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リフォームもお肌と一緒で・・・

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的を得ている質問がきましたので ご参考に。。。。


早速そのご質問内容

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どんな改築をすれば、どのくらいの期間と金額が必要なのかを知りたいです。とりあえず、水周りはそうなに長く使えないことだけわかっています。どうしたものか少しづつ考えている途中です。


では その回答>>>

まず更地から建てる新築と違い、リフォームの場合は、その価格の差は、工事範囲とその工事内容の差とお考えください。

 

具体的に言いますと内装工事であっても、クロス→下地→胴縁→柱【断熱材】となりますので、クロスだけを綺麗にするのと柱などの腐食部まで交換・補強するリフォームでは、工事内容が全くちがいます。つまり価格はあたりまえに違うのです。

 
チラシなどで価格を安く見せている【安いと感じる】表示方法やその内容は、ほぼ前者と考えた方が良くて、それらの中には、古いクロスやタイルの上から、それらを一切撤去せずに、上から張るだけのリフォームをする会社もあったりします。
  
下地などがしっかりしているならまだいいですが、腐食していたり、断熱材などが入っていない場合などには、この手法は疑問が残ります。


そうです お肌と一緒です

 

もちろん依頼する立場の消費者がそれでいいというのであれば、なんの問題もないのです。

  

また設備機器に関して、ある程度の希望をまとめて、例えば、食洗が欲しい!とか、カウンターは人工大理石で・・・など程度でとどめ、調べもしていない段階でメーカーはできるだけ指定しない方が、消費者に有利になります

 
それは、仮にメーカー名を出した際にその見積を依頼する会社が、はたしてそのメーカーを得意としているのかどうかという事に影響され、同時に希望しているぐらいだから少々高くても買うだろう!という心理が売る側に働きます。
 【この点、新築の家づくり会社の多くは、標準仕様として指定してきます】

 

ですので、ある程度のイメージを抱きつつ、たまたま気に入っているメーカーだったらうれしい!ラッキー!という程度にとどめておけばいいと思います


しかも、どこのメーカーでも2から3タイプのグレードのキッチンが用意されていますので、安く購入できるシリーズは、細かい点でのそれなりの理由があり、安いシリーズの高いグレードを買うより、ワンランク上のシリーズで安い扉を選ばれると長持ちする理屈ですが、でも、その購入できる価格の差は大きくなります。
  
ぜひ、こんな事を今後のご商談の参考にしてください。
 
また価格の差は、組織の規模の差にもなっており、売る体制などにも多少価格は影響していて、営業マンが多くいる組織で規模がそこそこ大きいところは、経費もかさむのであたりまえの理屈で、価格は少し高くなります。

 

微妙で細かいハナシ、原価管理が甘い担当者がいても価格は高くなります


実際、工事された方が、どこまでの資料で、どのような工事をおこなったのかを見せてもらうだけでも、説得力の差が出てきて、皆さんが選ぶ基準の際の参考になるでしょう。

 
熱心に図面や資料をファイリングしている会社と全く資料もない、ファイリングもされていない1・2枚の図面のみで工事する会社なら、どちらに依頼したいですか?となりますので、そんなこともちょっと考えてみてくださいね


なお、あたりまえのことですが、リフォーム会社(担当者)に尋ねれば、もちろんリフォームを推奨してくるでしょうし、ハウスメーカー担当者に聞けば、一方的に建て替えを進めてきますので、その点は、よく割り切ってお考えくださいね。


ということで、リフォームをお考えの方は、是非ご参考にしてください。

 

楽しいはずの家づくり 

 

商談段階からこんなはずではなかった!?は、既に失敗のはじまりかも・・・。
楽しくできるパートナーと家づくりしてくださいね。 

 


理想の相手をドンブリで考えないで設計と施工で探しましょう

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