展示場に思う事と上手な家づくりの交渉術 !?
家づくり。
特に建て替えや新築を考えはじめたら、皆さんがまず行ってみるのが、ネットが発達した今の時代でも、住宅展示場でありますが、足の便の良さを考えれば、とってもいい場所にあり、例えば、大阪市内では、なんばのパークス近くにありますが、これでは、モデルハウスの建築費や維持費も、高くなるのはあたりまえ。
ちなみに家賃は、一体いくらなんでしょう?
そこにあるモデルハウスといえば、わが家なら間違いなく玄関だけでも、もうひと部屋取りそうな馬鹿でかい家ばかり。。。
建築費にすれば、ほとんどがオプション別途ばかりの1億近い費用をかけて、オシャレで高級なインテリア用品などを入れると・・・それはそれはおそろしい額になるかと思います。
普通に考えれば、それは、平均価格の4-5倍以上であります。
しかも、中にある設備機器は、一般的なシリーズの商材を入れることはなく、キッチンもシステムバスも家具も、内装もカーテンすらほとんどが最高級ランクで、いわゆる〝オプション〟が使われています。
ホームエレベーターも屋上庭園もあったりして、異常に広い間口で、ほとんどの住宅地の間口は、長方形なので、大きさ含め何かにつけて適合しなくて現実的ではありません。
・・・つまり、住宅展示場は、テーマパークと割り切ってご覧ください。
ですから、お子さんは、多いにはしゃいでください。(笑)
いっそのこと観覧車やジェットコースターもあればいいのに。。。
つまり、住宅展示場には、私達の平均の家族が住むための家は存在しないことをご承知おき見に行ってください。
あなたが本気であるならば、実際建てようとする規模や予算にあった家の構造段階と完成をぜひ見せてもらってください。そのほうがきっと現実。
その旨をその会社に相談してみてください。
しかしながら彼らは、間違いなく選び抜かれた物件を見せるでしょう。
そうです・・・少し高いモノを見せて物件に営業をさせるのです。
お時間があれば、気になる家づくり会社であれば、あなたの近くの工事中の現場を抜き打ちで見に行ってください。現場のきれいさなどは、日頃の職人さんたちへの教育、または現場監督者の意識なので、それだけで会社の姿勢がよくわかるはずです。
大きな有名なブランドの会社や不動産会社の建売でも、掃除すら行き届いていないざっぱな担当者にあなたの一生の家をたくせますか・・・?
その展示場で相談したハウスメーカーの紹介先の不動産会社で土地を見つけた〇〇さん。
このたび、土地のご契約をされたということでおめでとうございます。きっとその土地にご縁があったのですよ。
でも、その紹介したハウスメーカーの営業攻勢が、きっと大変かと思いますが、振り回されていませんか? 立派なパンフレットをすぐに持ってきませんでしたか?
しかしながら、結局、その会社の紹介で、しかも融資の審査までしてもらったのであれば、残念ながら〇〇さんの家づくりは、他のどことも比較できません。
不動産会社をあなたに親切にご紹介する家づくり会社は、残念ながら比較できないようにすることが目的となっていて、家づくりをすすめていく内に言い出すことはおそらく
「今月 ご契約いただけたらこの金額で・・・」とか
「今度 上司を連れてきますので・・・」とか
「なんとかお願いします・・・」とか時には泣き落としまでしてきます。
でも、知らぬ顔をしていてそのまま商談を進めてみてください。
今月中に・・・と急かされた事をお断りしても、またノコノコとまだ依頼先を決めていないなら来月も訪問して来られるでしょう。
実は、これって、ここはだめだな?と思う会社でも、間違いなく営業マンは訪問をしてきますが、残念ながら、その営業マンは、空気が読めないので、やめておくのが正解です。
で、締めや決算時期は、とにかく急かされたり、よく訪問されたりすることになるものです。
これは、営業マンの上司も数字が要求されています
つまり、少々無理してでも(大幅な値引きしても)、過剰なサービスをしてでも、あらゆる手を使って、今月中に判子を押させようとしてきます。ひょっとしたら、土下座する営業マンなんていてるかもしれません。
で、プロ側の粗い対処法として、仮契約とか設計契約ということで逃げられなくしますが、これだけは、中途半端な段階では、絶対しないようにしてくださいね。
気に入った会社(営業マン?)があるのであれば、また内容が納得や仕様・価格なども満足するのであれば、その会社と商談を有利につめてください。
その簡単なコツは、競争相手が存在することを強調することで、それだけでも、あなたの家づくりは、100万200万は安くなります。
しかも、決算時というのであれば、本当の値段は、なんぼやねん!というぐらい安くなります。ここでは、くれぐれもその商談はプロ側のペースにならないことです。
その中でも、ハウスメーカーへの上手な断り方は、『知り合いの工務店にところで頼む』というのがいいでしょう。
訪問してくることすら、面倒であるなら、こちらから電話するので、そちらから電話したら2度と御社にはご相談しませんのでそのつもりで・・・といえば、営業マンは、凹みます。
