剥製の置物のある家より・・・
今日も少しは気にしていただき、こちらのブログを見ていただきありがとうございます。以前のブログのアメブロは、すっかりおっさんの小言日記と化しました。その内、消えてなくなるかもです(笑)
20日日曜日は、東住吉高校まで行って娘の応援団の姿を拝見してきました。そこそこ有名な応援合戦はさすがに立派でしたが暑かった。。。
帰りに横からすごい勢いで何者かと前輪がぶつかり自転車で転倒し、左の手首肘膝を打撲しましたが、その何者かは、野良猫でしたが、何があるかわかりませんね。皆さんも気を付けてくださいね。
ちょっとしたこのような行事もあり、平行に数件のご相談対応をしていたら、1日なんてすぐに経ちますが、いずれも急ぎの物件ばかりなので、仕方ないです。
サラリーマンのある時期なんかは、早く時間が経たないかなぁ~って思っていた事もありましたが、同じ時間なのに不思議な感覚です。
死ぬまで働くであろうけど、あと20年も働かない換算になりますが、そんなことを考えていると日々淡々と過ごさないで後悔しないように毎日有意義に過ごそうと思うものです。
今週末には東京に行きますが、今回ほど東京行きが楽しみな事はないですが、これも不思議な感覚ですが、人といういものは、現金なものでその時の気分でどうにでも感じますので、どうせなら楽しく面白く家づくりに関わりたいですね。
さて、今回は、住宅営業マンのオハナシをします。
過去に何度も申しあげているように住宅&不動産営業マンの多くは、いい家づくりが目的というより、あなたと契約をする事が目的となっています。
もちろん、会社人であり、それが仕事なので、契約が目的で何が悪い?と言われるかもしれませんが、建て主・発注者・施主からすれば、そうではない!ということです。
営業マンは、少しでも、効率よく、できるだけ早く契約できれば・・・と思っているので、どれだけ使い勝手も動線も悪くても、あなたが、了承され、要望されているなら、そのまま受け入れたりされますし、とにかくどんなプランでもいいから、さっさと片づけてしまおう!という傾向もあります。
これは、家づくりやプランに拘りや執着がない人ほどありえます。
でも、こんな家づくりって、実は、工務店も同じで、今期中に数字が足らないので、さっさと売りあげたいと思えば、あなたのご都合なんて考えないで、そういう動きになったりします。
これを聞いて、片づけるなんてことを言うな!と怒る人もいるかもしれないですが、客観的に見てれば、ハウスメーカーや建売分譲会社の、営業マンレベルでは、突っ込みどころ満載のプランをあたりまえのように出しているので、どうしてもそう感じてしまいます。ちなみにリフォーム会社も然りです。
おそらくこれで良し!や必死や適切などの感覚の尺度が私と違うのでしょう。
家づくりについては、私は、誰しも時間をかければかけるほど、本当に自分が建てたい家が自然に見えてくると思います。
もちろん規模については、敷地を含めての現実問題がありきなので、なんでもは、無理な事なのですが、自分たちがどんな家を望むかをしっかり考え、創り手に伝えることだと思ってます。
それが結局は、正しい身の丈にあった家づくりだと思います。
なのに、意外にも人の目線や考えなどを意識される方が多いものですが、最近建てられたお友達や商談中の営業マンのハナシであったり、テレビや雑誌の影響であったり、結局は、他人がどう思おうがどうでもいいと思いますが、その方々には、そうでもなく、意外に重要な要素だったりしているようです。
小さいくても凄く落ち着くとってもいい家ですね
自分が住まう家が、セレブや成金趣味のような家であれば、本当に落ち着いて満足する家と思うかですね。
皆さんは、お金持ちでも買います?あの動物の剥製なんか・・・(笑)
なのに家づくりを考えて、営業マンのペースで1カ月ぐらいでさほど深くも考えないで、契約をするってそりゃ満足度は、低いはずです。
