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最初の坪単価は、なんやねん!

よく宣伝もしているとある住宅会社?というよりアトリエ系の建築事務所なのかが提出した価格の坪当たり53万。よくその会社が広告にも書いているような坪単価表示。

 

それだけ聞いているとへぇ~安いですね~と思っていたら、設計費用の300万弱は別でオプション工事も確認申請も外構工事も地盤改良も別途。それらを足すと坪70万以上に。

 

・・・笑えません。でも・・・笑いますよね?・・・笑えないか?


よくもまぁ~こんな子供騙し的な商売方法が成り立っているんですね。
凄いわ~ まぁ~ほんとに不思議で仕方がない。

  
しかも設計費用は、12%と高めなのに構造計算はさらに別で、噂からすると工事する会社から10%程度とっているらしい。。。


そりゃ~派手派手しく宣伝できますよ!

 

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でも、嘘みたいな広告をして心痛まないのかな?と思うが、たぶん麻痺しているんでしょうね。程度は知らないが、総額でそれなりに高くても、買う人も満足するからいいのかな?

 

なら 経済的に!とか、身の丈ハウスって言葉使うかな?でも確かに高所得者の身の丈と言えばそうですけど・・・

 

私には、やましい気持ちや後ろめたい事、心痛む事で出来ない。
消費者にもプロにも・・・です

 

儲けることが悪とは言っていないのです

 

研ぎ澄まされた資材などを採用して高級感のある家づくりならわかりますが、そうでもない仕上げなのに高級かのように売り込むって、単純に弱い者いじめにしか思えないという事ですから、こういう点で私はまず、このような会社にすることや経営者のようには、なれないでしょう。

 
そもそも彼らの出している施工延床面積がどうはじき出しているのかわからない。意図的に坪単価を下げるためにあれこれ面積に含めて分母を大きくしているだけにしか思えない。延床面積30坪が、施工延床面積41坪に化けてますから、それだけでも36%ほど増えてますから利益たっぷり出ますよね!


それにしてもよくわからないな~相手がプロでもこんなことするのかな?できないだろうな。。。きっと。

 

皆さん!!この坪単価の対象となっている床面積。これもご注意項目のひとつです!

 
普通、皆さんが意識するのは、建築確認申請上の延床面積の数字ですが、坪単価を下げるためには、少しでもその分母となる数字を大きくしたい。そのためにこの施工延床面積などとして、どこかに小さく書いているケースがあります。

 
玄関前のポーチも、ガレージも、バルコニーまで含め、よく考えれば2階の床、1階の天井のない部分の吹抜け床面積まで含めて、面積の換算をして金額で割ることもありますし、過去には、ある会社は出窓の出ている部分まで面積に含めていました。

 
しかも、必要である工事などを別途項目とした本体工事だけで割ります。

 

これによって消費者が、ぱっと見れば、安く見えるように誤解するワナでありますが、こう言った事ばかりに知恵絞る人たちで、こんな事を営業テクニックと思ってます。

 
さらに、小さい家より大きな家の方が、坪単価が落ちますが、その理由は、システムキッチン・システムバスなどの設備機器などは、小さくても大きくても価格は替わりがないので、部屋の面積などが増えれば増えるほど坪当たりの価格は、安くなるという理屈です。

 

おわかりいただけます?

 
よって、皆さんが価格を比べたり見るときには、表面的な坪単価だけで比較しないで、基準法的な延床面積とバルコニーなどの広さをみながら考慮すべきでしょう。

 

そもそも、オプションや設計費を含まないで家ができないのでそれなら含めろよ!という理屈ですし、自分たちに都合悪い事を省くな!という事です。

 
それにしても 最初の坪単価ってそもそも何の数字なんでしょうかね(笑)


売り手都合の勝手なルールで数字のマジックですので、皆さんは、そんな数字だけで騙されないでくださいね。 

 

■なんで色々と知恵を使って騙そうとするのか?

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