12年前の住宅雑誌から…
古い住宅雑誌の整理で捨てる前にこちらに掲載します
今回処分した本は、1999年の住宅雑誌ですから、つまり約20年前の本で、価格は、1100円と今では高く感じますが、広告や設備機器の紹介や実例、何もかも古く感じますが、たった20年 されど20年なのでしょう。
雑誌は ニューハウスですが、いまもあるのかな?と調べてみると2007年に休刊したようですが時代ですね。
中に掲載されている実例は、今では何の参考にもならないものばかりで、よくも、まぁ~こんな野暮ったいデザイン!と感じるようなものが、得意げに、自慢げに載っていますし、やはり時代であり、古いと感じてしいまします。
一方で海外の古い家はとてもいいと感じるこの差ですね。
雑誌の広告までも やはり時代を感じます。例えば、ナショナル(現パナソニック)の広告ですが、今ではありえないですが、ガスコンロを大きく載せていて、控えめに左の上にIHが載っていますが、電力系の会社なので、逆でもいいぐらいなのですが、当初は、この程度の意識だったのでしょう。それとも、ニーズの差だったのだろうか…
次に今の時代では、おそらくどこにも存在しないカウンターから入れるタイプの食器洗い機が、最新機器として紹介されています。
でも この機器は交換できませんからダメですね。
他の広告では、倒産した殖産住宅の広告が、他のハウスメーカーと方を並べていますが、そういう意味では、所詮、広告であり、怖いといえば怖いもので、信用性が高いものであるとは言えないです
調べてみたら、この3年後に倒産していますが、実は、業界ではこの名前が復活していまして、今では工務店のネットワークとしてこの名前を利用しているようですが、そこまでこの名前に執着・固執しているのは、おそらくこのブランドでお仕事をされていた方々だけではないでしょうかね・・・世間的にはさほど気にする事ではないのですけどね
一方 大手の住友林業の広告を見てもらいましょう
標準装備を自慢しています(^J^) 今の時代では、あたりまえ過ぎて、恥ずかしくて言えないような事が、広告で掲載されています。でも、この頃から既に坪○万円~って書いていたんですね。
最後に折角ですので、こんな実例が掲載されていますが、わざわざ掲載するなよ!という例をお見せします。
違和感のあるミニキッチンの位置と冷蔵庫の位置
何故にこんなところに置くかな?
こうしてみると流行りは流行りであり、やはりあまり流行を追っかけるものではないなぁ~と感じます。
目の保養に海外の古い家を掲載しておきます
ハウスネットの実例
展示場に思う事と上手な家づくりの交渉術 !?
家づくり。
特に建て替えや新築を考えはじめたら、皆さんがまず行ってみるのが、ネットが発達した今の時代でも、住宅展示場でありますが、足の便の良さを考えれば、とってもいい場所にあり、例えば、大阪市内では、なんばのパークス近くにありますが、これでは、モデルハウスの建築費や維持費も、高くなるのはあたりまえ。
ちなみに家賃は、一体いくらなんでしょう?
