似非家づくりサポート会社が氾濫していますよ!
前勤務先のサリーマン時代に、今の家づくりはおかしい!エゴだ!消費者を守り人が誰もいない!住まいづくり、家づくりのサポートする人が必要だ!と17年ほど前に思いつき、そんな職が存在しない、誰からも理解されないで、ぼちぼちその当時から流行り出した建築家を紹介して家づくりをするプロデュース会社は、チラホラできてましたが、根本的に建築家との家づくりの問題点や消費者のリスクを回避していないので、どうしても考えれずに辿りついたのは、誰と建てるにしても消費者のサポートしようという仕組みでした。
全国で当時からそれらしきしていた唯一の会社は、新宿に事務所を抱えていた某建材会社のとある部門のみ。その代表者の方にアポを取り、お伺いして根掘り葉掘りヒアリングをしてきましたが、その時にそこにいた社員と名刺交換した相手が、後程東京で堂々とハウスネットと語りだしたので、東京だからなんでもありのつもりなのかなと怖い方々でした。
ちなみにホームページアドレスを見ていただくとわかるようにハウスネットのアドレスは弊社ですので、順番はそれだけでわかるかと思います。
その方の噂は、それ以来色々な方からさほどいい情報は入ってきませんでしたが、元住宅営業マン出身であるという事もわかりましたので、技術系の私とは考え方の根っこがどうも違うようです。
もちろんそういうタイプの方が、広く浅くご商売を広げるのがお上手なのはわかるのですが、根本的に消費者のための仕組みなのかというとそうでもない事も賢い消費者ならわかるかと思います。
その代表者の方が同業者に言われていたことが「工務店が力をつけると弊社の役割がなくなるからいつまでも野暮ったくていいんですよ!」と笑っていたようですが、私は好きではないんですね。そういうタイプ。結局は、業界のため 消費者のためではなく、自分のための仕組みであるなぁとわかるかと思います。
イベント会場でも、そのなりふり構わない厚かましい接客で他のブースからクレームが入ったという情報もあったりしますが、こういう会社なんですよね。それなりに目立ちそれなりに大きくなる所って。何かを捨てるというか、邪魔になることを取り除かない限り、私のように消費者や業界のためにクソバカ真面目にしているところって、きっと大きくなることはないんですよね。それも年齢を重ねてきて今ならわかります(笑)
では、それができるか?わかっているならそれをするか?と言えばしないんですよ。できないんですよ。自分に嘘をつくことになるので。
おそらくそれができるなら私は黙ってサラリーマンを続けていたと思います。くそ住宅営業マンより家を売る自信はありますから。でも工法は一つしかなく、住みたくない、売りたくない家を売らないといけないというその義務感が、私には無理なんですね。
あなたにはこれが適している。その理由は…という感じでその適している方法を導き出すのが、本当のプロではなかろうかと思ってます。
ですの、ツイッターでも上っ面だけでお付き合いできる人は多いようですが、私はこの上っ面だけの付き合いが、無駄だと思っておりまして、もう50も過ぎれば、上っ面はいいでしょとなるわけです。
これからの時代上っ面だけの心のない商売は、いずれ必ずどこかの時点でトラブルとなったりして長続きしないものだと思ってます。
最近の住宅業界のダイワハウスやレオパレスがいい例です
(興味ある方は検索してください)
企業の大きさや上場しているしていないに関わらず、ご商売するうえで〝心〟があるかないかで、都度消費者が判断していくので、いずれ必ず淘汰されると思っております。
特に住宅&不動産業界は、他業界に比べてこれらに関して未だに緊張感が少ないと思います。その理由は、やはりおそらくプロ側が、未だに主導権を握りやすい立場であるからだろうし、高度成長期から不思議とそれが続いている業態だからと言えます。
ただ 過去に何度も書いたりお会いした人には口に出していますが、その心があるかどうかは、出される資料などで、ほとんど判断が付きますよ。
例えば、営業マンから届く葉書ひとつでも心を込めて書いているのか、コピペなのかがわかるかと思います。これはプランも見積でもそう。
手元にある上記で書いた会社の資料。処分する前にじっくり見てみたら、〝心〟ない資料とすぐにわかった。
そのひとつはまず費用について。私もこの点をかなり当初迷って考えたが、彼は、あちらこちらで一番経済的だ!効率的だ!と申されていますが、ひとつはサポート費用をどなた様でもお客さまから直接費用をいただくことを公言し、それ以上の費用が掛からないような事を書いていますが、オプションサービスメニューとして、なぜか費用が羅列してあります。
そのメニューを見ると、プランチェックに、契約書の約款の確認 業者との立会 選定相談などしかも1回ごとに費用が発生するようです
ところが、チラシの目立つところに書いてあるのは、プランも見積も業者選定も何回でも自由にご相談が可能!!と書かれている点との矛盾である。
では、お客さまから工事費に対しての割合に応じて費用を頂戴するというメニューの中に何が含まれているのか?という疑問は消えないままで消費者には不安となる。
まぁ そもそも紹介費用を別料金にするという設定が不経済であるということを認識されていないようである。これは間違いなく、工務店や住宅会社は、自分たちの利益率が減らないので喜ばれるし、実際に弊社に対しても何社もこれを希望される会社は存在した。
でもよく考えていただきたい。家づくりの仕事内容を分散しているのである。本来自分たちで集客から相談対応から商談につなげて信頼を勝ち取り、契約となり工事をしてアフターをしなければいけないのである。
同時にこれらの対応を全てしっかりしていたら、トラブルもないし、満足度も高いし、リピートも多いはずなのであります。
その告知集客から相談や初期段階の対応をしているのであるから、家づくりをするための業務内容全てを〝100〟とするとその仕事内容は含まれるのであって、これを消費者のためには100のものをできるだけ90や85にする努力をプロがしてもいいとは思いますが、プロ側が素人である消費者を上手に言いくるめて100のものを110や120にするための仕組みを考えるべきではないと思っております。残念ながら、こんな上っ面だけの家づくり仲介業が今は蔓延っている時代となりました。
何もしないけどしっかりいただく
ベースは何もしないが何かする時はたっぷりいただく
住宅業界が喜ぶ仕組みづくり
そんなのばかりで消費者を本当に守っていそうなサポート会社は、どうやら弊社と同じように小さな会社ばかりです。
賢い消費者であるあなたは あの手この手で畳みかけるこの住宅&不動産業界のそれっぽい〝心ない〟仕組みに騙されないでくださいね。