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簡単そうで簡単でない家づくり

あなたが 中古住宅を買ってリフォームして暮らすほうがいいのか、古家として土地を買って、建て替える方がいいのかを検討することは、簡単そうで とってもむずかしいものなのです。

 

このあたりを的確に不動産会社がアドバイスをしてくれたらいいのですが、彼らの新築価格やリフォーム内容とその価格についてはほぼ勘でしかも、彼らのこれまでの仕事ぶりからも、性能内容が悪しの安い価格を消費者に伝えますから市場や消費者は鵜呑みにしてしまうから実にややこしくなります。

 
まず先の中古をリフォームして・・・のケースですが、あたりまえに家の状態にもよります。今にも屋根や床が落ちそうな家と結構しっかりしている家ではその内容が変わってくることは言うまでもありません。

 

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中古住宅購入を検討して、そこにあなたの要望をプランに反映させる必要があるのであれば、さらに不動産会社相手ではむずかしいといえます。かといって、リフォーム会社や建築家、住宅会社や工務店などと一緒に行けば競合なしで好き放題される可能性も大いにあります。

 

これ おわかりいただけますよね

 

なので、この “むずかしい” という表現は、リフォームのプランとかの進め方ではなく、価格のつかみ方です。

 
それがまして中古の戸建の場合であれば、どれだけの耐震補強が必要なのかまでも判断しなければなりません。外壁も全てを壊し、屋根も葺き替え、基礎も補強し、柱や梁などの構造体だけにしたのち耐震補強して、ほとんど〝すっからかん〟の状態にしたのちのリフォームとなれば、それなりに費用は必要となる理屈になります。

 

つまり、家の状態により、さわる範囲にもより、費用が、いくらかかるものか・・・を先に検討しなければなりません。


ところが、どのようにしてあなたにそれがわかるのか?これがわからなければ、中古を買って、身の丈価格で理想のリフォームとはいきません。

  
しかしながら、意外と見落とされる点は、どれだけいい状態の中古住宅であっても、今の不動産会社の査定は、構造と築年数だけでしか判断しませんし、新築時にどれだけの投資 つまり高い会社に頼んで家を建てても、築20年もすれば、どの家も評価として0円であるということです。

 

そう つまりしっかりと家を見極めれないので築年数と構造だけで算出され、これを逆に考えると “どれだけいい質の家”であっても、質の悪い家と同じ評価しかしない!ともいえます。

 

これが、いい質の中古住宅を買えるかもしれない業界の盲点といえますので、消費者の方は大いに利用すべきです。


また、500万でできるリフォームとなれば、どこの会社でも提案はできるかと思います。だから不動産会社が上っ面だけきれいにしてリノベと販売されるのがマンションが多いのですよ。戸建てとなれば、それなりに費用がかかるし、それが読めないからマンションや団地専門という会社が多いのです。

 

戸建ての場合は、家という器のための大切な肝心な耐震補強をしていなければ、あなたのご家族にとってのベストな間取りとリフォームと費用であるか・・・となります。

 
これが、むずかしいリフォームのパターンです。                

 
次に古家付きの土地を買って建て替えるという場合、まずその古家が簡単に解体できるかどうかを判断しなければなりませんし、その費用が余分にかかる必要となります。

 

その解体費用が100万程度で済む場合とそもそも解体できない場合があったりもしますし、解体したほうが売りやすいのになぜ解体しないかという点を気にされたほうがいいですし、更地を買ったところで土地価格の費用に計上されていることがほとんどです。

 
その土地にいったいどれぐらいの家が建つのだろう? と素朴に考えた時に費用もプランもイメージできません。


こんな時によくさりげなく不動産屋が紹介する会社(工務店ハウスメーカーも多い)などで気軽な気持ちで依頼した家づくりが断るタイミングを失い、まるで建売を買うようにそのままプロ側のやりたい放題の家づくりが進んでしまう!というケースもありますが、これって、冷静に考えれば 自ら建築条件付きにしているようなものともいえます。

 
ですから あなたのこの際の防御策は、そのプラン価格は参考程度にしておいて、その会社も立派な候補の一つとして割り切って、その他のあなたがイメージする家づくりをしてくれる可能性のある会社数社に依頼して、いい意味で提案と仕様や性能などの内容とそれらについての価格の競争をしてもらいましょう。


弊社ハウスネットでも、土地情報さえあれば、仮審査用の簡単なプランと費用を作成のサポートをしたり、正式の際に出してくれる会社に見積もりを依頼することができますが、これまでの経験論で一般的なオハナシはすることはできます。

 
しかし、その希望されている家が的外れ過ぎるのも意味がないので、しっかりした要望をまとめておかなければいけません。

 
あなたは、この段階では、土地を買うか、買わないか、総予算が崩れないかがポイントであり、まだ、家づくりをする会社を決めなくてもいいですし、もちろんプランも確定しなくていいのです。家を建てる際に価格予想される費用を知りたいのです。

 

そう割り切って、あなたの知る家づくりのプロにサポートしてもらいましょう。
それしか皆さんがわかる方法はないといえます。

 
あなたの要望が本当にその予算で建つのかもポイントです。もちろんこれが1社だけの見積もりとなれば、あなたは高いのか安いのかもわからずに家づくりを進めてしまいます。それに気付くプロは、全く緊張感のない商談となり、足元を見る人が多いですので、くでぐれも進め方をご注意ください。

 


■土地から探す家づくりは特にむずかしいもんです

housenet.jp