忘れがちな家づくりの感覚!?
昨日は休みだというのに風呂に入った時思いたって、少し書きはじめたら止まらなくなり、結局5時間弱かかって書いたリフォームの話です。お時間あれば読んでみてください
とは言いつつ 普段から申し上げている事なんですけどね。
あまりにも暑いので海に使っている画像をお付けします
さて、あたりまえのようですが、家づくりを始めると皆さんが、つい忘れがちなオハナシをしておきます。
同じ2000万の家
別途設計監理費が10%で200万必要であれば その家づくりは2200万の家という事です
同じ2000万の家
A社は粗利率が20%、B社は粗利率が30%とするならば、原価の違いは1600万と1400万となり、あたりまえですが原価で200万も差があるのですから、逆に言えば、原価が違うので、粗利率が同じであっても同じ価格になるはずがないのです
大量発注で安い!とよく言いますが、ということはイケアのように倉庫においているの?と誤解しますが違います
つまり 標準という事は 企画である程度決まっていますよという事で、挙句に見積もりもどんぶり勘定である可能性が非常に高くなります。
効率的な家づくりで・・・と言いながら、仕様を決めて安全率を加えて、どんぶり勘定で提出する
これが従来の目指していた家づくりと言えるのだろうか?
でも、原価の差の200万って安くないです。。。
しかしながらも、家づくりにおいてこの〝原価を意識する〟という事は、とっても大切なことです
■ 無駄を考えてみましょう
家づくりは 運任せではない!?
家づくりを頼む方は、安心でわかりやすい事などを理由に進められます。
問題となる価格さえクリアすれば、あとは窓口の担当者で決めたりします。
しかし、ハウスメーカーにしても、工務店にしても、その担当者が誰になるのかは、残念ながら〝運〟といえます。
工務店なら経営者は巻き込めますが、ハウスメーカーは無理。表に出てくることはありません。これが、体質であり姿勢。
運だからまるで、くじを引いているようなもので、〝当たり〟も〝はずれ〟もあり、その担当者は、大企業であっても、新人君になる場合もありますし、見た目は、ベテランぽくっても、中身のない口だけの人かもしれません。どれだけその会社で建てたい!と思っていても、担当者が悪いとその会社で建てれないこともあります。
高額でブランドと信用・信頼をウリにしているハウスメーカーであれば、これは余計に不思議でおかしい仕組みですね。
また、その会社と契約した理由に会社の家づくりやコンセプトに惚れたわけでもなく、〝営業担当者がよかったから〟という理由が実は一番多いのですが、この現象を住宅業界の各会社は、〝おかしい!〟とは思わないようですが、そうなれば、〝家のコンセプトや家づくりは、なんでもいいんかい!〟とは考えないようです(笑)
だからこれらの結果、営業ありきてきな考えで、ご本人さんも天狗となる方もおられ、その他のスタッフが、お手伝い役で、会社や上司がそのスターに遠慮し、ご機嫌を取る
で、それで益々天狗になる。。。小物営業程そんな図式になっています。
結局は、どんな家づくり、どんなコンセプトかよりも、会社のため、上場会社は株主のために売り上げ、利益、数字が上がればそれだけでいい・・・という考えの会社の多い事
企業なので、もちろんそれでもいいといえるのですが、私なら自分の家づくりをする時にこのような姿勢や考えの方々としたくはないですし、そもそも好きな仕事として携わっているのかも謎であり、金儲けの手っ取り早い仕事がたまたまこれ!という感じで仕事をしている方が多い気がしています。
その結果、営業系のハウスメーカーや住宅会社 ときには工務店やリフォーム会社でも
個人商店の集まりと言われる所以でもあります
◆ちゃんとしているなら堂々とすればよい
あるお客さまのように、当初は、ご自分で見つけた会社と家づくりを進められていましたが、家づくりの途中のおかしな対応から『ん?』と感じはじめ、ハナシをつめれば詰めるほど、曖昧になりはじめて大いに不安になり、ご相談に来られる方が多いものです。
その場合、業界の対応の悪さで、2度と不信感を抱かせてはダメなので、見積もりをして、比較検討した上にご紹介をし、さらに商談まで立ち会いする事にしましたら、そこまですれば、もう安心の段階に入りますので、家づくりが不安だったお客さまもほっ…とするものです。
少し前にハウスメーカーの営業マンらしき人から、弊社ホームページからご質問がありましたが、その質問はこんな感じ
>>>
〇〇〇〇(ハウスメーカー名)の推奨担当紹介って、どうゆう意味でしょうか?
