依頼先選びと結婚相手選びは似ています⁉
よく「土地探しの時期から建築家や気に入った工務店、ハウスメーカーと一緒に探したらいい」というけど本当だろうか。
その建築家の家でしか建てたくない!その会社でしか嫌だ!というなら競合なしで全信頼を置いてその方法は良しだが、そもそも何を根拠にその信頼をその相手に置くことができるのだろうか?他の人との違いは何だろうか?と思う。
その信頼を逆手にとって、過剰で高く売られる事は目に見えている。だって素人相手に自分たちは、売上利益を追求しているわけですから、そういう心理になるのがあたりまえ。これが組織的な縦割り会社の家づくりで営業という立場になればなおさらであります。それが企業というものです。その点を甘く見てはダメです。
実は、企業選びの際には、結婚のパートナー選びとよく似ています。
ホームページや雑誌や掲載された記事や写真などだけで判断される方は、ミテクレの容姿だけで判断して結婚相手を決めているような事ですが、それでうまくいくと思われますか?
ミテクレの容姿に関係なく、本質の部分を見極めて相手選びをするという点ではほぼ同じことかと思います。
容姿がいいというだけで勝手に偶像を作り上げ安易に信じ込んで、結婚(契約)してからあとからこんなはずではない!などと後悔されている方がどれだけいる事か。
そのためには思い込みではなく理屈や根拠で相手選びをするという事で、容姿や身なりと話口調だけで判断するから、詐欺師というものが存在するのです。
こんな事を書いて読まれている時は、ご最も!と言われる方が多いのですが、いざその時になったら見事に容姿や身なりだけで判断する方が非常に多いのです(笑)
どなた様も工務店やリフォーム会社、不動産屋などをイメージだけで怖いと思っている方が多くおられます。これもイメージや容姿や身なりだけで判断しているともいえ、その期待通りの方も実際に多いのですが、上のオハナシの逆パターンで、だから住宅展示場に足を向いたりする心理が働くのです。つまり容姿や身なりがいい方へ。
最近では、それに気づいたイメージ悪い方々が、無理をしはじめて容姿を良く見せようとし始めたのは、業界にとっていい傾向なのですが、どうも同じようなコピペができただけで、良さげに見える会社ばかりが増えて、大切な本質は、ますますわからなくなってきているのです。
例えば、住宅展示場のモデルハウスは、売り込む商談の場としては素晴らしいつくりかもしれませんが、全く生活感がない家となっていますが、マイホームづくりというのは生活をつくる場ですので、このあたりがしっくりこない空間とも感じる方が多いようです。
だからこそ、予算や仕様や性能が希望と同じ建物をひとつでも多く見る方が、効果が多大となります。
家づくりを進めてみるとご経験されますが、まだお互いの事をよく知らない時に相手側(つまり住宅会社など)から早い段階で契約してください!と言われることはしばしばです。これって上の話で言いますと、よく知らない相手から結婚してください!と言われている事と同じですが、結婚できます?怖いですよね。。。それを相手が求めているのです。
俺いい男 年収あるし 人格もいいし ミテクレもご覧の通り なぜこんな相手と結婚しないのか意味がわからない!という感じで物申されているのと同じなのです。
また 理由は明快ではないが、人がそれぞれ感じるなんとなく…というのも実は当たるものでして、それが相性というのかもしれません。小さい時からこれまで人は誰しもなんとなく合わないという方がおられるかと思いますが、それが相性。
全ての感覚が正しいとは言えませんが、正解の時も大いにありでそれがおそらく直感につながるのではなかろうかとも思っております。
そんな意味でも価値観を含め、相手と一致している方が良いので、やっぱり結婚とよく似ていますね