家づくりで営業担当って本当に必要だろうか?だからトラブルになる気がする!?
昨日は、雨のボート上を横目に見ながら、南港にあるリクシルまで朝から行き、家づくりのご相談対応でした。
3社と家づくりを平行に進めてましたが、プランも仕様も違い、よくわからなくなったご様子で、3物件ともチェックしながらアドバイスを交え、3時間ほどオハナシを致しました。
今回のご相談者は、以前のお客さまからのご紹介なので、これはうれしいですが、既に3社に見積もりを依頼しているようですが、今回は偶然に3社とも知っていて、それぞれの〝らしさ〟は出てましたが、若干立場的な売込み感が激しく、しっかりとお客さまのご要望を聞いていない感じがした
特によく知る会社は久しぶりに見積を見ましたが、経営者も変わってから、価格が異常に高くなっているような感じです
ベースとなる2者のプランを複合させて修正して、優良な家づくり会社を募集して、いい家づくりができるようにつなげていきたいです。
ちなみに打合せスペースはこんな感じですが、こういう場所を有効に利用することで家づくりのコストが低減できるので、中小は事務所を立派にしなくても、こういう場所を大いに利用すべきと実感。
さて今日のイエヅクリノオハナシです
私もリフォーム時代に営業経験もあるのですが、全くご縁がなかった報奨金
だからというわけではないですが、サラリーマン時代からサラリーをもらっている以上、自分の仕事さえしっかりすればいい!という姿勢でしたので、報奨金という仕組みは、なかなか理解できませんでした。
もちろん販促から集客、受注から工事管理に引き渡し、発注を含め、全ての仕事をしているならわかります。
でも、〝契約〟するだけの仕事で、はたしてそれが必要かな?売るだけで終わりの仕事ではないし、そもそもその営業という仕事に集中できるのは、事務や販促担当、設計、工事の方々がおられるからで、例えば、事務所を掃除してくれている人がいるからであり、自分は、その部分は整理や掃除しなくてすんでいるから、感謝しつつ、契約できるように頑張ることが営業という仕事だと思ってます
もちろん、私の考えや価値観です。
だからこそ、現場で大工さんなどの職人さんに感謝しなければいけませんし、そういう環境を与えてくれたお客さまに対しても・・・であり、誰がえらいわけでもありません。
これが、家づくりであたりまえだと思っておりますが、こういうのが組織になった途端に、責任の所在がはっきりしない、どうしてもご紹介できない家づくり会社になってしまいます。
その昔、とある住宅会社の営業マンとこんな会話をしました。
私:最近、営業マンのモチベーションが低いけど何故?
営業マン:それは営業マンは、会社の先々のことなんかどうでもいいんですよ。毎月の報奨金などのお金さえもらえれば・・・
私:お金は、あとからついてくると考えれない?
営:ありえないですね。例えその現場が失敗して赤字になってもそれは僕のせいではない。営業としての仕事は、こなしたので報奨金として評価してほしい
私:君のチカラだけで契約できたわけではないでしょう。色々な方のサポートがあって、はじめて成り立つモノだし、チームとして取り組んでいること考えたりすると…その前に会社があっての事だし・・・
営:それもこれも僕らが契約してくるからなので逆に感謝して欲しいですわ
私:あ、そう・・・もういいわ・・・
・・・こんな会話だったと思いますが いかがでしょうか?こういう会話をすると、とっても疲れます。とかくお金のハナシが絡むと彼らは、生き生き、ギラギラしています。
残念ながら、住宅&不動産業界の営業マンは、こんな気持ちでお仕事をしている方は おそらく8割 もちろんこの数字に何の根拠もないですが、業界を見ていて肌で感じる数値ですが、せっかくのいい仕事なのに残念な姿勢であります。特に、この報酬金となれば、契約後の事なんてどうでもいいわけです。
彼らはよく、
僕の前にお客さん連れてきたら、ほとんど契約しますよ。
とほざく方も多いのですが、まぁ~この言葉自体、成長することができるはずなどない言葉ですが、そもそも、そのお客さんは何がきっかけで、目の前に来たのでしょうか?とは考えないようです。
これらは、私からすれば、魚釣りに例えますと
釣堀に行ったら僕でも釣りますよ!