そこにあるモデルハウスといえば、わが家なら間違いなく玄関だけでも、もうひと部屋取りそうな馬鹿でかい家ばかり。。。
建築費にすれば、ほとんどがオプション別途ばかりの1億近い費用をかけて、オシャレで高級なインテリア用品などを入れると・・・それはそれはおそろしい額になるかと思います。
普通に考えれば、それは、平均価格の4-5倍以上であります。
しかも、中にある設備機器は、一般的なシリーズの商材を入れることはなく、キッチンもシステムバスも家具も、内装もカーテンすらほとんどが最高級ランクで、いわゆる〝オプション〟が使われています。
ホームエレベーターも屋上庭園もあったりして、異常に広い間口で、ほとんどの住宅地の間口は、長方形なので、大きさ含め何かにつけて適合しなくて現実的ではありません。
・・・つまり、住宅展示場は、テーマパークと割り切ってご覧ください。
ですから、お子さんは、多いにはしゃいでください。(笑)
いっそのこと観覧車やジェットコースターもあればいいのに。。。
つまり、住宅展示場には、私達の平均の家族が住むための家は存在しないことをご承知おき見に行ってください。
あなたが本気であるならば、実際建てようとする規模や予算にあった家の構造段階と完成をぜひ見せてもらってください。そのほうがきっと現実。
その旨をその会社に相談してみてください。
しかしながら彼らは、間違いなく選び抜かれた物件を見せるでしょう。
そうです・・・少し高いモノを見せて物件に営業をさせるのです。
お時間があれば、気になる家づくり会社であれば、あなたの近くの工事中の現場を抜き打ちで見に行ってください。現場のきれいさなどは、日頃の職人さんたちへの教育、または現場監督者の意識なので、それだけで会社の姿勢がよくわかるはずです。
大きな有名なブランドの会社や不動産会社の建売でも、掃除すら行き届いていないざっぱな担当者にあなたの一生の家をたくせますか・・・?
その展示場で相談したハウスメーカーの紹介先の不動産会社で土地を見つけた〇〇さん。
このたび、土地のご契約をされたということでおめでとうございます。きっとその土地にご縁があったのですよ。
でも、その紹介したハウスメーカーの営業攻勢が、きっと大変かと思いますが、振り回されていませんか? 立派なパンフレットをすぐに持ってきませんでしたか?
しかしながら、結局、その会社の紹介で、しかも融資の審査までしてもらったのであれば、残念ながら〇〇さんの家づくりは、他のどことも比較できません。
不動産会社をあなたに親切にご紹介する家づくり会社は、残念ながら比較できないようにすることが目的となっていて、家づくりをすすめていく内に言い出すことはおそらく
「今月 ご契約いただけたらこの金額で・・・」とか
「今度 上司を連れてきますので・・・」とか
「なんとかお願いします・・・」とか時には泣き落としまでしてきます。
でも、知らぬ顔をしていてそのまま商談を進めてみてください。
今月中に・・・と急かされた事をお断りしても、またノコノコとまだ依頼先を決めていないなら来月も訪問して来られるでしょう。
実は、これって、ここはだめだな?と思う会社でも、間違いなく営業マンは訪問をしてきますが、残念ながら、その営業マンは、空気が読めないので、やめておくのが正解です。
で、締めや決算時期は、とにかく急かされたり、よく訪問されたりすることになるものです。
これは、営業マンの上司も数字が要求されています
つまり、少々無理してでも(大幅な値引きしても)、過剰なサービスをしてでも、あらゆる手を使って、今月中に判子を押させようとしてきます。ひょっとしたら、土下座する営業マンなんていてるかもしれません。
で、プロ側の粗い対処法として、仮契約とか設計契約ということで逃げられなくしますが、これだけは、中途半端な段階では、絶対しないようにしてくださいね。
気に入った会社(営業マン?)があるのであれば、また内容が納得や仕様・価格なども満足するのであれば、その会社と商談を有利につめてください。
その簡単なコツは、競争相手が存在することを強調することで、それだけでも、あなたの家づくりは、100万200万は安くなります。
しかも、決算時というのであれば、本当の値段は、なんぼやねん!というぐらい安くなります。ここでは、くれぐれもその商談はプロ側のペースにならないことです。
その中でも、ハウスメーカーへの上手な断り方は、『知り合いの工務店にところで頼む』というのがいいでしょう。
