家づくりも、からくりがあります。
相変わらず、不動産会社も住宅会社もリフォーム会社も、誤解するような紛らわしい広告が多くて、消費者は振り回されてしまいますね。
では、わかりやすく説明しましょう!
あなたは、立ち食いうどんの看板を見ると「素うどん180円」ってあれば、安く感じます。
でも、今日は、気分的にきつねうどんを食べたい!と思っているあなたは、その価格を見ると430円ってなってます。
これって単純におあげが250円!?って感じるかと思います。
チラシの掲載価格は この【素うどん】の発想と同じです。
安く見える坪単価や本体価格、基本工事価格などはこの【素うどん】の価格なのです。
あとからつけるおあげや卵や天ぷらのエビなどは、別途でオプションで割高なのです。
こんなご商売の方法は、日常でも多いです。
街でよく見かけるカフェ。
スタバやドトールなどでも、コーヒーはそこそこでも、ついでに食べるパンなどは、結構それなりに高いです。
カレー屋さんでも、普通のカレーと比較するとほんの少しの具を何かのせると途端に高くなります
ご商売だから、そんなものなのです。
どこかで必ず帳尻あわせをしますから、本当に安いかどうかは、同性能、同仕様、同プラン、同工事内容で比較しなければわからないのです。
きつねうどん状態の価格と味で比較してはじめて適正なのか、安いと感じるのか、値段の割にと感じるのかであります。
もちろん皆さんが、家づくりでもその素うどんでいい!というならお買い得かもですが、素うどん状態で、完成ではないということが多く、それでおさまることなどありませんし、おさまらないように作られているのです。
そのおさまるはずない【素うどん】だけの値段をみて安いので・・・とハナシをすると結局は、一般と変わらない価格、いやそんなおとりのような告知をするぐらいならほぼ一般より割高な価格になっている事が多いのです
でも、カフェやカレー屋とは違い、とっても後味の悪い売り方をしているのが、この
住宅&不動産業界の広告手法であるといえます
■坪単価のカラクリ