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自然災害から学ぶ事

台風から数日経過しましたが、色々な報告を受けており、現場が大変な状況になっています。

 

まずは、保険会社が全く電話がつながらないようです。よく考えれば、事故や火災と違って、事故は個人、火災保険は現場周りの数件ですが、地震保険なんていうのは、地域一体でなりますので本当にどこまで保険で対応してくれるのかとなりますので、保険会社とすれば、できるだけ払わないでいい方法を考え、大阪北摂地域の地震と今回の台風で、支払いできないので倒産させて会社名を変えるという選択もありえるかもですね。

 

病気でも支払いたくないために該当しないとして裁判をおこして長引かせ相手がその間に死亡してしまうという話も聞いたことがありますが、〝保険〟というのもよく考えて入らないといけないです

 

保険はさておき、現場の話ですが色々と大変で、これは、新築市場にも必ず影響してきます。

 

 

まずは ツイッターから

 

私もこれをリツィートしましたが、これが実態でして、ある住宅会社は120棟以上の電話があり、昨日電話ありました工務店は、既に50棟以上の電話があったと申されていました。

 

現場対応とすれば、屋根屋だけではなく、大工、電気屋、内装屋などが一緒になって対応されているようで、ある工務店さんからのメールでは

 

台風災害は、想像以上でして 瓦職人、板金業者、外構エクステリア職人など 全く予定がたっていません。特に瓦については年内工事できなくなっています。ブルーシートもホームセンターから消えていますし、大変な事になっています。

 

とメールが届いておりますのでツイッターの情報は本当という事がわかるかと思います。ちなみに外構エクステリアは、車庫の屋根の工事です。

 

もちろんいち工務店ですので、各社に声掛けすれば…可能性は広がるわけですが、職人とのこれまで関係性もあるので、こういう時こそ対応の差が如実に出るかと思います。

 

職人の立場で考えてみてください。価格を叩かれてまだけいつも多い下請け関係の会社といつも気持ちよく仕事をさせてくれる会社では、こういう時こそ、義理と人情で動かれる方が多いかと思います。

 

ちなみにすごく対応が早いなぁと感じた工務店は、自ら大工もする工務店さんは、とっても対応が早かったです。

 

また今回の事で古い施工方法の瓦がやはり問題と感じています。

 

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従来の瓦は、土でとめるようにしていますが、その土が何年も持たないのでカサカサになり、耐久性もなくなりただ乗っているだけの屋根となり、雨漏れの原因でもあり、そのメンテが大変になるので、これらのような屋根は、職人も限られるので、今は無理ですが軽いものにした方がいいです。

 

また各職人が減っているので、今後、屋根屋ではなく大工ができる外壁工事と屋根工事を開発される事がよろしいかと思います。といいながら大工も減っていますが…。

 

5年後10年後かもですが、メーカーに提案してみます。余談ですが、例えば天井高さの内装建具は、15年ほど前から造ればいいのに!とずっと提案をしてましたが、笑って交わされ続けて気が付けば どこの会社も作ってました。

 

今回の件でも改めて認識したことが、家のメンテナンスについてで、自分たちでできるなら言うことないわけですが、こういう時いつも頼らなければいけません。

 

映画などでもよく見かけますが、海外などは、外壁塗装などは自分たちでしています。街歩きなどの番組でもよく塗装をされています。

 

この自然災害を期にできるだけメンテのしやすい家を考慮すべきではなかろうか?自分たちでできる家のメンテ。屋根も上がりやすいように設計したり。。。

 

家を建てた後に同じぐらいの費用をかけてメンテリフォームするという事が避けることができて、かつ職人不足にも対応できるわけですから。

 

そういう意味でもわが家のような3階建てに大きな疑問を感じますし、小さな平屋がりそうですし、せめて2階建てでも素人でも屋根に上がりやすい形を考慮したいものです。

 

しっかりとこの立場で考えます

 

housenet.jp