ということと同じことであり、お金出して【広告費】餌あって【キャンペーン】釣れる!と言っているのと同じです。
そのお客さんを目の前に連れてくることが、実は一番むずかしくて、苦労されているという事を考えることはないのです。
だから、その販促が手詰まりなので、お金を人参とされて不動産会社に絡んでおられます。契約後の満足度をあげることも、住宅会社にとってはとっても大切なことですが、報奨金の対象外となること、他部署がする事となるのであまり重要視しません。
おそらく高度成長期にバリバリしていた人たちが、管理職などになっているので、現在でもこんな相変わらずの昭和を引きずる環境がそうさせるのでしょう。
同時に接することが多い同僚との社員との差も数字で明確となるので、やはり長く営業をしていると先が見えないほど鼻が伸びて勘違いするようで、そもそもの価値観は、こうなってしまうのでしょうか。。。
だから住宅業界の営業マンは、他業界ではつぶしがきかないとよく言われるのです
平成も終わろうとしている時代にあいも変わらず、昭和の売り方や考え、仕事に対する姿勢を変えない限り、住宅でムダで不経済な理由は、過剰宣伝と展示場とツールと営業マンであるということに気づかないまま、不思議なぐらい営業というお仕事をしている割にその部分の感性は、鈍感なようです。
家づくりをする経緯で他のスタッフより高い給料を取れる営業マンって、本当に必要と思っているのかな?
営業マンが不在でも 普通に家づくりってできるんですけどね。。。
子供に堂々と背中を見せることができる?
子供にさせる事ができる仕事?
後ろめたいことはない?
大切な家づくりなのに 営業担当者の決まり方にも疑問がある!?
なぜ住宅営業マンは、経歴や実績やキャリア、考え方や得意分野や趣味などオープンにしないのか不思議である。
担当が、新人君なら〇〇%優遇!とあれば、それはそれで選ぶ人もいるだろう。
つまり、相変わらず不思議と指名制にしない家づくりが不思議で仕方がない。
頼む方とすれば、バクチや運まかせなんかにしたくない。
今時少し高くなっても 美容室ですら指名制である
その営業マンが好きなよく行く風俗でも指名制はあるのに。。。
■おかしな価値観の人とつくる家づくりが楽しいかな?
窓についてのオハナシ
昨日は、不動産研修でしたが、今回隣の支部の研修を受けてみました。
場所は、住吉大社にある会場。
大雨なので中止なのかな?と思っていたのですが、どうやら実施するみたいだったので雨の中、チン電の特等席で向かいました。
いつもの見慣れた会場ではないのでとても新鮮
例により、また早く着いてしまいましたので、アウェイ感満載なので、一番後ろの席を確保しましたが、両隣は、ゲームしているわ、ひとつ飛ばしておもっきり寝ているわ、小説を読んでいる方もいるわ、講義中に普通に地声で雑談する人いるわ、休憩中にお茶を欲しさに叫ぶ人やご飯食べる人いるわで、どうだろう…という感じでしたが、これって本当に意味がある研修なのかな?と不動産業界らしさを感じるだけでした。
帰りは、朔日詣りに来れなかったので、誰もいない住吉大社にお参りして帰りました。
事務所の場所からして、支部を選べるわけではないですが、隣の支部の方がいいかもなぁ。。。と思っていたら、業界が業界だけに協会は、どこも似たり寄ったりのようで隣の芝生は…だけでした。
では 本日のイエヅクリノオハナシ。
私は、リクシル限定ですが、窓マイスターの資格を持っています(笑)
その窓についてですが、あなたの家の窓は、どんな感じですか?
これから新築などをお考えの方は、どのようにされたいですか?
海外の住まいなどは、デザインも考えられているので窓の大きさが統一です。
明かり取りで吹抜けに窓を取り付けたのはいいのですが、その窓開けれます?掃除できます?
