ある住宅価格の目安!?
以前のお客さまの資料を整理して、データー化にしてハードに入れたりしてますが、これプランやホームページ作成などと違い、事務的で掃除をしているかのようで何かと時間もかかり面倒ですが、これも立派な仕事なのです(笑)
そんなこと考えたら色々とすることは山積みであります。
そこで、いい機会なのでメモに取りながら、以前のお客さまの住宅にかかった費用をお伝えします
まず物件は、堺市内のある場所で建てたこちらの住宅
DATE (だいたいでザッパに書いております。なお、価格は当時のものです)
- サッシの本数(ドア含む)は18本
- サッシの定価 YKK 226万 三協 287万ですが、仕入れ価格はどちらも95万
- システムキッチン 定価150万/仕入れ価格は50万
- システムバス 定価105万/仕入れ価格は35万
- 洗面化粧台 定価45万/仕入れ価格は15万
- トイレ 定価29万/仕入れ価格は16万
- 内装建具の本数 10本
- 施工延床面積は 吹抜け部含んで 30.04坪
- 建築価格 税抜きで1709万 坪56.9万
(確認申請 外部給排水電気工事など含む)
減額調整の際、変更したもの
- 断熱材 ▲40万
- 屋根材 ▲20万
- 外壁 ▲48万 で合計100万の原価が下がりました
なお 地盤改良費は31万でした。
意外と知らない住宅の細かいデーターですが、価格だけ知ってもその振り分けがわかりませんからね。もちろん、同じ大きさや形の家でも、例えばシステムキッチンを定価250万の商品入れる人と定価100万では差がありますのはおわかりいただけるかと思います。
そう。プランも仕様も書式も違うので、それが注文住宅の家づくりなのです。
なお、建築費が当時から上がっているので、今ではこの価格でできなくなっていると思います。
では プランも仕様も書式も違うのですが、この回では、過去の見積の比較資料をお見せしましょう。
このお客さまは、業者数社とオハナシをされて(かなり大変な事)ますが、各社のプランがバラバラで、仕様もバラバラで、見積もり書式もバラバラな状態で比較検討されていましたが、ご自分では、全く何が何なのかさっぱり整理がつかずに、見積比較検討サポートのご依頼があったケースです。
でも、わけのわからないまま、こういう進め方をされるとほとんどの方は、結局はプランのみで判断したり、若しくは、担当者の印象だけで決めてしまいがちになります。
大切な施工力や価格力、会社力などが置き去りになりがちになりますので、工事が始まってからトラブルになる事が多いのですのでご注意してください。
■プランも書式も違うものは比較しにくいものです