自分に合わせるか？間取りに合わせるか!?
阿倍野区でもあちらこちらで売りが目立ち始めています。
内３件ほど車を止めて雰囲気（人相？）の悪い人が待機して、お客さん待ちをしている現場がありましたが、自分たちがそうすることによって余計に近寄りにくいという事は分からないようですが、この感性がずれているという事をまず感じないと変革は永遠に無理だろうなぁ～と思うばかり。
そのように空き地と言っても、まだ建築条件付きや建売が多く、不動産会社はまだ空き家問題をリアルに感じていないかもしれませんので、資金繰りが大変で沢山倒産しそうですね。
先日も、あるお客さまと不動産会社のオハナシになりましたが、消費者の立場になれば、相手によりほんと怖くて不安になりますよね。。。ってな感じのオハナシ
チラシを見て直ぐに連絡すると色々と営業されるので、ある程度土地勘があるので自転車で適当に走って探すらしいのですが、環境が悪かったり、家そのものが変だったり、
そもそも建て売りの家でなぜ？こんな価格差があるのだろう。。。なんて不安に感じてくるらしいです。
私からすれば、ここで不安に感じるか、感じないで、これから先の居住性や快適や満足感は大きく変わってくるだろうと思っております。
超大手のアパートに住まれた方は、４か月ほどで出たらしいですが、２階の床に置いている携帯の音すら下の階に聞こえるほどの住み心地の悪さだったらしいようですが、確か建て方会社は、住宅のプロで上場会社でトップブランドなのにこのありさまですが、どこ向いて仕事しているのかよくわかりますね。。。
ほんと嫌いだわ～～よくも空き家問題とかエコだ！とか自然環境だ！と口にされるなぁ～と思います。
分譲のハナシに戻しますと、そもそも家の性能も造る工程も見ていないで見映えだけを見て買う！って、建て替えではありえないのです。
これが大きな違い。大きな買い物なら確認することはあるのです。
住まいだから余計にです
つまり、建て替える場合は、性能も仕様も構造も基礎も何もわからないまま、「まぁ ～ええんちゃう」ってな感じで依頼しません・・・よね？
でも、現実としてよくわからないから感覚は近い状態であるとも言えますが、建売を買われる方は、ほとんどがこの程度の感覚だけで買われるわけです
しかも、その間取りに合わせて自分たちが生活するので、だから住んでから「ん？」と
気づいたりする方が多いのです。
例えば、台所が２階で洗濯機が１階にあった場合は、確実にお母さんの動線が大変になります。食事をしながら洗濯するのに１階まで下りて干すために３階まで上がって洗濯ものを取りこんでから各階のタンスにおさめる。こんな事をほぼ毎日しなければいけないんです。
だから、部屋が散らかり、洗濯ものがどこかに積まれたままになったりするんです。。。そう片付かない家と化すのです。
ね！・・・なんとなく見えてくるでしょ。
またＬＤＫが２階にあって、１階に子供部屋なんて子供の教育としては最悪かもです。親の顔を見ないまま出入りするわけですが、そういう家族関係を希望されているならいいですが、こんな家族の生活を考えていないプランも、そのデメリットも伝えないで提案する馬鹿なプロも沢山おられますし、チラシや販促物にもそんなプランが沢山あったりしますが、特にマンションでは多いです。
玄関の横の部屋が子供部屋で、玄関あけてすぐに部屋に入って出てこない。親という立場でほんとうにそんな間取りでいいですかね？と思うばかりです
昔の長屋などは、確かにプライバシーはないけど、必ずどこにいても、気配は感じましたよね。顔色もしっかり見えてました。
この家の間取り。家を造る前に精一杯の想像力を働かせてくださいね！
すごく大切な事です。
家族関係が悪くなる家、子供がグレル家、変な事件が増えたのも、高度成長期に多く、建てられたこういう家にも要因があるという記事を見た事があります。
なのに、不動産会社が家づくりのプロだって言われてもねェ・・・
■ おかしなおかしな 今の家づくり
