まだ昭和の時代を引きずる家づくり!?
そろそろ変わってもいいのですが どうも変わる気配はないですね。
この住宅業界では、中小で営業を重きに置く体制の会社ほど途端に景気に左右され、経営は厳しくなるでしょう。特に土地などを買って在庫を抱えている会社などは意外に多く、これからますます厳しくなる事でしょう。
景気が良くて、売れているときは、チラシや雑誌などの広告宣伝もバンバンして、社員も多く入れて、組織も大きくなって…
少し前のメーカーやゼネコンをみれば、この傾向はよくわかると思います。
ところが、景気が悪くなるとこれまでしていた広告宣伝会社に乗せられて作成したバカみたいなツールや広告などを急に “無駄” と判断して縮小したり、最後には、必ずしなくなったりします。
究極になったときにしなくていい事なら、最初からしなければいいのに・・・。そもそも元々本当に必要かどうかを最初からしっかり考えるべきなんですけどね~~と思うばかり。
更に交通費や文房具など小さな経費を削減したり、いい時に雇った毎月、毎日経費が必要な社員などは、すぐにやめさせることができないので、さらに厳しく状況に追い込んでその結果、ゆっくりした家づくりを考えている人までにも、様々な方法と手法で囲い込みをしたりして、結局は、余裕がなく全てを追い込むようになったりします。
これが、家づくりの悪循環の仕組みです。
他社との差別化図るためにモデルハウスや高いツールや広告宣伝、高い経費を持っていく営業マン。本来これらをなくせば、必ず無駄のない経済的な安定した家づくりができます。
でも、会社として必要であるならば、消費者であるお客さまにとって本当に重要で必要な存在になってほしいと思います
いま厳しいのであれば、つまらないテクニックを使おうとするのではなく、経営者、責任者とすれば、安易な方法での差別化ではなく、本当にお客さまが望む家づくりをまずは、頭に沢山汗をかいてしっかりと考えるべきであると思いますが、消費者の方はどのように感じられるでしょうか?
昭和の時代のイケイケの体育会系の家づくりはもうやめていただきたい。
■ 家づくりより営業テクニックが優先!?