チラシを見て考える
捨てる前のチラシが、手元に2枚あります
1枚は、自宅に入った不動産屋のチラシ
査定は無料 急募
○○町限定で本当にお客さまがお待ちです
資金計画もよい方で地域限定(?)で不動産を探されています。
良い条件で売却できるチャンスです。
不動産の売却の方がいらっしゃいましたら是非一度お電話ください
『まだ売るかどうか…』という方でも構いません。
と手書きで書かれたチラシですが、不動産会社の常套手段です。
これを読まれた方は、連絡したらあのお客さまは既に決まりましたが、売られるご予定ですか?となり、買主見つければ、両手が取れるという単純な発想です。
だから、おとりチラシでも何でもなく、でも、嘘っぽいグレーです。
本当にいたのかなんて誰にも嘘かどうかわからないですからね~~
でも、これよーく読んでいただいたら途中から話が変わってます。
買主が、いてるはずなのに売るかどうかもわからない人もまずは査定を・・・という事になっています
この不動産会社は、嘘を上手につけない正直者かも・・・ですね
さて、もう一枚は あきらかに建築屋
耐震補強の協同組合の耐震診断のチラシです。
こういうチラシの危険性は、いかにも、行政がしているような錯覚をさせるとっても紛らわしいチラシです。
おそらくこういう戦略なのでしょうけど、これも法には触れませんがグレーのチラシといえます
おそらく推測できるのが、結局はこれに加盟している工務店が診断と言いながらもあたりまえのように営業をしかけるのは間違いないと思われます。
だから、こういうケースでは、ハウスネットの場合では、検査する会社と工事をする会社とは明確にラインを引いており、その前に私がそもそも訪問をして紹介前の簡単な診断をしておりますが、検査員と工事をする会社を一緒にしてはだめです。
売る側の都合のいい、色々な思惑や欲などが入り、誘導される事になります。
検査員は、検査のみに徹するべき!
そんなとりあえず誤解させるグレーな感じのチラシは、リフォーム絡みが多いです。
以前は、大阪市民祭りみたいなクソチラシが入ってましたが、行政にクレームが入ったのでしょうか、結局はリフォーム会社のイベントだった事があります
つい先日のご相談もかなり胡散臭い不動産屋がらみでしたが、年相応にこれからは、このような相談事が増えそうです。
街のあちこちで不動産会社が古家をぶっ壊しておりますが、やはりこれからは相続による空き家問題でしょうね。。。
土地も人気エリア以外の地域はかなり下落していくことでしょう
先日も書きましたが、今買い物する場所があっても、途端にそのスーパーが撤退などしたらまさしく団地と同じで街が廃れていってしまいます
どうすればいいのか、時間かかっても答え出るとは思えないですが業界人として考えてみます。
業界を変えるなんて言えないですが、業界の体質が変わらないなら何かをはじめないと!と思っております