素人さんの為の家づくりい・ろ・は

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17年前の主旨から・・・

資料の掃除をしていたら、17年前のサラリーマン時代に作成していた資料が出てきました。当初の考え、主旨、強い思いなどが、我ながら力強く書かれていますが、何か憑りついていたのかと思うぐらい自分の言葉とは思えないぐらい熱いです。

 

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この頃は、この住宅業界に対して、強い不満と不安を覚えていたのでしょう。
それにしても我ながらたくましいです。

 

ですのでよい機会ですので〝令和〟を迎えるにあたり、こちらのブログは無料ブログなので、おそらくはてなブログがなくならない限りずっと残りますので、考えをしっかりと書き残すようにも致します。

 

有料のホームページとかは、固定費がかかりますのでそれを解約したらすべて消えますからね。。。と思っているからこそ、こうして無料ブログに掲載して偶然にこれをお読みの方に読むだけで理解していただこうと思ってます。

 

 

資料を作成していた時代では、おそらく当時加盟していた工務店(ほぼ今はお付き合いありません)に対して、加盟すりゃいいもんじゃないぞ!とか、モデルハウスも使えないのか!とか、変なプランをするな!とか、上手に商談もできないのかよ!と感じていて、自分がリフォーム営業していた緊張感とはあまりにも違っていたので、よくこれでこの人たちはご飯を食べていけるなぁ~と思っていたものでした。

 

それでもその当時は、それなりに各社それなりにお仕事あったようですが、今では多少各社の意識も環境も変わり、今では中小の代表である工務店でありながらハウスメーカーの真似事をしている会社は多いのですが、以前よりは、消費者にとってはましになったと思いますが、17年経過した現在では、今度は下手な営業手法を覚えたがためにハウスメーカーと同じように相手は素人だからとやや上から目線でまだまだ消費者は安心できる家づくりの環境とは言えません。

 

元々家づくりのサポートが必要だなと考えはじめた疑問(きっかけ)は、既に15年ほどの建築業界で経験がある私が自分の家を建てる時にどこかの業者に依頼するだけで何もできないのが現状でした。

 

当時は、設計はできても土地がない。土地をおさえるためには現金が必要。マンションを売っても借金が残る。土地があっても建築条件が付いている。その家づくりをする会社は、お世辞にもとても良いとは言えないし、違反をすれば売却時には資産価値が落ちるだろうし、中古を買ってもリフォームローンが組みにくくなるし、当時は鉄骨と木造、RCと木造など混同した構造が多かったし、断熱材をしっかり入れている建物も少なかったし、市内の建売などはどう見ても壁量が足らない違反建築が売られていた。

 

だからちょっと知識がある業界人は建売などとてもじゃないけど買えなかった。

 

かといって、建築経験のない消費者が資料や構造などを見ても聞いても、何が悪くて何が良いのかわかるはずなどないし、私のように土地のないモノが土地と住宅を分けて、しかも好きなように注文住宅を建てることなど出来ません。

 

仮に著名なハウスメーカーに頼んでも資格もない人が、心も込めないで素人のようなプランをしてつまらない家を設計され、説得され、押し付けられ、自分が建てる家に広告宣伝費、展示場代、立派なカタログ、この無駄なプランを作成する営業担当者の報酬を含めた経費が計上されているかと思うとそれこそ消費者の横で良し悪しがわかる人がとなりについてあげないといけないのでは?と感じた次第です。

 

冒頭の工務店は、17年ぐらい前の初期のころは、商談もできないプランもできない、モデルハウスがあってもどう利用したらいいかわからない、どうフォローしていいのかわからないなどのないないづくしで「見学会をどうしてしたらよいかわからない!」と言っていた工務店が、一度経験して次第に慣れてくるといつの間にか鼻が伸びて私にウンチクたれるようになった方もいたのですが、そういう方は、〝感謝〟を忘れるタイプですのでお客さんを大切にできないだろうなと思ったので距離を置いたり、中小ならではの余裕のない会社が加盟店には多かったですね。

 

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当時のモデルハウス


まぁ、そもそも絡んでくる建築家も色々と問題がある事も設計事務所出身だからわかっていまして、彼らと家づくりをすると仕入れ価格もよくわかっていないのに予算にあっていない良い素材を指定したり、高い設備機器などを進められますし、根本的な事は、建築家誰もが良い設計をするとは限らないというリスク。採用しないプランでも費用が取られるという現実の恐ろしさを考えると消費者に気軽に推奨できないなぁと考えた次第です 

 

・・・長くなるので次回へつづきます。