その家づくり!それだけで判断するのは危険!!
最近のご相談で その選択はあまりにも危険だなぁ~と思う事がありますので、今日は昨日と重複しますがそれを書いておきます。
あなたの家づくりが、リフォームであっても、新築や建替えであっても、選択の基準が窓口の担当者で選ぶ方が実に多い事に驚きます。
いい感じの方なので・・・
騙すような人ではないので・・・
でも 次のどれかに該当しているなら、あなたならどうされます?
担当者はすごく素敵な方 でもね・・・
- プランは間抜け
- 価格は高い
- 性能は悪い
- 施工も悪い
- アフターもしない
そんな会社に頼みます?
百歩譲っても、このうち2つも3つも該当していたらどうされます?
でも お願いする時点でわからない部分、見えていない部分が多いので、実際には、なかば博打的に頼んでいる方が、多いもので、だから、期待外れや裏切られた感じがする方が多いのです。
では、こんな場合はいかがだろうか?
プランがとても良い でもね・・・
- 価格は、驚くほど高い
- そこまで望んでいない過剰な性能や品質や仕様
- 価格の割に施工や対応もさほどいいとは思えない
- アフターもほとんど来ない
そんな家づくりをする会社に今のあなたなら頼まれます?
でも、頼んでいる方には、依頼する前にわからない、見えないから、そんなはずではなかった・・・という方が多いものなのですが、冷静な今ならこれらを不思議に感じませんか?
今の家づくり、特に営業系の強いリフォーム会社やハウスメーカーなどが、トラブルになったり、もめる原因ってよく見えてきませんか?
これ実は、窓口となる担当者の方がいいほど、大きなギャップになってストレスになるようで、しかも営業マンというお立場なので、契約後ほとんど姿を見せなくなったりします。
プランもそうです。
プランがいい!!ということだけの判断で依頼先を選べば、そのほとんどのケースで高い買い物をされています。
住宅雑誌やリフォーム雑誌などでも、くれぐれも誤解しないようにしていただきたい。その掲載されている実例は、ほとんどが高額物件が多いもので、雑誌内に書かれている坪単価とは合致していない事例ばかりで、雑誌は写真と表示価格は違う。はい、そういうものです。
だからその掲載されている価格、工事の平均価格などの表示は、間違いなく安く表現されています。つまり 全く写真と価格表示がリンクしていなんです。
だからこれってルールがないから 雑誌ならではのプチ騙しのようなものです。
冷静に見れば、今の家づくりって、色々とおかしなこと見えてきてご理解できるものでしょ。高度成長期からのまんまで何も変わっていません。
モデルハウスの前では、坪単価安く書いてますが、モデルハウスはそんな価格からかけ離れた最高級を見せています。
だから 何も知らない純真無垢な消費者は誤解するんです!
だから私は、警告しているんです(笑)
嫌いなんですよね こういう人をいい顔しながら人をだますような事をする商売。
わかる人には わかっていただけるかと思います。
そういう方をサポートして、いい依頼先を見つけるために、大阪人らしく家づくりを楽しくさせてあげたいです
可笑しなことだらけの家づくり
依頼先を何をもって決めるのか?選ぶのか?
住宅業界も不動産業界も見ていると色々としなければいけないことやできる事や考える事がまだまだあります。小さな工事が対応できるように職人さんだけ集めて紹介しようかなと思っているようなニッチな事もあります。
今の家づくりは、流れ的に建て主がしっかりとした家づくりができない環境であるという事を改めて認識しております。
そもそも何を見て判断するのでしょうか?
安心な会社?
・・・これって上場していても突然なくなる時代です。急成長した会社ほど怖いですし、派手に宣伝している中小零細会社も経費負担が怖いです。
しかも仮に上場している会社だからといって、担当者レベルの仕事でしかしないので、いい家づくりができるモノでもないです。
価格?
・・・明確な理由がない安さって怖いですよね。手間まで一般より安ければ、さらに怖いです。ヤスモノ買いの銭失いになりかねません。別途の価格設定や追加費用も怖いです。
耐震性?
・・・プランなどのポイントを押さえれば、それだけでも耐震性上がります。設計のプロでもない方が、何も考えずにわけのわからないプランを作成するからです。躯体をしっかり考えないバランスの悪いプランなんかするからですよね。
性能?
・・・こればかりは、価格が高いからいい!というものでもありません。価格の差がありながらも、性能は変わらないものもありますが、とかく売り手側は、売上重視の法則で価格優先で売られるものであります
プラン?
