同じプロが集まる会議でも?
サラリーマン時代の会議が嫌いだった。
上司としての自分の仕事の確認のため?消費者のためではない。
なにが目的で誰のための会議だろう?と感じたことがあった。
同じ会議でも、設計のプロと工事のプロが第三者の私のような立場まで絡んで、依頼者である建て主のための家づくりのハナシをするとコストを意識した色々な家づくりのハナシが進んだりします。
でも、サラリー時代の企業内などでは、同じプロ?同士でも、元請けと下請けという立場であったり、設計や工事や営業という立場同士の会議であったりするので、これらとは全く逆でとかく利益追求のハナシばかりだったりしますが、不思議な感覚です。
この打合せでは、“積算”という作業で、プランに応じた各メーカーの仕様を比較検討しながらも、拾い出しをしていき見積書の作成となります。
ですので、曖昧であったり、暴利な利益設定はする事が出来なくなり、原価に真っ当な利益を計上するという積み上げ方式なので、過剰な利益などはとることはできないので、施工する工務店の経営者にも賛同していただき、理解してもらって、お互い協力していかないとできない仕組みとなっております。
だからこそ、予算が厳しいけど拘りたい方向きであり、本当の意味での正直で適正価格の家づくりであるといえるでしょう。