訪問してくることすら、面倒であるなら、こちらから電話するので、そちらから電話したら2度と御社にはご相談しませんのでそのつもりで・・・といえば、営業マンは、凹みます。
これでも、彼らは、洗練された対応のあぁいえば、こういう営業トークのウンチクを並べてきますけど、まぁ~ほっておきましょう。
あれもサービス、これもサービスというのは、くれぐれもあなたは信じないようにしてくださいね。
確かにサービスのように感じますが、10件訪問して1件決まれば、そこの利益で間に合っているわけです。
つまり、逆にいえば、契約される方が全ての費用を負担している理屈になりますから、高い理由は、わかりますよね。
敷地を図れば 費用は掛かる
地盤を調査すれば 費用は掛かる
模型を作れば 費用は掛かる
プランや見積りは 経費が掛かる
だから、高利益を確保しなければならないのです。
だから、本社ビルが建つのです。
あなたの家づくり
義務や押し付けられて商品を買うのではありません
家は 楽しんで建てるものです。
是非、皆さんも家づくり楽しんでください。
これから家づくりをする人も 是非是非。
◆納得できる家づくりをこれからも追求します
その住宅営業マンは 鳴かぬなら・・・
よく使われる言葉で 鳴かぬなら・・・という言葉がありますが、あれって住宅&不動産営業マンタイプでも、よくわかるようになっています。
おそらくですが、一番皆さんが不快になるタイプは、
「鳴かぬなら殺してしまえ ほととぎす」
商談を断った途端に態度や捨て台詞などを吐くタイプでこれも意外に多いんです。しばらく気分が悪くなったりすることもあります。
私も怒る事がありますが、私の場合は、基本的にお互い無駄な時間は過ごしたくない、有意義に過ごしたい!と考えています。それを前提にオハナシするので、了承された上に進めているのに散々時間を費やされて、相反する言動と行動をとられる場合に怒るというより、相手が年上であっても〝叱り〟ます
次の「鳴かぬなら泣かしてみよう ほととぎす」のタイプの営業マンは、色々とあの手この手で、私の営業力で説得をしてみようじゃないか!というタイプといえます。
最後の「鳴かぬなら鳴くまで待とう ほととぎす」
おそらく依頼する側の皆さんにとって、これが理想の営業マンのタイプといえます。
その気になるまで何年もお待ちします。ずっとフォーローします。情報発信をします そんな姿勢の営業マンという感じです。
もちろん会社は、〝泣かしてみよう〟タイプが大好きで、ずっと先やまだまだ2‐3年後です!といっている人を説得して、キャンペーンや社会情勢だのと発信して、急かして、なんとかすぐするようにハナシをもっていったりするので、優秀な営業マンとして評価されます。
これを営業担当者もよく知っているので、すぐするお客さんでも、まだ先と言ってますが私が何とかします!と値打ちを付ける営業マンも存在します
でも、現実は、お客さんからすれば、泣くまで待って・・・というところがあるので、この部分が、営業と消費者側とのギャップになることもあります。
しかしながら この〝ずっとフォローする、情報発信をする〟という営業としてあたりまえのような行為が、なかなかできない営業マンが多いのも現実であります。
基本的に日頃から会社に評価されない地味な行動をとにかくやりたがらないもので、このフォローの間に関係を構築していけばいいものを、即効性のあるお客さんばかりを追っかけるというのが体質となっているものです。
会社の将来性も考えれば、目先でけではなく、しっかりと時間をかけて関係を構築する事も大切であるといえますが、実際のところは、上司を含めて、目先の数字に追っかけられています。
よって、このしっかり構築するという作業そのものを苦手、嫌がっている営業マンに全てを一任していることも多くて、先々の大切なお客様までおろそかにしているのも実態で、そのために〝今すぐする〟客ばかりを集客するために莫大な費用と人件費と時間を要して、無駄な費用を蓄積している!といえるのが今までの家づくりの無駄な点とも言えるのです。
そんなことからも〝鳴く〟まで待ってくれるタイプの営業担当者が、皆さんにとっては、理想といえるのですが、現実では、相当数が少ないというのが現状です。
もちろん不動産会社は もっと数少ないでしょう。
◆建て主さんが、気軽に話をしても、大工さんや職人さんは、カリカリブツブツ
私の家づくりなのになんか不快になりますが、なんか嫌ですね。
その理由は、実は・・・