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★あなたが建てた家の評価額から考える家づくり!?

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メモに貼ってあった手元に古い資料があります
でも これって本当かな?


そこには 中古住宅の物件価格が、どのように決まっているのかの計算式が書かれています


☆ 平均的な木造2階建ての建築費を坪当たり550千円
☆ 建物の流通耐用年数を27年とします


そして建物価格を次の計算式で算入します

 
延面積(坪)×〔550千円×(耐用年数-築後年数)/耐用年数〕


例えば 建物延床面積が32坪 
築後 20年の建物評価額は


32坪×142.6千円(=550千円×7(=27-20)/27)
=4,563千円  つまり 460万円だと。。。

※ただし専門的には外装や内装の仕上げなどを評価査定し品質格差を決定します。これに各品質等級別の流通耐用年数からの原価率を乗じて建物の評価を求める 

 

とあります

 

さてさて、これ読まれて皆さんどう思われます?
これが本当だとするとそもそも基本は坪単価55万です。

 
まずこれにしっかり着目してください。

 

坪100とか坪90万の家を建てても、評価は一律55万だということです。

  
あと長期優良住宅だ!とか何とかいってますが、そもそも不動産業界側の評価が変わっているのか?であります


長期優良だろうがなんだろうが、流通耐用年数は 27年!といわれれば、住宅業界がピーチクパーチク騒ぎ立て囃したてて、煽ってお金をかけさせての長期優良住宅って意味がなくなります

 

ということは、誰がメリットになるのですか?

 

もちろん!いい質の住宅を作りましょう!!という主旨はよーくわかります。
消費者にとっても良いことです

 
しかしながら、不動産業界の評価は、意識変わらず住宅業界が何を言おうが同じであるということなのです。

 
もちろん!将来見直されることを願っておりますが、そもそもしっかりと建物の状態を検査もできない不動産会社の人が、表面上の仕上げだけ見て、建物の評価を下すっていかがなものかな?と感じるばかりであります。

 
つまり仕上げは汚くなるのは決まってます。

 

でも、構造や基礎などいくらしっかりしていても何の評価の対象にもならない!という理屈になりますね

  

おそらく今の流通されている情勢を見ているとこれが今の実態でこんな程度である!と思います。

 
でも、逆に言えば、事務的に流しているということであれば、買う側さえしっかりと見れば、掘り出し物の中古が買える!ということにもなります。

 
例えば、新築時に先ほどと同じ条件で32坪の家を3000万で建てた人が売りに出したとします

 

その家が築10年で先ほどの計算でいきますとなんと〝1100万〟という低評価になります。


その住宅が基礎もしっかりしていて、構造もしっかりしていれば間違いなくお買い得となり、逆に建てた人がとても損をされます。

 
次にこんなケースを考えて見ましょう


同じように3000万で32坪の家を建てたが、なんらかのご事情があって1年で売る事になったとしましょう

 
この場合、プラス要因を無視して同じように考えるといきなり1695万の評価となります。


つまり、これはそもそも3000万の家が高い!とはっきりいえるのです。

 
それとは違い、2000万で建てた場合で計算するともちろん同じ1695万ですので8掛けです

 

つまり、頭金2割の意味も見えてきます。

 
はてさて、何が言いたいか、わかってきましたか?


だ・か・ら 性能や品質を求めながらできるだけ、経済的な家づくりを建てたほうが いい!という理屈なのです。


これで、サービスという名の営業経費という部分がとっても無駄に感じるかと思います

 
そもそもの基本の評価額は、坪55万。これをベースに少しの贅沢はかまいませんし、売る気がないならかまいませんが、資産として考えるなら、できるだけ無駄な投資をすることはないといえます。

 

だからこそ 経済的で無駄のない家建てましょう!ということなのです

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