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自由設計と言いながら自由でない!?

まず最初に・・・

 

これまでも今現在も沢山の方が、弊社のホームページを見つけて読んでいただき、腑に落ちて問い合わせや相談をしていただくことに感謝しております。

 

同時に私の立場をしっかりとご理解いただき、配慮もいただき感謝しております。

 

おかげさまで東京でも広がりつつあり、1件でも消費者が納得・満足するな家づくりとなるようにしてあげたいと心から思っております。 

 

では イエヅクリノオハナシです

 

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自由設計

 

よく誤解される言葉のようです。自由というからには、なんでもありかと思えばどうやらそうではない自由らしい。

 

大手のハウスメーカーや中小の住宅会社、最近では工務店までも、その傾向があるのですが、自由設計と言いながら自由でない会社がまだ沢山あるようです。

 
一方でどの工法でもOKで、どの工法でも技術が高い会社というのは、業界ではまれであると言えます。

 

だから、自社が不得手な工法をお客さまが希望された場合は、営業段階でなんとか否定や説得をしてあきらめさせて、自社が得意とする工法に導こうとします


はい・・・営業というのはそんなもんです


例えば、ツーバイの経験がない工務店設計事務所と商談すると必ずツーバイを否定します。その工法のデメリットをカバーする方法をプロとして考えも、伝えもしないで、否定、批判だけします。なぜいい方法を考慮しないのだろうかと言えば、大工までしっかりと教育をしなければいけなくなるからで、それはそれで大変と思うからです。

  

ツーバイを売っている会社は、それはそれで同じで、他の工法をあきらめさせるように説得話法で対応され、営業として自社が契約できるツーバイに誘導する事は、自然なことと言えます。

 
よくある仕様も性能もあらかじめ決めている企画住宅などでは、外観や間取りなどは、ある程度自由はあっても、工法は選べませんし、設備や仕様も選べない事が多いです。

  

選べると説明があっても、2~3種類のメーカーが違うだけで、各メーカーが設定してきた同じ価格帯のものからの選択です。

 
ひどいところは、間取りもさほど選べませんし、仕様も外観も選べなかったりします。建売分譲などは、自由設計という言葉で釣りながら、既に用意しているプランを出すだけの会社もあるようです。

 

だから 自由に設計できる!といいながらも、決められたルールの中で自由というだけであり、規定外になれば、あたりまえのように高くなるものなのです。

 

それがプロ側からすれば、規定内であり、効率化でもあり、規定外は別途オプションとなり、相場より高い価格で設定され、高利益が確保できるという図式です

 

これ 売る側の心理を考えれば、おわかりいただけますよね


これが今の住宅業界の常識となっているようですが、非常識ですよね・・・

 

■ 自由という言葉も使う人によります

housenet.jp