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工務店の見極め方

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私は これまでに100社以上の工務店の経営者の方と会ってきました。
ちなみに建築家は 80名ぐらい?


その工務店の審査基準って何?
これ 知人から素朴に聞かれました。

 
基本的で事務的な事は、まずは決算書。

大工さんや職人さんに頼む家づくりではありませんので、お客さまから信頼を得るためにまず会社を経営している以上これが最初に重要な事だと思っております。

 

意外にここの部分を皆さんは、あまり考えていない方が多いです。

 

で、おそろしいほど借入をしていないか?
その借金は めどが立つ範囲か?
土地など買っていないか?
大丈夫?

 

てな事を書類上だけですがチェックします。

 

基本零細含む中小の工務店が分譲をしているようでは、評価を落とします。
理由は様々 なぜ分譲をする必要があるのか?です。

  
その他には、過去の実績や資料などを見たりしますが、大きいのは、メールを含め、経営者の言葉遣いやふるまい、人柄、そして事務所の雰囲気や整理整頓状態を見たりしています

 
しかしながら、推奨できないなぁ~と感じたり、失格、審査段階で落とす会社=経営者は、ほとんど同じ傾向にあります


 1.直接いわず間接的に登録を申し込んでくる
 2.自画自賛の会社
 3.返事しない
 4.決算書が悪い
 5.小さいのに経営者が見えない工務店
 6.看板だけに頼る 期待する
 7.人の話 意見を聞かない


1に関しては、傾向としてなんらかの力関係を利用してきます。

 

こちらとしては、いつも門を開けているのに、そういう腹づもりで動かれる方は、得てして腹黒い傾向があり、以前では、親会社の大◎ガスを通じて申しこんでくる会社は、碌なところがなかったです(笑)


2については、自画自賛するのは、自社の事が見えていないケースが多く、7の人の意見を聞かない事につながっています。

 

逆に言えば、そんなによければ、登録なんかしないで自分でしなはれ!という疑問がでます。要は、この場に及んで素直じゃないのでこのタイプは、手のひらを返すタイプです

 
3は、会社内でも時間がかかっても、丁寧に短くても返事を送ってくる人は、間違いなく、継続して意見交換や情報発信されます。

 

しかしながら、メールを読んだのか見たのかわからない方には、継続しては無理ですよね。ですので、その感覚がわからない経営者は、継続は無理!と判断します。

 

これって、きっと建て主にも同じ対応するんです。


4に関しては、ここ最近とても大切だ思う事です。やはり経営が圧迫することや赤字になる理由は、それなりの理由がしっかりあるなぁ~と実感しております。

 

お客さんには、身の丈に合った家づくりを!と言いながら、大手の真似をして、身の丈にあっていない経営をする方がどれだけ多いか。。。

 

投資さえすれば、必ず費用対効果があると思っている方が多いようです。そこに至るまでに何も対策できない、していないのは経営者として、会社としてダメだと理解しています。

 
5に関しては、単なるハウスメーカーの真似ごとをするフランチャイズに加盟していたり、コンサルティングが絡んでいる事が多いです。経営者より営業が前に出てます。

  

そもそもここでも、経費のかかる営業前線の部隊は、丸投げでは?の疑いが強く、本当に営業を必要と思っているのか?をよく考えていないので、ゼネコン気質が多いですす。そんな余裕な人件費は 中小の工務店には不要です

 
6もフランチャイズと同じですが、登録することだけや看板だけに今さら期待してくる経営者は、もう最後かもしれません。かなり血迷っています。動機が不純。長続きしません。ハウスネットの前身である際に痛感しました。


7についてこれは、一般でもお客さんに対しても言えると思いますが、意見を素直に聞かないところは 間違いなく自分でシャットアウトしているからで、継続はあっても、今後変わる事も伸びる事はないでしょう。

 

意見を聞かないのも自画自賛に多いタイプ。ホウレンソウをさせる指導する立場でありながら、ホウレンソウができない経営者は、とっても多いものです。

 

まして、誰に対しても横柄な言い方をする方は論外です。
おそらく ずっとその調子だと思います。

 
でもですね。普通の人の感覚であれば、皆さんも会ってみて、素直な視線で話せば 

 

 ん? なにかが違うぞ!? 


と何か感じるほど意外とすぐにわかるかと思います。


工務店に依頼する方は ぜひご参考に。

 

◆営業系の工務店は何を目指すか?

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