家のプランニングと価格について その1
ホームページを見て相談しながらも、こちらのアドバイスを頭から否定する人からは何も生まれない!てな考えで、せっかく作った資料が没となるので捨てないで、追加する資料含めて、こちらを読んでいただいている皆さんにお伝えして、自分たちでもプランニングの考え方の基礎ができるように有効に使おうと思います。
同時にこちらのブログを通じて、一日ひとつの家づくりの講座のような事を全国の方へ発信して、業界の方よりも家づくりに関しての常識人がひとりでもできればいいかも・・・とほんの少しワクワクを感じております。いつも何かがひらめいて正解かもと思った時は、武者震いと言いましょうか、ゾクゾクとしますがこれがいわゆるアドレナリンなのでしょうかね?
では、まず道路と敷地の関係の基本的な考え方。
敷地に対する接道が南側の場合は、単純に敷地の価格も高く、道路側から明るさを確保します。余裕があれば、東側も空けて・・・です。
しかしながら、洗濯物は道路側に干す事になる事をよく考えた方がいいです。しかも最近は花粉などが付くので外に干されることを嫌う方も多いです。
デザインに拘る割に洗濯物をおもっきり干す。もちろん干せないバルコニーも困りますけどね。。。よって住まい手として、道路側に洗濯ものが見える家でもいいのかであります(笑)
次に道路が北側の場合、どのように明るさを確保するかがポイントとなります。逆に言えば、道路側に明るさが期待できないので、窓を最小限でとどめる事が出来るので、非常にデザインがしやすい家となります。
例えば 極端にえばCMのようなこんな感じも可能です
でも 若い時はまだいいかもですが、年齢を重ねた時に果たして恥ずかしくないのだろうかも考えたほうが良いです。
次に東側道路の場合、朝の気持ちいい陽射しは期待できるでしょうけど、東側だけなら昼までとなるので、どうしても南側も空地を取った方がいいですよね!という理屈になります。
一番条件的に厳しいかもしれないのが、西側道路かもしれません。あのクソ暑い西日はストライクとなるので避けたいが、採光は確保しなければいけない。しかも、朝や昼からの陽射しも欲しい・・・てなことになります。
そう考えれば むずかしそうでしょ。
それらを絵にするとこんな感じになります
これを踏まえて建て売りの間取りなどを見ると、どれだけセオリーを無視されているのかが、よくわかるかと思いますので、是非ご参考にしてください。