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中小である工務店が意識する事

消費者であり、建て主や施主の立場である皆さんは、あまり意識することはないのですが、例えば中小企業である工務店さんが、広告宣伝に大変なコストを過剰にかける事そのものが、そもそも会社として、工務店として決して健康的な方法ではない!という事をもう少し意識してほしいと思います。

 

 

例えば、街のカフェ。私もよく集中したい時ほど愛用しますが、テレビCMなど見たことはありませんがいつの間にか、利用することで頭に名前が入っています。

 

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おそらく街の工務店も、雑誌やこうあるべきだと思うのです。雑誌や広告で見たわけでもないけど名前は知っている!という工務店のあるべき姿。

 
だから、宣伝しない 口コミで広げたいという姿勢の工務店であれば、一度ご縁のあったお客様を大切にして、しっかりと満足してもらって、そのお客さんからまたリピートや誰かをご紹介されるようにお付き合いやフォローする事が基本となります。

  

つまり、その部分ができない会社、しない体質の会社ほどリピートや紹介がないから、宣伝や広告に大々的にコストをかけて広告宣伝をすることそのものが、紹介やリピート率が低い つまり満足度が低い会社が多いとも言えるのです。

 
弊社の優良登録店の賢い経営者は していない会社が多いです。
消費者の立場であっても、一度中小経営者の立場で考えてみてください。普通に考えたら費用対効果を考えて、することを前向きに考えません。

 

街に蔓延る中小の評判のいいお店は、口コミで広がっています。客質がおかしくなるとテレビ取材をお断りするお店もよくありますがそれと同じです。紹介やリピート率が高ければ、毎月、毎回、新規のお客さんを集めて対応する必要なんてないぐらい超多忙にされていますが、これはご理解いただけるでしょうか?

 

本当に良い工務店であれば、それらの対応を大切にされていてそれだけで一杯であれば、都度100万前後の費用を出して、わざわざ何の御縁もない非効率な動きをしないといけない新規のお客さんなんて追っかけないのも事実です。

 

弊社の仕組みは、それを紹介というカタチで信頼できる人を信頼できる人につないでいく非常の大切なつなぎ役だと思っておりますが、逆の事例が、ハウスメーカーが例です。凄い費用をかけて何年にも渡り、常に新規客を追っかけてますが、これは彼らのこれまでの家づくりの性質であり、体質であり性分とも言えます。

 

これまでのお客さまが満足されていたら、紹介もあるだろうし、リピートもあるだろうし、モデルハウスはこれまで実際に建てた家を見学できますし、口コミで広がるはずなんですけどね。。。


だからこそ中小である工務店として大手の販売手法を真似て同じ事をしていてはダメなのです。つまり、中小であるのに、会社歴が長いのに宣伝を続ける会社ほどいかに紹介・リピートがほとんどないから常に新規客を探している情けない会社とも捉えられるのです。

 
ちなみに私が以前勤めていたリフォーム会社では、いち営業部のために宣伝費が全くなかったのですが、毎月紹介リピート率は70%で、ご縁のあったお客さんを必ず満足させる!ということだけに必死で注力していましたが、そのあとに行った前社では、旧客への連絡を積極的にした方がいいと申し上げましたが、クレームが増えるだけなのでしないほうがいいてな事を申されてましたから、こういう体質の会社が多いんだろうな~と感じ、だから何も知らない新規客ばかりを集めようとするのか・・・と。

 

その割に時折紹介やリピート率を上げるために・・・という会議をされていたので実際にしている事と会議で話をしている事が矛盾していましたが、このような図式は、それなりの組織として、なんとなく見えてきませんか?

 

小さな評判の良いお店の販売手法をじっくり深く考えるだけでおそらく参考になる部分が多くて大中小問わず、何の商売でも基本だと思いますけどね

 
だから、経営者として、できるだけ無駄なお金は使いたくないのに、かけなけえればいけない理由があり、それが、紹介リピート率が低い会社ほどそうしなければいけない という事になります。


その結果 残念ながらまた高い家づくりになります

誰のために何のために何をしているのやら・・・

 

 

■ 客観的に見るとよーく見えます

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