意外と都会に建つ家の場合は、せっかくの窓が開けれなかったり、内側にカーテンまでする始末
明るさや開放的を求めていたはずなのに、外からのプライバシーが守れなかったり、あの夏の日差しまで取り込むことになったりと住んでみるとなにをしているやら・・・と気づかれる方が多いかと思います。
だから、前に中高層のマンションが建つ大阪市内で土地を買って家を建てたお客さまは、前のマンションの視線が気にならないように、バルコニーの壁を建ちあげることによって見事にその目線を防ぐことができました。
ですから、換気やプライバシー、風の流れに暑さなどの事も考えなければいけませんので、窓の計画は、しっかり考えるようにしてください。
で まずはその窓について種類はこんな感じです(リクシルORYKKカタログより)
窓の大きさは、窓により対応できない大きさもありますが、イメージはこんな感じです
窓の理屈は まず陽射しですが 冬はポカポカして気持ちいいのですが これが夏になるとサウナみたいになったりします
だから 理想は窓の外で防ぐのが一番よろしいのです
そんな意味で 日本の昔のよしずや簾の意味があるのです
最近は、まつ毛(庇)なしでツンツルテン(キューブ型)の家が多いですが、夏の日差しを防ぐためには、庇も意味があるのです。
風の流れも入口があって出口があるもので、単室でもいいのですが、吹抜けなどの場合などの竪方向もありです
あと上の右の絵のように風を呼び込む窓を付ける事も考慮した方がいいでしょう
こんなことからも換気のできないハメ殺し窓(FIX)って、ほんとミニマムで計画された方がいいと言えます。窓としてもったいないです。
天窓などの場所にもよりますが、明かりとれるなら是非換気も・・・と考えてしまいますよね
そんな事から安易に引き違い窓で片付けるのではなく、色々と想像しながら考えないといけませんが、これも平面計画の中の一部であります。
もちろん風の通り道も考え お隣の借景もあるなら考えてみてくださいね
適正な家づくりの依頼先の見つけ方&絞り込む手順
今日のイエヅクリノハナシ
相談内容を聞いていますと皆さんが意外にもしっかり考えない(考えれない?)のが、わが家は、誰と建てるのがベストなのか?という点です。
予算が厳しいのに広告宣伝費などなにかと経費が多くかかるハウスメーカーをはじめとする家づくり会社では、建てる家の条件がますます厳しくなるとは、冷静な今ならご理解できるかと思いますが、実際に自分の家づくりとなれば、安心する相手の探し方や見つけ方がわからないのでどうやらそのあたりが麻痺したり忘れるようです。
基本、全国どこにでもきっと真面目に家づくりに取り組まれている会社は必ずあります。それが例え中小であっても…です。
もちろん建築家との家づくりも同じ理屈で、設計監理費や使用する仕様がいいので、予算が厳しい人には、家づくりの本体にかける費用の条件が益々厳しくなるのでむずかしいものであるとご理解できるかと思います。
また急いでいてスピードを望まれている方が、一つ一つ吟味して時間をかけて家づくりをしましょう!という建築家や工務店などと相性があうはずがないのであります。標準仕様として決まっている企画住宅でドンブリ勘定でもすぐに見積を出してくれる会社が適正なのです。
一方で雑誌やテレビを見て、少し風変わりな個性的な家を望んでいる方が、そもそも企画住宅を創る会社にご相談しても、少し感覚がちがうので合うはずなどないと言えるのものなのです。
またご予算が限られているのにも関わらず、大きな家を希望されても、そもそも論点がずれているので、コストの面で全くあわず、その結果、色々と無理が生ずるので必ず後悔したりする結果になったり、見直しや調整が必要となる事も理解しなければいけません。
だから、この予算と希望する家の規模とのバランスを無理に進めると粗悪な工事をする会社につかまったりして そちらで大きなストレスになる方が多いものです。
そう適度なバランス感覚が必要なのです。
まず家づくりにかけることができる自分なりの予算をしっかり把握して、依頼先を絞っていき、その結果で色々な方法を考える事が必要となります。
その絞り込む方法は 次のような手順になります
- 予算から依頼先を絞ります
- 構造で絞ります
- 過去のデーターをお持ちでない消費者は3社程度で平行に進めましょう
- 対応などで自然と2社に絞れます
- 図面と見積もりをしっかり見た上で候補の1社にしぼります。
- 見積もりを見ないでプランだけで絞ると必ず高い買い物になります
- 簡単に決めないで補欠の会社の見積もりもとって確認する必要があります
これが、はじめての家づくりをする方の正解の方法と言えます。
なお、ハウスネットでは、5.6は過去のデーターを蓄積していますので、早い段階で絞り込むことができますし、工法をあまりにも早い段階で絞り込んでしまうとそれこそ高い買い物になりますのでお気をつけください。特に新工法にする必要がないものまで、それで建てるとあたりまえですが、とっても不経済で高い買い物になります。
ちなみにハウスネットは、そんなアドバイスやサポートをしております
■ 家づくりの依頼先を絞る方法