FAXで業界内で流れてくる情報について
皆さんのご家庭では、FAXを未だに使われていますか?
わが家では、仕事以外は皆無となりましたが、今の時代、おそらくそれが普通の感覚かと思います。
しかしながら、住宅&不動産業界は とにかくFAX好きです。
住宅業界では、商材の売り込みやセミナーの案内が多いですが、不動産業界では、セミナーの売り込み以上に土地や物件の売り込みが多いのです。
良い機会なのでそんな不動産会社からの不動産情報を調べてみましたのでこちらでご報告しておきます。
まず2週続けてきました塚口の某マンション。2週続けて送ってくるというのは、反応がない!という事と少々売り急いでいるのでは?と思われます。
その送り主は、私が一度もお会いしたことがない不動産会社ですが、なぜ弊社の連絡先を?と思うのですが、こういう会社は協会に登録されている番号から拾い出して一斉に無差別に送っているのでしょう。
この物件ネットで検索してみましたら、ネットに掲載されている方が2580万と100万高かったのですが、相場のページでは、2067~2461万となっていましたが、それよりもまだ高いということになりますが、今ではこうして消費者の方が調べればすぐにわかるからよいですね。
もう一例は、阿倍野美章園のとあるマンションですが、価格はどこも同じなのですが、5社も同じ物件を同じ価格で掲載されていました。こういう状態になるとどこの不動産会社がいいのか、悪いのかなんて、わからなくなりますね。こうなると判断基準がないから、その結果、知名度の高い大きな不動産会社に行かれるのでしょうかね。特に不動産会社が怖いイメージなるから余計ですよね。
ここに中小のならではのきめ細やかさな対応、親切などがあれば、つまり選ぶ理由があれば、中小の不動産会社にお願いされる方が多いと思いますが、こういうホームズやスーモなどのポータルサイトでは、差を伝えにくいので厳しいだろうという事はある程度予測できるかと思います。そこでどうするか・・・ですね
次のもう一例のマンションについては、私もよく知るマンションですが、これまでは売りに出たらすぐに売れていたのですが、全く売れないようで売れない期間が長いです。
となれば、売り価格が的外れなのか、市場が確実に止まったか…です。もう少し様子を見てみます。
最後に土地情報 場所は北区の大淀中の物件。ネットにも掲載されていない物件ですが、古家ありと書いてあるのでグーグルで見たところ、解体費にかなり費用が掛かることがわかります。こういう場合、古家をなくしたほうが売る安いのになぜ古家があるのか そのまま残しているのかという点に疑問を感じたほうがいいでしょう
そもそも坪180万もしているのでそこまでの物件かな?とは感じます。つまり、これもいずれ価格が下がるか、売れ残る物件でしょう。
という感じで、それほど素晴らしい物件がFAXで流れてくるわけではありません。
そりゃそうです。
面識あればそんな物件が流れてくるかもですが、面識ない会社から良い案件など流れてくることはありません。売れないから 処分に困るから見知らぬ会社に流したりネットで情報発信しているのです。
だから、所詮そういうものだと認識していて丁度かなと思っております。
それにしてもFAXがうるさいです。