住宅業界のアンケートのあるべき姿!?
タイトルのラブレターって今では死語かも・・・ですね。
そもそも、昔のまちぶせが、今では立派にストーカー。
公衆電話でお金積んでは、電話をかけては、相手の親が出るのでは?という緊張感もなく今では携帯。しかもスマホでライン・・・時代は、変わりました(笑)
ところで皆さんは、ラブレター書いた事あります?携帯やメールがなかった時代なので私はもちろんあります。何枚も書きなおした記憶もあります。
今もおそらくどこか探せば、昔の彼女から貰ったラブレターが出てくるかも・・・。いやいや捨てたような気もしますが、一度掃除して確認しておかなければいけません。こんなのは今のうちに自分が処分しないと…です。
このラブレター。娘たちの世代って手紙を書くのかな?あのまん丸なあの文字で書くのかな?それともやっぱりメールで済ませるのかな?
そう言えば、今の子は会社休む時もラインやメールで済ませるらしいですね
では、今の若い社会人たちは、いつペンを持って字を書くのだろう?
で 私 そのラブレターを貰いました。
・・・といっても、今の私にとってのラブレターみたいなものですが、完成後のアンケートです(笑)
実際に頼んだアンケートは、ほぼ確実に戻ってきますが凄い回収率かと思います。
いつも、ちゃんと返信してくれる良い感じのお客さんばかりなのですが、これはいつも本当に心からうれしい事で、心から感謝しております。ありがとうございます。
でも、街で見かけるアンケートって、食事した後とか買った後とか何かと求められるアンケートはありますが、あれって、あまりにも質問が長ったらしかったら途端に面倒となり、集中力もなくなり、適当に書いてしまいますよね。。。
以前サラリーでいた会社の時でも、竣工後のアンケートは、字がいっぱい書かれた3-4枚の紙で、私自身が一度持ち帰って、お客さまの立場になって書いたりしてみましたが、同じような質問ばかりで実にくどかった。
しかも回答欄には、特有の〝どちらでもない〟という部分もあったり、それぞれの担当者を評価する欄があったり、紹介できる人の名前と住所など書く欄もあったり・・・(もちろん現在がどうなのかは不明)
一度書いてみた私の素直な感想は、社員を評価する事を求めているのか・・・知人の情報を求めているのか・・・曖昧な回答を求めてどうするのかな?・・・など、そもそも会社が、会議や評価するために聞きたい事を都合よく羅列するばかりで、書く側の立場になって全く作られていない異様なモノと感じたので、当初はそれを大幅に改善しようと質問もシンプルに1枚にスッキリする事を提案をしたのですが、理解できないバカ上司にあえなく却下されました(笑)
その理由は、想定通り。それにより評価につながるし、聞きたい事ばかりなので・・・
てな事ですが、これが組織の限界。
でもって、挙句に回収率が悪いから営業担当者が回収しろ!てな指示まで出していましたが、まさしくかなり面倒だという書く方の立場になって考えないからといえます。
アンケートに答えようかな??と思って、一度は思ったやる気が細かい字で埋まった
数ページを見たら、どなたさまでも
『また今度・・・』とか
『長ったらしいぃなぁ~面倒だなぁ~』
『どうでもいいや・・・』
ってなことの心理になるものなのです
誰しも自分が書く時には、長い質問などは面倒!と思っているはずですけど不思議です。
なので、このアンケートこそ、簡潔に無駄を究極に省いて、紙一枚で、質問は簡単に答える事が出来る5-6個程度に絞ったほうがよいのです。
書く側の気持ちや都合を考えて、できるだけ時間を取らないように、しかしながら適格な事を書いていただくように短時間でかけるように考えてほしいものです。
仮に簡潔なアンケートで評価が低ければ、その時にしっかり訪問してヒアリングをして適格な対応をすればいいのですが、まぁ~そんなことをこの住宅&不動産業界のほとんどの方々がするはずなどありません。
弊社のアンケートの中での工務店さん、職人さんへの一言は、良い評価の場合は、経営者に届けて社内で全員に回覧してもらうようにしております。
これは、もちろんその現場を担当した職人さんたちにも見てもらい、自分たちの仕事に対しての〝自慢や誇り〟と感じてもらいます。
前社のように見せしめをするかのように担当者の悪い評価などを回覧されるよりも、いい評価を回覧されたほうが気持ちの上で、どちらの方が会社にとってプラスに働くかなんて事はすぐにわかるかと思います。
あまりにも細かい事を聞きすぎる事が、結果的に重箱の隅をつついたり、粗を探すように相手に求めている事になりそれがプラスに働く事などありません。
一生懸命にしたはずの各担当者や職人さんなどのこの先やる気をなくさせるアンケートが、そもそものなんの目的なのか・・・を考えてほしいものです