もちろん、建て主ご自身がせっかちな人に ゆっくり建てましょう! とはいかないですが、基本的にいつも急いでせっかちなのは、売る側であり、営業マンの都合であったりします。
先日のお客さまも、幼稚園は今の家で探し、小学生入るまでにゆっくり考えますや中学を卒業したら今の校区を気にしなくなるので、それを目途に考えますなどなど、私はこれはこれで、しっかりした家づくりというよりライフプランだと感じています。
そうですよ!それなら急がなくて結構です(^J^) その時期はその時期で、おそらくいい方向になっていますので・・・とご返事をお送りしております。
土地から探す方は、家づくりを焦らずに赤ちゃんが生まれた時から幼稚園の時期の4-5年後、小学生の時期の6年後を目途に考えれば、しっかりした家づくりの計画ができるかと思います。
この住宅&不動産業界は、政府や銀行などと一緒になって、税金使って、減税などをして日本全国でリフォーム含めた家づくりキャンペーンをおこないますが、そんな事にあなたは惑わされないで、わが家はわが家という考えで、しっかりと計画をすればいいのです。
ハウスメーカーなどは、今だけ!なんてなくて、常に数字が足らない、早くさっさと契約しろ!と言われているのは、あなたを急かす営業マンでそれがお仕事で、それを急かしているその上司は、会社の経営陣から管理が甘い!どうなっているだ!の責任を追及されるからであり、その経営陣は、上場していれば、株主などからどうなっている!と追及される・・・それが上場しているハウスメーカーの家づくりと言えます。
ですので、ハウスメーカーで建てる場合は、これらの数字に余裕のある優秀な営業マンがいいのですが、まぁ~ほとんどいません。
特にこの業界で優秀と言われている営業マンは、お金に対する執着心も人一倍なので、人の良し悪しの判断もそれを基準に考えていますし、しかしながら、とにかく売る事にだけは長けていますので、家づくりに対して、さほど何の執着もない方が多いので、優秀な営業マンがいい!とは一概に言えないものだからむずかしいのです。
それでもハウスメーカーで建てたい方は ご相談を
その家づくりのお相手 本当によろしいのですか?
金曜日に以前事務所があった東住吉区役所の担当の方に呼ばれたので、不動産協会委員の立場ではなく、ひとつの会社として、街の活性化と空き家問題について、訪問して助言を申した。
空き家問題は、マンション分譲会社は、空き家を買い占めマンション用地となれば、空き家問題なんて関係なく、またマンションを建て続けるし、不動産業界は、そもそも建物には興味がなく、一方で住宅業界は、古家などに興味なくできればお金を掛けてきれいにしてもらった方が良いと考えるので、空き家を上手に利用して、活用しようとしうグループにならない限り無理があるだろうと率直に申し上げた
ただ、他の区とは違い、とても熱心な担当者がおられるので、今最も大阪市内で一番ご熱心かもしれないぐらいなので、つかず離れずではなく、積極的に活動して話をして、お世話になった地区でもあるので、自分が仕切ってでも活性化のお手伝いをしようと思ってます。たぶんおそらくこの経験が、他の区でも役立つことになるだろうと思ってますので、勉強して学んで進んでみます。
では 今日のイエヅクリノオハナシ
建築家と家づくりをお考えの方
ハウスメーカーと進めている方
工務店の提案を待っている方
本当にあなたの家づくり その方が適正ですか?
選んだ経緯や根拠は、適正ですか? 決めた理由は何ですか?
仕様が良ければ、当然コストはあがります。
設計図書や確認申請などは、ハウスメーカーや工務店は含まれ、建築家などの場合は、工事費とは別に必要になります。
それを考慮して比較してくださいね
まして、建築家プロデュース会社みたいなところが絡んだら、さらにそこへの支払いも別途に必要となりますので要注意ですが、そもそもその相手って、本当にあなたの家づくりの方法で正解と言えますか? 不経済ではないですか?なぜそんな費用まで別途であなたが支払う必要があるのですか?
