最も興味があるのは・・・数字 そんな世界
気が付けば、今年も残りは45日。おそろしいですね。
皆さんもよくご存知のように組織というのは、数字を追っかける宿命で、家づくりを携わる会社ももちろん同じ。
今月の契約は? 売り上げは?
建て主もその担当である営業マンさえも、どれだけゆっくり考えて建てたくても、会社に資料請求の情報が行き、担当者が決まった途端、上司は、進捗やフォロー状況を聞いたり、いつ契約できるのか? そんな話ばかりを会議でする。
今の時代はパワハラなど言われる時代なので知らないが、以前は、営業マンが
このお客さんは まだすぐにはしない
といっても
それを少しでも早く契約させるのが君の営業力!
口を開けて待つな!攻めろ!!
油断していたら 他社にとられるぞ!
そんな根拠なき理論で指示するのである。
仕事内容は、住宅を提供して、家づくりに携わっているのに不思議なのだが、会議で
どんな提案をしているのか?
何が疑問なのか?
何の資料を欲しがっているのか?
など資料請求されたお客さんの悩みの現状などを具体的に聞くことなどありません。
最も興味があることは
いつ契約できるのか?・・・
それだけ。
そりゃ~営業マンも病気になった人もいますし、中には、自ら命を絶つ人もいましたが、人を育てる お客さんと育っていくという気がない家づくり会社などは、これからの時代 継続できないのでやめたほうが良いのです
そもそも上司としての指示や育成を何もしていませんからね~
できないのでしょうね。意識が低いんでしょうね
そんなに心配なら、不安なら、育成兼ねて上司として一緒についていけばいいのに・・・といつも思うが、なぜか彼らはそれをしない。ただただ不思議である。
そんな上司とお酒でも飲みに行けば、だいたい過去の栄光を語り始める。
その時が自分の人生マックスだったと気づいていないようですし、誰でもなんでも売れる時代の高度成長期の栄光の話
もちろん経営陣に報告するのも役割で上司として今月何件?そればかりを追っかけるのである
もちろん、ここには人を育てる!という意識がないので指示待ち族が多いので、これからの若者には、一番不向きな仕事かもしれないと感じる。
とにかく若い子が育たない
住宅を売る営業マンってそんな世界です
そんな環境で出世する人って、ゴマすりか、無神経か、真反対で 図太いか 我が強い生意気な奴しか残らない。そんな人がまた上司になる。もっとこう変えよう!という意見はほぼ無視される傾向がある。変える苦労を避けようとするから。それがサラリーの管理者なので、少し頭のいい真面目な子は、すぐに見切る業界だと思う。
まして今の時代 すぐにパワハラと言われるので注意もできない組織。何かあればセクハラやコンプライアンスという逃げ場があるので、先々日本の組織は崩壊するだろうと思う。
だから個別のパーツや分野でのプロ集団がプロジェクトを組んで取り組むが一番真っ当なやり方になるだろう
いい先輩や上司で将来どうなるのかは、他業界でも同じかもしれません。
■ 教育姿勢がない住宅業界