これが、町の工務店の問題点
ある卸会社さんからご紹介されたので兵庫県のある工務店さんに訪問してきました。
お会いした工務店の経営者さんは、私の親父のようなご年齢。
今のほとんどのお仕事は、これまで工事された方からのご紹介のようですが、それは、経営者さんにお会いしてオハナシをすれば十分に納得できます。
おそらくこんな社長の会社に家づくりを頼んだら真面目に一生懸命してくれるだろうな・・・とは感じます。
さて、ところが、
それは、職人との長い間の信頼関係や現場で悪さやズルなどをしないだろう!というどちらかというとハードな部分であり、はてさて、プランニングや営業設計というソフト部分は、やはり職人あがりの経営者は、得意ではないだろうという感じが否めない
お手伝いされている奥さんや娘さんもホームページ作成など頑張られているようですが、決して順風満帆とは思えません。
となれば、今の家づくり、設計を含めてそのソフト部分では、どれだけ真面目にいい家づくりをするであろう会社であっても、消費者から選ばれることはない!という問題になってしまいます
実はこれ、逆も然りともいえ、そのソフトな部分さえよければ、契約になり、そのあとどれだけ対応や施工が悪く、価格に全く魅力がなくても、契約はされているのも現実です
消費者側の目線でそんなことを考えると、なんかやっぱりおかしいですよね。今の家づくり。
なんでもかんでも、ひとくくりになっているからでしょうね。
愚直で不器用ですが、真面目な人が報われなくて、今では、すっかりお付き合いがなくなった工務店さんなどのように、あきらかに調子だけがいい、口がお上手で提案など器用な人が、どれだけ過剰提案であっても問い合わせされる家づくり
こんな理不尽とも思える現象が相変わらず住宅業界では続いていますが、こんな事がいつまでも続くのかな?
でも、私はこの住宅&不動産業界でこの立場に置かれている以上こんな時期のこのタイミングでリアルな工務店の問題にもあらためて感じる事ができ、業界内の社員教育も含めて、なんとか陽が当たるようにサポートしたい!と考えております
でも、どうも当のご本人が、そこまで問題意識がないように感じますが、これが最も問題といえるのです。
これらは残念ながら センスしかないのです
■家づくり業界のプロもサポートします