京都のFさんへのリフォーム会社の対応は…
テレビ番組で京都の街並みを放送していたので、ふと思い出しましたのですが、京都のFさんはお元気しているだろうか?
いまから13年ほど前に京都山科より南の醍醐寺の近くまでリフォームのご相談に行ってきました。
ご主人さんは 当時で84歳。となればやはり年齢的にもう厳しいかもです。
現役時代は、ある銀行の頭取までされた方で、あの京セラに最初に大きな融資をしたらしく御手洗社長ともお知り合いの方でした。
そんな方のリフォーム相談ですが、こんな私に・・・不思議なご縁で感謝するばかり。
お住まいはお年寄りご夫婦だけで、京都らしい風情のある住宅で、お茶を教えていたという和室8畳二間はすごーくいい出来栄えでした。
お子さんは、この後住む気がないらしいですが、実にもったいない。。。
もともと当時は、京都でリフォームということもあり、お電話だけのご相談をお受けしますという姿勢だったのですが、お電話の様子からして、かなり困っている様子でしたので、私のご返事も、当時はとても歯痒いものであったのでお伺いして、工事内容を聞いて、見積もりを見てから方向性を整理します・・・ということでお邪魔した次第です。
当時のこのご夫婦が独自で依頼したお見積もりは、どうやら設備会社2社とこの家を建てた工事会社
まぁ~どこの会社も、Fさんが希望されている以上に過剰な工事内容でした。相手を見て足元みている感じが凄くしました。
たかがリフォームなのですが、見積内容を見ると相談した会社の勝手な都合というのが、読み取れます。
要望もされていないのに大きさお世話の提案内容・・・よくある姿です
ご本人たちは、年齢が年齢だけに過剰ではなく補修程度で・・・と望まれているのにこのようなご対応をされます。。。なんとなく売る側の心理はわかりますよね。
いわゆる私がよく言う〝心ある対応〟であるかどうかです。
当時からこんな調子ならリフォーム業界は、まだまだ駄目だぁな~と感じていた記憶がありますが、これは今も変わりませんね
その時は、一度乗りかかった船でもあるので、この夫婦をこれから先不安にさせないで満足させてあげなければ、同じ業界人として恥ずかしい限り。
どこもかしこも300万以上の工事内容を提案してましたが、整理して現場説明したら150万以下でおさめていただきましたら、喜ばれていました。
■リフォーム 増改築もしっかり比較検討を