ほんま けったいな業界
手元にある大手のまるごと大規模リフォームのチラシ。少し古いですが、毎回しっかりとしたカラーのチラシで、現場の都度作り込まれています。
そう それだけのコストかけます!かけれます!!(笑)
ただ、以前と違うのが、特徴が10と以前より増えてます。
おそらく説明不足だったのかな?
この解体してみないとわからない予期せぬ出来事もありえるリフォームの世界を更地から建てる新築とは違うのに不動産会社ならではの発想でドンブリ勘定で済ませよう!としたら、そりゃ~上場している会社としては、コンプラだなんだと説明義務はたくさんいる事なので、たぶん何かと誤解やトラブルがあるのでしょうかね。。。
それを防ぐために必死で書かれている感じはあります。
さて、その特徴の部分ですが、私からすればかなり曖昧に感じるのが、以前は〝建て替えの半額〟と〝工期は建替えの半分〟と書かれていて、当社比となっていましたが、今は、気がつけば〝7割〟というニュアンスに変わってます。
まぁ そもそも人それぞれのイエ。規模も内容も違うのにそんな事を感覚的なものを比較してあえて書くとトラブルのもととなる時代ですし、当社比なんて言い出したら、どうにでもかけるような気もするものです。
次に 安心に完全定価制(木造住宅に限る)希望による追加は除く・・・
これも、ごもっとものような気もしますが、依頼する側は、何が入っているのかをしっかりと確認しなければいけませんので気をつけてください。特に見積もりの明細がないという事は、そのあたりの確認を怠ってはダメということになります。
現場で何気に見せられていた内容は実はオプションだらけなんてよくある事ですから。
次に〝耐震補強なにがし・・・ただし、構造によってできないケースもあります〟・・・ん??
これって工事前、契約前に伝えてくれるんですよね?工事して、できないって事ありえるってことなのかな?考えれば考えるほど言い方が曖昧だなぁ~。
それにしても、さすがに価格表示が一切なくなりました。何かと高くなったのかな?と。それとも価格表示が大きな問題になったのかな?とも。
〇〇ホームと同じようにチラシを見て問合せして商談したら最初にあの価格でできない!なんて言ってクレームが増えたからでしょうか?
それこそこの会社のまるごとリフォームは、以前は引っ越ししなくていい!を売りにしてましたが、それも今では書かなくなってましたが、そりゃそうですよ。リフォームのあの音と埃で住みながらの時は、それだけで精神的にまいってしまいます。
お風呂だけとか、ある部屋だけのリフォームの場合は、住みながらも可能なのですが、ある程度の規模になりましたら一度引っ越してもらって、一気に工事をした方が期間も短く理屈上は、工事費用も安くなりますよ(段取り悪い会社は別)
なお これらは推測にすぎずわかりません。
でも、大規模リフォームの場合は、特に色々な建築条件があるのにこれをドンブリ見積ですますというのは、必ずどこかにしわ寄せいきます。
家全体の窓の窓の大きさや数もどの家も違いますからね~
そりゃ、それをドンブリ勘定とするならば、売る側からすればリスクがないようにやや高い目に設定しておけば、売る側には安全側になりますのでそれでOKですよね。。。
・・・ちゃいますか??
で、利益分をしっかりとってから、下請けにまる投げ発注。その額は7掛ですかね?6掛ですかね?
その丸投げを言い方変えて、親方制ってねぇ。。。(笑)
その発注する協力業者(下請け)にもドンブリなんですかね??
素朴な疑問ですが、どんぶりで進むこういう現場って誰がしっかり押さえるのかな??
そんな話を過去にその仕事(協力業者)をした方からお聞きしましたが、いいのかな?今の時代にこんな家づくりが成り立って。。。と思ってしまいます
もちろん、ご商売としてはよろしいかと思います。でも、家づくりとしては、私には疑問で仕方がない。なぞ?だらけです。
これが、私個人の正直な感想ですが、これも人それぞれですからね~~
工事の監理も設計もしない、責任も感じていない営業の仕事をなんでそこまで過大評価するのかな?
この業界、いわゆる〝けったいな業界〟です