もったいない経費、だからその家が高いのです。
資料をゴミ1袋分捨て、棚をまた減らしたので気持ち的にスッキリ。これで本以外は、和室には棚がなくなったので、理想に近づきつつある。
以前に掲載していた雑誌ももう必要ないかと相当捨てた。
ちなみに過去に掲載した雑誌はこちらである。
それにしてもこういう雑誌への掲載sうるための費用は、60-200万ほどするのですが、平均はもっと高いだろうが、仮に1社当たり60万として60社掲載されていたら3600万もの費用がかかります。
しかしながら・・・
全ての会社が契約できるわけでもない。契約につながらなくても、掲載しただけで満足な会社もあるだろうし、契約につながったのかどうかもノーチェックの会社が意外に多いだろうけど、選ばれる会社、つまり契約まで至る会社が果たしてどれだけいるだろうか?までおそらく検証はしていない。理由は掲載していた時にそれを聞かれることはなかったからだ。
なのに彼らから出される契約率は、高い数値を示すが、かなり甘く見ているのでその信頼性はないだろうから、2:8の法則でいくと60社のうち12社程度で実は8割の会社は、経費の無駄遣いをされている事になるだろうと予測できます。
8割つまり50社近くがお金をどぶに捨てている閑散となるので、60万としても3000万であるから恐ろしくないだろうか?それこそ何かに寄付したほうが良い。
もちろん自由競争だから仕方がないという考えがこれまでの考え方なのですが、この無駄遣いされた販売促進の経費はどうなるのでしょうか?という事をしっかり考えられた方が良い。
それはその選ばれなかった会社で家づくりをする方が負担することになるわけで、結局雑誌を見て会社を選んで建てる方も、雑誌を見ないで選ばれない会社を選んで(ややこしい)建てる方も、どちらも負担しなければいけないということになるのです。
ご理解できるだろうか? 要するに雑誌に掲載している段階で既に経費が掛かるので掲載をしていない会社よりも高い可能性は大いにあるわけです。同じように経費が掛かるモデルハウスも同じ理屈ですからご理解できますよね。
この雑誌を見て会社を選んだり、住宅展示場に行ってモデルハウスがある会社に家づくりの見積もりを取るから驚くような高さなのです。
しかも結局は素人の消費者がその〝売り込まれる様々な情報〟を自ら判断してわからないまま選んでいかなければいけません。
あともう一つの問題点は、このような流れに家づくりの場合、選ばれる会社は、初期商談の段階の営業力、設計力が選ばれる理由となり、どれだけ現場の丁寧さや施工力の高さ、職人の教育や価格力などよりもそれらだけで選ばれているのが現実であります。
これって やっぱりおかしいですよね。
そんな契約できるかどうかもわからない事に継続的に高額な費用を払うよりも、これまでのお客さまやこれからのお客さまを是非とも満足させてリピートや口コミで紹介してもらうことにお金を費やしてほしいものです。つまり顧客満足です。
逆に言えば、顧客満足していないから紹介リピートがないので、雑誌へ掲載して次の新規客を探さなければいけないのですから、契約後の満足度が低い会社が名を連ねているのが家づくりの雑誌とも言えるかもしれません。
中小の家づくりをする会社は 是非集客にはお金より知恵と時間を使おう!
MOTTAINAI 経費の無駄遣いをする家づくりはそろそろやめよう!
ある工務店さんは、工務店から取らずに消費者からしっかり取るべき!と申されてましたが、確かにそういう形でサポートしている会社は東京には多いですが、それは単なる経費の上乗せをしているだけで、経費の中の集客・育成にあたるので工務店の経費から成功報酬としてもらうことが筋だと考えております。
もし消費者から別に費用を取るとなれば、自分たちは何のリスクもなくお客さんと出会いたい!といってるような事になるのでこれはどう考えてもおかしいだろう!という理屈になり、これこそ都合よすぎる解釈といえます。