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その家づくりの値引きは、値引きではない!?

弊社を見つけ、しっかり読まれ、何かに反応され、ご相談に来られるお客さまは、皆さん、ほんといい人が多いです。

  

だからこそ、人がいいので余計に気をつけてくださいね。

 

この時期の商談中の家づくりの値引き。2400万の見積もりで、400万値引きしてもらって、やったー!

 

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って発想だけは 絶対にしないでくださいね!

そもそも

  

相手が皆さんよりも上手で、これまでそれなりの場数を踏んでいるわけでして、口では何とか言いますが、損をしてまで契約をしようとすることはないのですよ!

  

そもそも2400万の見積もりを2600万にすることなんて簡単なんですよ。そういう会社ほど明細のないどんぶり勘定だから余計に簡単なんですよ!

 

想定している値引き分を上乗せすることなんて、普段の割引率を低くしたり、経費として上乗せして膨らませておけばいいだけ!と言う発想をしている会社は、とってもいっぱいあります。

   

もちろん!だからそのような事をする会社は、企画住宅として売っている会社が多いのです!!

 

でも、とにかく、皆さんは、ご自分でしっかりと比較検討することでわからない!と感じているその問題は絶対に解決します!

 

内容含め比較検討する! 

これが基本です 

   

しかしながら 業界は、経済的な家を売りたくないプロたちがいっぱいですが、でも、中高級路線を狙っている家づくり会社が、いま経営が厳しいようです。

 
元々は、ハウスメーカーなどは、住宅の工業化でコストダウンを狙っていたのに高く売れる中高級路線の居心地良さに安住して、仕組みも組織も高コスト体質でコストダウンは不可能となってしまいました。

 
そんな家づくりを見ていた販売を中心とする営業系工務店が、オープンな在来工法などを避けだし、加盟しないと扱えないようなクローズな工法などを採用し始め、付加価値をつけて大手をまねる始末。

 
ところが、消費者は、家族が昔ほど多くなく、性能や品質はこだわるが、大きな家や何かにつけて過剰な家づくりに対して、そもそもの疑問を感じたりされています。

 
つまり、市場と売りたい家のギャップが発生しているのに、残念ながらプロ側が、心地いい中高級路線の切り替えができない仕組みや考えになっているような感じです。

 
別の場所で暮らし始めた子世帯が多いので、実は実家を建て替え客する方も、さほど多くはないのであるから、古いニュータウン程売りに出されることになるのである。

 
だから現実には、これまで賃貸で住んでいた場所などの近くで土地からまたは中古住宅を買ってはじめての家づくりをする!という方が多く、そのために土地購入のためにある程度の予算がとられるので、ハウスメーカーが狙っている中高級路線などそもそも予算的に厳しくなる事が多いのである。

 
しかしながら、価格が安ければ、家づくりが未経験である消費者は、なにかと不安になるのも素直な心理であり、これが消費者にすれば、どうしたらスッキリするの!というストレスになるようであります。


標準の年収世帯の方々は、建替えのお客さんは、家の予算に3000万-4000万はかけることができますが、土地から買う人がこの予算とすると住宅は、1000万台もしくは200万台前半ということになり、これらの場合では、ほとんどの方のイメージは、土地2000万、建物2000万という感じです。


となれば、中高級路線ではなく、どれだけ経済的にいい品質のいい性能で満足できる家を建てるのかがポイントになるのはすぐにわかります。


土地含めて、少し予算をこえて4200万になるかもしれませんし、土地含めても3000万以内でおさめようとされているかもしれませんし、3800万でできればよし!とも言えます。


これは 人それぞれ。

 
中高級路線を狙っているハウスメーカーを含め、家づくり会社の言える事は、どうも

 

 高所得層だけがお客さん

 

と思っている傾向が高くて、高級路線を打ち出す事が、ブランド力と勘違いしている感じがします。高級路線を売ることで、イメージも上がり、自分たちのモチベーションもあがり、写真の見栄えもよくなり、その路線をさらに打ち出しやすいと考えているようです。

 

建築家と・・・というケースの写真がわかりやすい事例かと思います。


高級路線となれば、もちろん結果的に高利益もとれます。

 
家づくりをした事がない方も、これを読めばなんとなく、彼らの態度や行動言動の意味がきっとわかるだろうし、家が高くなっていく理由もわかるでしょう。

 
どうも、この住宅業界は、大手になるほど2000万以下の家づくりをする事にあまり気乗りしないようでイメージダウンを持っているようですが、これって、プロ側の勝手な偏見なのですけどね~~


私は、建物で2500万でも十分な予算と感じています。2000万でできたら理想かな?とも。そのために高騰した工事費をおさえるために、間取りなどをシビアに考えないといけないですが、そんなことをしっかりとできる事を最大限に考えましょうと。

 

考えも対策もしないで妥協で家づくりはしたくないですよね


同時に言える事は、経済的な家づくりをする事が決してイメージダウンにはならない!という事ですが、どうもプロ側が勝手な偏見で、安い=粗悪と思いこみ、経済的な家づくりの仕組みも改めないで、安易でありながら高い工法、高い仕様などの高級イメージを押し付けて中高級=ブランドと思っているようです

 
それはそれで、仮に他社で4000万かかるものでも、3200万程度でできれば、悪いイメージなんかにならないのですが、プロは、4000万の家の方がブランド力があると感じているように思えてしまいます

 
今ご活躍?しているのか 危ないのかわかりませんが、某工務店の経営者が口にした言葉


 「2000万以下の家なんてやってられない」


おそらくご本人は心ない発言なのでお忘れかもしれないが、言われた私はしっかり覚えていますが、だからこんなことを陰で口にする工務店の経営者が存在するのだろう


こういう経営者と相反する私が縁が遠くなるのは、あたりまえといえばあたりまえで無理もないですが、家づくりのプロ側のエゴ 

 

これを何も知らない消費者の方々が、政府や補助金と共にご最もらしいように押し付けられている感じがする今の家づくりです

 


■ 経済的な家を売りたくないプロ達

www.ie-par.jp