住吉区の耐震・断熱性能向上間取り変更大規模リフォームのご報告
日曜日のしとしとと降る雨の日。丸裸のすっぽんぽんになったという事なので住吉区の現場に行ってきました。
元々建て替えも検討されていたお客さまですが、面積が狭くなる事など犠牲になる部分が大きいので、今の骨組みを残しつつ、間取り変更もして耐震、断熱性能も向上させる工事をします。
ツイッターで施主さんがフォローしていただいてるようですが、メールも届いて、やはり骨組みになるとこれまでの家族の生活が浮かび、感慨深いようですが、これからもまだ長いので是非ともこれまでを感謝しつつ、次へのステップだと思っていただきたいです。
この大規模リフォームは、新築で言われるいわゆる上棟の状態に一旦戻しますと素人の方が見られても、構造がよくわかるかと思います。
では 写真を見ていただきましょう。
屋根の下地が隙間だらけなのもよくわかります。当時の工事でよく下地として利用されていたバラ板です。
階段があった部分を見上げています
意外な構造の組み方はリビング南側。吹抜けでもするつもりだったのかと思えます。
新しく階段を設置する場所ですが、補強も難しくていつも難題を職人さんに依頼して申し訳なく思いながらも…
通し柱が思ったより少ないなぁと感じつつ
数少ない通し柱が唯一腐食していたが、元々お風呂があった場所ですから仕方がない
床は想像した通りでこりゃぁ~寒いはずです。
ちなみにこのコンクリートの床下は、大阪市内でも昔よくあった混構造でRCだから、床暖房ならぬ床冷房の状態なのです
こうして新築で言われる上棟の状態まで素っ裸にしてすっぽんぽんにしましたので、耐震補強も断熱性能もしやすくなるのです。上っ面だけのリフォームをしてももったいないだけのすっからかんリフォームです。