8.諸経費は自分で予算組をしましょう!
先でもお伝えしておりますが、家づくりをする際には、土地と建物のほかに色々な経費が必要となります。
不動産所得税に印紙税などの税金、お金を借りるために銀行に支払う費用、保証のための費用だったり、登記のための費用に仲介手数料も・・・ です
その他、地盤改良費に外構費、人によりますが、カーテンなどのインテリアや照明器具に家具・家電もでしょうか。。。
特に地盤改良費などは建物の計画が決まって、配置が決まって、初めて出るものですからある程度の予定をしておかないと仕方がないのですが、その予算が多すぎるのか少なすぎるのかが、場所によりますので消費者だけでは判断はむずかしいところです
本来、私が思うに土地を売る人が調査をしてから販売するとか、買う前に調査をさせていただければいいのですが、ほとんどのケースで売主はさせてくれないでしょう。
そこまで言うなら買わなくていい!とか、買ってからやってくれ!とか言うのがオチですから基本は、予算組をする際に地盤が悪い!という事を前提に買われる事をオススメします。
その地盤の強さは、場所や地域によって違いますので余程でない限り、100万でお釣りがきているのがほとんどですが、30万や50万なら足らない事もあります。
中には、10年に一度の異常なまでの弱さのところも大阪市の港区であったりしましたが、そういうところは住まい手ご自身がある程度、認識もされていて、自然に近くの噂バナシでも耳にされるでしょう
ですから、予算を組んでおいて、必要でなければ、この費用は余るのでそれで納得するようにしてください
つまり、この諸経費についても、売る側の都合となるようにお任せコースにしないで、ひとつひとつ予算を組んで計画をするようにしてください
地盤について、0円とする会社と30万とする会社と100万とする会社だけで、同じプランでも総額も坪単価も変わるわけです
これに付け加え曖昧なのが、解体費用や外構工事などもそうですので、できるだけ自分で一貫した考えで予算組をするという事をしてください。
安く見せようとする会社は、これらの部分を〝概算〟という言葉を利用して、安く提出する傾向がありますので消費者の皆さまはくれぐれもご注意を。
そのような駆け引きみたいなことをする会社は、誠意がないとも言えますので評価を落とされてはいかがでしょうかね?
ちなみに下記写真は、地盤調査の様子です
この場所は試掘調査も必要でしたのでついでに掲載しておきます