家づくりのご予算の伝え方
来月は 決算の〆となりますので、住宅業界は業績に関わるのでなにかと慌ただしい月となるかもですが、くれぐれも中身の決まっていない状態で契約する事だけを急がないようにしてくださいね。
そんな折、これから家づくりの見積もりを依頼する方にアドバイスをいたします。
そのご予算を言う際には、予算をしっかりと少し少ない目に言ってください。
これ ポイントです。私はプロに伝える時に程よいさじ加減でそうしております。
例えば、あなたがご予算3000万とするならば、必ず彼らは、少しでも売上や粗利が多い事を目的とされるので、3000万の家づくりにしかなりません。
3000万もいりません。2500万で可能です!・・・なんて事は言いません。
あなたが、3000万!というからには、3000万をしっかり出してもらいましょう! 嫌々これからその気にさせて ヒアリングして できる事ならもうちょっと出してもらおう!
そんな感じで家づくりを進められます。
それもこれも、消費者側が、初めて経験する家づくりであり、その価格の感覚がないから、気が付けば、彼ら売り手側が主導権を持つ家づくりとなって、できるだけ提携先の銀行と一緒になってローンを融資枠いっぱいに組ませる家づくりをされます。
銀行は金貸し業 確実な人に確実な条件でお金を貸したいわけですから、あなたが仮に銀行が貸したい人であれば、その貸せる金額MAXの家づくりとなるのでくれぐれもご注意くださいませ。
また、売り手側との認識の違いでよくあるのが別途やオプション工事
解体がを含むのか含まないのか、地盤改良の費用はいくらぐらいなのか、外構はどの程度の予算組でそれが適切なのか?
設計費用や諸経費や別途、オプションなど全て含むという事もしっかり伝えるべきです。
もちろん!これは建築家にでも同じことが言えます。
プロデュース会社に支払う費用を含めてなので同じ事です。
その建築家への報酬を含めての予算である!という事を伝えるようにしましょう。