これでも、彼らは、洗練された対応のあぁいえば、こういう営業トークのウンチクを並べてきますけど、まぁ~ほっておきましょう。
あれもサービス、これもサービスというのは、くれぐれもあなたは信じないようにしてくださいね。
確かにサービスのように感じますが、10件訪問して1件決まれば、そこの利益で間に合っているわけです。
つまり、逆にいえば、契約される方が全ての費用を負担している理屈になりますから、高い理由は、わかりますよね。
敷地を図れば 費用は掛かる
地盤を調査すれば 費用は掛かる
模型を作れば 費用は掛かる
プランや見積りは 経費が掛かる
だから、高利益を確保しなければならないのです。
だから、本社ビルが建つのです。
あなたの家づくり
義務や押し付けられて商品を買うのではありません
家は 楽しんで建てるものです。
是非、皆さんも家づくり楽しんでください。
これから家づくりをする人も 是非是非。
◆納得できる家づくりをこれからも追求します
その住宅営業マンは 鳴かぬなら・・・
よく使われる言葉で 鳴かぬなら・・・という言葉がありますが、あれって住宅&不動産営業マンタイプでも、よくわかるようになっています。
おそらくですが、一番皆さんが不快になるタイプは、
「鳴かぬなら殺してしまえ ほととぎす」
商談を断った途端に態度や捨て台詞などを吐くタイプでこれも意外に多いんです。しばらく気分が悪くなったりすることもあります。
私も怒る事がありますが、私の場合は、基本的にお互い無駄な時間は過ごしたくない、有意義に過ごしたい!と考えています。それを前提にオハナシするので、了承された上に進めているのに散々時間を費やされて、相反する言動と行動をとられる場合に怒るというより、相手が年上であっても〝叱り〟ます
次の「鳴かぬなら泣かしてみよう ほととぎす」のタイプの営業マンは、色々とあの手この手で、私の営業力で説得をしてみようじゃないか!というタイプといえます。
最後の「鳴かぬなら鳴くまで待とう ほととぎす」
おそらく依頼する側の皆さんにとって、これが理想の営業マンのタイプといえます。
その気になるまで何年もお待ちします。ずっとフォーローします。情報発信をします そんな姿勢の営業マンという感じです。
もちろん会社は、〝泣かしてみよう〟タイプが大好きで、ずっと先やまだまだ2‐3年後です!といっている人を説得して、キャンペーンや社会情勢だのと発信して、急かして、なんとかすぐするようにハナシをもっていったりするので、優秀な営業マンとして評価されます。
これを営業担当者もよく知っているので、すぐするお客さんでも、まだ先と言ってますが私が何とかします!と値打ちを付ける営業マンも存在します
でも、現実は、お客さんからすれば、泣くまで待って・・・というところがあるので、この部分が、営業と消費者側とのギャップになることもあります。
しかしながら この〝ずっとフォローする、情報発信をする〟という営業としてあたりまえのような行為が、なかなかできない営業マンが多いのも現実であります。
基本的に日頃から会社に評価されない地味な行動をとにかくやりたがらないもので、このフォローの間に関係を構築していけばいいものを、即効性のあるお客さんばかりを追っかけるというのが体質となっているものです。
会社の将来性も考えれば、目先でけではなく、しっかりと時間をかけて関係を構築する事も大切であるといえますが、実際のところは、上司を含めて、目先の数字に追っかけられています。
よって、このしっかり構築するという作業そのものを苦手、嫌がっている営業マンに全てを一任していることも多くて、先々の大切なお客様までおろそかにしているのも実態で、そのために〝今すぐする〟客ばかりを集客するために莫大な費用と人件費と時間を要して、無駄な費用を蓄積している!といえるのが今までの家づくりの無駄な点とも言えるのです。
そんなことからも〝鳴く〟まで待ってくれるタイプの営業担当者が、皆さんにとっては、理想といえるのですが、現実では、相当数が少ないというのが現状です。
もちろん不動産会社は もっと数少ないでしょう。
◆建て主さんが、気軽に話をしても、大工さんや職人さんは、カリカリブツブツ
私の家づくりなのになんか不快になりますが、なんか嫌ですね。
その理由は、実は・・・
建築条件なしではない!? 建築条件なしの土地
不思議な事に大阪と東京との間の静岡の家づくりサポートも始まりました。
知り合いの業者はいないので、紹介はできないのですが、いい依頼先探しをするために純粋に建て主のお客さまのサポートをするのですが、これってよく考えれば、特別な事でもなく、例えば、建てる会社を選べない建築条件付きのお客さまに対しても、大阪でもしていますね。
家づくりの途中での質問に無制限で全てにお答えするというもの。
見積やプランもチェックするのでご安心いただけますが、色々と動くものです。
では 本日のイエヅクリノオハナシ
現在 土地の審査中のお客さまから 不動産会社にご紹介されたとある家づくり会社についてのご質問がありました
価格に驚いて とっても安いんです!