おそらく下記のページを見てからのご質問だと思います
で その質問者の住所は、和歌山市のみ。お名前も姓のみで、しかもひらがな。こういう場合は、おそらくその会社の営業マンでもあり、そもそも、若干の上から目線で、まず礼儀知らずなので、ほとんどの場合、無視して答えないのですが、今回は、気が向いた?ので私の回答はこんな感じです
>>>
〇〇〇〇さんへ ← ひらがな
和歌山のエ〇バ〇エルの営業マンの方でしょうか?若しくは、ホームページ担当者でしょうか?
このような名前の書き方で、住所も明確でない方のご質問には、礼に欠けるので通常お答えしないのですが、お読みいただいたその通りです。
お客さまからご相談があり、ハウスメーカーとの家づくりを希望されたら、こちらで推奨できる営業マンをご紹介するという流れになります。
その推奨する営業マンは、基本的にメーカーや過去にそちらで勤めた方や協力業者の方などから推奨された方で、面談して、主旨や流れにご賛同頂ける方のみとなります。
しかしながら、意外にその会社で勤めた方からオハナシを聞くと推奨できる営業マンは、ほとんどいないとか言われたりしますのは悲しいものです
よって、ご覧になられたページでは、ちゃんとご紹介できる方が、まだお会いしていない会社があるという事だとご理解くださいませ。
なおこういうご質問は、ネットを使う社会人であるならば、○○会社のお名前もご住所もしっかり名乗って、堂々とご質問されるべきかと思います。
てな感じのご返事をしておりますが、通常は、面倒なので相手にしないのですけどね。。。今回は たまたまです。
また、時折、自称建築家も、かなり不快な言い回しで上から目線の横柄な質問されてきますが、捌いてお応えしますが、あのガス会社の子会社の時代は、特に多かったです。
「いつも使ってあげている」と言ってきたり、酷い人は、「君のクビぐらい、私の一言できれるんですよ!」ってな脅迫的な電話もありましたが、今の時代ではありえないですが、実際に言ってきた方がおられました。
そんな賢くない建築家なんか相手にしなくていいのですが、親会社のその設計事務所担当者まで一緒になって 『登録して紹介しろ!』と圧力をかけて言ってくることもよくございました。『子会社の身分で何様のつもりや!』という感覚でしたが、そもそも あんたらと絡んで、純真無垢な消費者にご紹介して幸せになれる!とは思えないし、このような事を裏の世界で、こそこそしたり、業界内で圧力をかける人などは、そもそもそこの段階で登録の審査基準から外れる・・・いやいや、審査する以前の問題だと思います。
このような言動や行動をとる事が、何事にもプラスの方向に動くことがない事を理解できない方が、素人である消費者に対して、いい家づくりを提供できるとは思えない。
姑息な事をしないで、ちゃんとしているなら正々堂々とすればいいのです。
それだけです
外壁について
外壁は何がいいですか?とよく聞かれます。
同じ費用である場合の答えとコストが違う場合があるので、いいと思うのはあたりまえとも言えます。
特に外壁の面積が、大きな数量となるのは皆さんもお分かりで、だからこそコストに大きな影響がありますので、そこを意識してもらった方がよろしいです。
建築家は、この点、外壁はこれにしましょう!といいものをお伝えして、見た目のイメージを重視して〝家づくりの先生〟として、施主にお金を出させます。ある時の雑談である女性建築家が、お客さんに何とか理解してもらってむっちゃ高い煉瓦貼りになった!自慢げにと言ってましたが、それってどうだろうと思う。
その煉瓦貼りの現場を見たことありますが 確かに良い(笑)
でも 手間など考えても価格は想像超えるだろうと思う。
しかし、海外の家も、そうだが長期であることは間違いない。こういうのが本当の意味での長期優良住宅であろう。
過去には 石張りをされた方もおられる
見える部分だけで良いのでは?と申しましたが、全面に張られた
タイル張りを希望された方もおられる
全面と希望されていたが、予算との兼ね合いで前だけにとどめた。
塗りもやっぱり良い
昔の家のように壁がめくれるイメージがあるかもしれませんが、今の工事方法ではそれがない。
ちなみに昔の外壁の下地はこんなのだったからであるが、寒いのもよくわかると思う
今 最も多いのはサイディング張り
これもデザインや彫りが深く見える厚さによりますので多種多彩です
こちらはガルバ風サイディングで メンテの事を考慮して、木のように見える格子はアルミ製です
こちらも 全面ガルバの家
継ぎ目の事を考えると 私が今建てるならこれかな?
お金があれば 塗りにしますが、この年齢で先々のメンテの事を考えるとやはりガルバかなと思います。
ということで、価格帯はバラバラですので、どれがいいと言われたらタイルから上ですが、価格を考えると塗りかサイディングかガルバであろうと思われます。