適材適所の家づくりの選択
大阪市阿倍野区阪南町の大規模リフォーム工事が始まっております。
このご家族は、現在賃貸マンション暮らしで、今回親御さんが亡くなったので奥さんの実家を大改造でリフォームして暮らしますが、色々な会社にご相談されたものの、恐ろしいほどの価格だったので、弊社にご相談があり、要望をまとめ、要望内容にふさわしい家づくりをする会社さんをご紹介いたしました。
その会社は、これまでも多くの実績もあり、価格も適正で、アフターも丁寧なので確実な会社だったので、これまでの対応で既に満足をされています。
性能も向上する大規模リフォーム 楽しみです。
そんな意味でもタイトルのテーマ
現在メールでご相談のある方にご説明したので、ここでもオハナシをしておきます。
家づくりをお考えの方にお尋ねしますが、工法は、〝木〟とは考えているけど具体的には、工法まで決めていないあなたなら、どちらの会社を選びますか?
A社:○○工法で推奨・対応している
B社:○○工法も在来木軸工法もツーバイフォーも提案でき比較検討できる
A社は、ハウスメーカーでよくあるケースですが、鉄骨系やツーバイ、在来工法などそれぞれが自社の決まった工法で提案されますが、逆に言えば、それ以外は否定します。最近フランチャイズに入っている工務店もこんなケースは多いもので、中小の住宅会社でも、工法は一つだけの会社が多いものですが、B社などは、メリットデメリットを含め、お客さまの要望に対して適材適所な工法を提案できる会社であれば良しです。
これは企業にとって、かなり非効率とも言え、数はこなせないかもですが、だからこそ工務店としてあるべき姿であり、偏りや固定概念がないためにベストな工法で提案してくれるとも言えます。
あなたの家づくりの場合は、この工法がベストでその理由は…となります
と説明をしてくれますので、住宅会社を目指さない中小の工務店の姿は、資本がない代わりに本来こうあるべきと感じております。
自分たちが手がけてきた家づくりの基本となる在来木造工法を頭から否定する工務店は、そもそも、いかがなものかな?と思います。
その会社しか扱えないような特殊な工法は考えものですし、特に加盟しないと扱えないような特殊な工法は、この先もずっとあるとは言えないものですので本当にいいのですか?と言え、供給先がや~め~た!と言ったりしたら、どこも面倒みてくれません。
建てた工務店が、万が一なくなった際にその後のメンテをどこの工務店でもできる
というわけでなくなります事も考慮したほうが良い
つまり在来と違って、先々大きなリスクもあるという事で、そこのところをよーく考えられた方がよろしいです。
ノーマルが一番なのです
■ 加盟しなくても使える工法で建てましょう