ということです。
会社であり、組織であり、宣伝もしていながらも、家づくりが安い会社というのは、その安い理由が何であるのか?という事をしっかりとお聞きされたうえで納得して判断して、見極めて、それでもわが家の場合は〝これで良し!〟とするならば、私はそれも家づくりなのでよろしいですよと思ってます。
ただし次のようなところが了承されればであります
☑ プラン 動線 風の流れなど
☑ 性能や設備機器や仕様
☑ 窓の性能と大きさ
☑ 別途部分の価格と何が別途なのか
☑ どこまでの柔軟性があるのか?
☑ 建売感覚では?
☑ 打合せに回数制限はないか?
☑ 明細がない ドンブリ勘定
☑ どんぶりならコンセントなどの数まで明確にされているか?
ホームページやブログで何度も言ってますが、皆さんは、住宅=家づくりという大きな買い物をされているのであり、スーパーでも買い物をすれば、いくらのリンゴがいくつと書かれたレシートをもらって、その合計を請求されますが、これがあたりまえですが、しかし、ドンブリ勘定といのは、かご1式1万円 といわれているようなものでありますが、買い物したスーパーでそれされたら 納得できます?
なのに 1式 建物本体価格1600万 ってねぇ。。。
その他の追加を準防火仕様 追加75万とか地盤改良費150万とか・・・
家づくりや住宅の価格となれば、不思議な心理が働き、合計して安かったら明細なんて見てもわからないからどうでもいいか・・・となる方が実に多い事ですが、私からすれば、おかしな後付の理由に聞こえます。
しかも、そんな対応しかできない会社を不動産会社から推奨され紹介されるようですが、心がないですよね
結局 この図式って、建築条件なしの土地を見つけながら、魅力的な価格を見せて、結局は、自ら参加して建築条件をつけている事と同じであります。
これを不思議と家づくりが始まった途端に意外にも気付かない方が多いんです。
おそらく心理とすれば、建築条件ありと書くと、それだけでお客さんが来ないので、とりあえず、建築条件なし と言いながら、商談の経緯でどうにでもオハナシができるかという感じです。
しかも、ラクして儲ける事ばかり考える不動産会社が、なぜそこまで親切にしているのもポイントで、なぜ?それほどまでに、このような仕事ぶりの会社の紹介や建築条件を付けたりすることにこだわるかと言えば、単純な話であり、手数料以上に儲かるからであります。
特にこれって、大阪の不動産会社が圧倒的に多いらしいですので、皆さんは、くれぐれもお気をつけくださいませ
彼らは興味あるのは紹介料で、どのような家なのかは興味がないようであります。
ですので、その紹介者となる不動産会社の担当者が、何を根拠で 〝いい会社だ!いい性能の家だ!いい家づくりをする!〟という事がわかって、紹介しているわけではないでしょうし、その理屈がわかっている不動産会社であるなら、きっと自社でするだろうし、もっと家づくりや建築に関して明るい知識があるはずであり、欠陥住宅も増えないだろう・・・
例えば、次のようなチラシ
建築条件なしなのに図面が用意されていて。しかも、建築条件というのは、3か月以内に契約しなければならないという事が、当社ではありませんよ!という意味ととらえているようで微妙なニュアンスで書かれています。
建てる会社が、どこでもいい、土地だけ売ってくれるという消費者側が思っている建築条件なしという意味と明らかに違っています。
そもそも建築条件なしなら、人それぞれなんですから、なんで丁寧にプランまで用意されているか・・・なのであります
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それにしても、未だに縛りもなく、規制もなく、宅建業法や教会で聞いている事とは違って、住宅業界と同じようになんでもありのような気がしていますが、だからいつまでたっても、胡散臭い業界と言われるのです。
土地探し 中古住宅探しのサポートいたします