・・・先ほども言いましたが、消費者はプロでないのに、採光や風、構造や経済的なプランニングや動線などをしっかりチェックできます?
工期?
・・・動く前はダラダラでいざ動き出すと急いでいる方が多いですが、プロはさっさと片付けることができるお客さまが理想。その理由は、すぐ数字になるからですが、でも、消費者の立場で考えれば、大切な部分がかなり横着になっていませんか?
担当者?
・・・そもそも、そんなことだけの理由で家づくりをする相手を選んでいいものか?しかも、その方営業だけが仕事とちゃいます?
大阪東京のエリアではない方のサポートをしているとよくこれらの質問が来ますが、電話相談だけで納得されます。ですから素直に第三者の立場の方に聞けばよいのです
ネットだけで業者を何社か集めるサービスについて
過去の事例からのオハナシですが、東住吉区の長い公園近くのお客さまは、某ハウスメーカーの3階建てのLDKリフォームの工事。工事期間は1週間ほどで、キッチンの交換と新設として1階にある洗面まで行くのが大変なので寝室近くに洗面化粧台を置く工事でした。
このお客さまは、私に相談が来る前に実は、ネットだけで何社か集めることができるサービスを活用され、その内2社に絞り込み、どちらかの会社で決めよう!として決める根拠がわからないのでその際に私を見つけご相談がありました。
その両社の差額は、70万。同じことを頼んだはずなのにその時点で、もうそこからわからないようですが、資料を見て分析すると安い会社の提案は、給排水工事ができない場所、つまり、部屋の真ん中に洗面化粧台を置くプランでしたが、どのように給排水工事をするのかが、全く考えられていない提案内容でした。
これ、嘘みたいな本当のハナシですが、これをするために1階のホールや廊下の天井をめくらないといけないことになりますが、見積にはそのようにはなっていない、つまり工事が始まると理由を並べて、追加や別途工事として高額な費用が請求されることになっていたことが予想されました。
相手が、リフォーム会社であってそこに頼んでいても、このように窓口となる方が素人であるとこのような事がおきるのもリフォーム工事ではよくあるハナシですので皆さんもくれぐれもお気を付けくださいませ。
要は、担当するその方、説明する窓口の方が理解して提案しているかどうかです。
ネットだけで安易に業者何社か集める事ができるサービスは、最近ではとっても多いかと思いますが、この方が利用したのは、ホー〇プロのサービスを採用されたようですが、このホー〇プロは、当初は大阪ガスのスタッフでされていましたが、現在は、ほとんどリクルートがメインでされていると聞きましたが、なぜか、例のスー〇とは、違うようですが、そのあたりはどうでもいい話ですね。
しかしながら、このように人と会わずして、ネットで何社か紹介されるシステムなどは、このリフォームだけではなく、新築や建築家もあったりします。
さて、ネット上だけで紹介はされますが、問題となるのは、今回のように提案内容にそもそも問題があっても、見積内容や価格が適正でなくても、その紹介する会社が問題にする事なく、そのまま素通りで、結局は、その良し悪しの判断を素人である消費者が、判断しなければいけないという点が、今の家づくりの大きな問題点であるという事に、今回のお客さまと同様に皆さんも気付いてほしいものです。
プランの無駄が多い、動線が悪い、価格が適正と言えるのか?追加請求されそう、騙されるような商談をされている?提案そのものが悪い!などなど、何のトラブルがあろうが、全ては何もわからない発注者となるお客さんが決める事だから、彼らは、広告の一環として、結局は、自己責任という都合のいい言葉で片付けていく傾向があるようです。
ですから、今回のお客さまのように
『そのホー○プロを利用して2社と商談、その2社で比較、提案がよくて安いと判断した会社で決めて契約して工事して、工事中に今のままでは無理なので別途としている追加費用が必要と言われたので仕方なくお願いすることに。もちろんその提出された費用は、どことも比較検討していないので言われるがままの価格で受け入れる事になったが、それが思わぬ額の出費になった。』
と危うくこのような図式になるところだったわけです。
これって、あたりまえのように感じるかもしれない流れですが、実はそもそもできない?いや出来ない事はないが、無駄な工事が増える事をできると提案したプロ側が悪いのであり、現場を知らない窓口の素人が提案するからこんな事になるのです。
工事が始まってからのこんな感じのトラブルが、実は多いようなのですが、リフォーム会社側は、あたりまえのようにふるまいがちですが、いずれにしても、何ら解決されていないネットによる業者紹介システム
本当にそんな家づくりでいいのですか?をよく考えてご依頼してくださいね。