰といえます。
高気密高断熱住宅 って部屋中でわが家の子供みたいに釘うったら、途端に気密性がなくなるんですよってわかって住んでいるのかな?
ガスや石油ストーブが危険なのもダメなのもタバコ吸うと気密性が高いから部屋中に・・・てな事もちゃんと住まい手に説明しているのかな?とよく感じます。
もちろん、住まれる方が理解されて意識していたらいいですが、売却する時にちゃんと説明できるの?不動産会社ができます?建てた会社が都度立ち会う?
そんなことすらできないのに場当たり的な過剰な家づくりを推奨するのは、プロたちご自身が住む家で実験を繰り返せばいいと思うのですが・・・
とにかく何でもかんでも誰でも彼でも、無駄なこと多すぎませんか?
雑誌に掲載するために多額の費用がいる出版業界のジョイントプレス方式は、住宅業界の本でよく見る方法であり、その額は高くて基本的に無駄と言えます。
その掲載費用は、1ページ70万 4ページなどでは200万前後必要となります。
利益からの逆算をすれば、利益率が20%とすれば70万の利益を上げるためには350万、200万の利益を上げるために1000万の売上です。これでチャラなので、利益は残らないんですよ。。。これを経営者は、理解しているのだろうかと思うばかり。
それだけの投資をするということは、もちろん回収することも目的となります。
そのためには、掲載されている他社より選ばれなければ意味がありません。
そのためにいい作品を掲載しなければいけませんし、同時に他社よりも安く見せなければ、問い合わせも反響もありませんし、問い合わせがあれば、営業攻勢をかけたりしなければいけません。
ん?
これって、本来の目指すべき家づくりのカタチと言えます?
そもそも、誰のための家づくりでしたっけ?
プロとして家づくりをちゃんとするのが当たり前
なんて事を言いながら、これを〝ちゃんと〟というのだろうか・・・
このように常に多額なお金が絡む現在の家づくり。
住宅雑誌というステージに乗るために、上場企業でない中小企業が、莫大な経費を投資しなければいけません。
もちろん、先ほど言いましたようにその投資もかなり高いリスクがあります。
そこでは、色々な競争が必要となりますので、写真で高いものを掲載しながら、価格は安く掲載しなければいけませんので、消費者はここで大きな錯覚がおこし、見積をしてみれば予想以上の価格となったり 家のイメージが大きく違ったりします。
できるだけ経費をかけないでお伝えしていくものとして、日本全国・世界共通のステージであるホームページなどをもっと活用すべきではないか・・・と思います。
今では、どこもかしこもホームページが充実していますので、ホームページがない時代の販促手段であるテレビや雑誌などの戦略に惑わされないようにしてください。
経営者としてあれこれ考えれば、その費用もそのリスクもどちらも高いです。
■ 無駄をなくす前に まず高額な家づくり