プロとして家づくりの経緯で必要な事は
集客 → 提案 → 設計 → 施工 → アフター
これは誰に頼んでも同じ
つまり、どこに頼んでも仕事の内容は同じであるはずなのに、仕事をしていない人まで、これまでの通常の利益をとることがおかしいといえるのです。
設計をした人に設計費を支払う
施工をしてアフターをする人に工事費を払う
集客と提案をする人にその経費を払う
そう考えるべきなのに設計もしない、提案もしない方までも、それらをした時と同じような利益をしっかりと計上し、先のプロデュース会社などは、何もしないのにそれらに上乗せをするから膨大な金額になるのですぞ。
仕事をした人に報酬をお支払する
これがあたりまえであるのですが、このあたりまえすらされていないのも今の家づくりと言えます
これをたまたまお読みのあなただけは、流行りなどに流されて、雰囲気だけで依頼するような事は避けてくださいね
建築家との家づくりもサポートします
偏り過ぎの家づくり⁉
とある他業界で働くお客さまとの会話で、その他業界のオハナシを通じて、色々な事を学ぶ事ができます。
その話の中で、他の業界では、色々と無駄をなくして、贅肉を削ぎ落として、いいモノを買いやすい適正価格にして、供給している話になりましたが、この住宅業界が考えることと言えば
- 客数が減ったので 単価をあげろ
- 手間(経費)かけずに楽する仕組みにして売れ
- 協力業者を値下げろ 支払い遅らせろ
こんな事ばかりして、目先の利益ばかり追及しています
じっくりと1からそもそもの仕組みを見直す、家づくりを考えるということは、あまりしないようです。。。というより、もう考えれないようです。
ならば、残された道は、やはり消費者と一緒になってこちらで、仕組みを作ってしまって、
『 御社は、これで、対応できますか? 』
と提案をしていくしかないと感じています。
本来 プロというのであるならば、
こういう内容や仕様でよければ、経済的に=ムダなく安くできますよ!
となぜ言えないのだろうか?
もともと高い仕様のものを高く売るのは、プロでなくてもできます。そんなことは、建築の知識が薄い、得体のしれないリフォーム会社でも、しっかりやっています。
そもそもの家づくりを見直すべきでは?と感じて仕方がない。
ある集まりには、ある住宅会社の営業マンも来ていましたが、彼とは、よく真面目なオハナシをするひとりであり、基本的に私が時間をさいてオハナシする営業マンは、どなたも真面目で家づくりが好きな方が多いですが、彼らといつかは、外国の住宅を見に行けたら楽しいだろうなぁ~て感じました。
これらのようにこの仕事は、そもそも家が好きか嫌いかで大きくわかれます。
家づくりが好きか
大金が絡む仕事が好きなのか…
元々この仕事を始める時、建築を勉強し始めた頃は、どなた様も、おそらく建築や住宅に携わって、社会貢献したい!と思っていたはずですけど、いつの間にか、どこかでその初心を失い、目的が変わってしまった感じがします。
それが、建築家であっても、工務店であってもで、それぞれがそれなりに偏っていて、建築家や工務店が左とするならば、ハウスメーカーは右で相反しています。
ですから、ハウスメーカーを批判する時は、左の建築家と工務店は大いに意見が合うようで、一方ハウスメーカーは、そんな事は工務店にやらせておいたらいいとか、所詮工務店が。。。など、どこもかしこも下請けの工務店に対しての目線のように、少し自分たちより業界では、下の存在のように発言される事が多いものです。
もちろん表ではなく、裏の世界では・・・です
だから、大手ハウスメーカーを退社された方は、プライドもあるので中小や零細の工務店に転職をしないです。理由は給料下がるし、仕事はきついし、条件がすべて悪くなると判断するからで、その点からも彼らからすれば〝下〟と思っているようです。
で、その左側の建築家や工務店が、手を取り合って仲がいいかといえば、これも実は、さほどでもないもので、このように家に携わって、相反するそのもの同士が話が合うはずなどないです。
工務店ですら、規模・主旨・考え・得手、不得手・姿勢などが違うわけであります。
いずれにしても、大切なことは、家づくりにおいて弱い立場である消費者(建主・施主)さんへの思いやりや愛情が足りない方が実に多いと感じております。
そう・・・結局は、目先の数字や売上や利益などを目的とされるようになって動かれている方が実に多いですので、彼らが発する社会貢献なんて言葉は、かなり胡散臭いもので心の中で舌を出しているようにすら思います。
私の場合は、おそらくある経営者などからすれば、何かと甘い!とか、言われるかもしれませんが、先々の自分なりの納得感、満足感、誰に対しても恥じない姿勢と気持ちなどが業界人と全く違うのだろうと感じる日々です。
■ 成長しない住宅業界