素人さんの為の家づくりい・ろ・は

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莫大な経費で新規客を集める理由!?

 

 

この住宅業界で、基本的に私が好ましく思わない営業系の会社や人は、ちゃんとフォローしない方が多いようです。いわゆる社会でもよく話題になってます〝顧客フォロー〟ということです。

 
中小のお店である洋服店やお食事、美容室などでは、これらは基本となっている事かと思います。

 

でも、工務店や住宅営業と言いながらも、専任のお仕事であるにも拘らず、何かあれば彼らは会社でやってくれ!と押し付ける傾向があります。

  
この住宅業界では、この大切な事を凄くおろそかにしている会社や人がとっても多く感じます。

  
小さな小言やクレームに素直に経営者をはじめとするスタッフ全員が素直に耳を傾けて、経営者や担当スタッフの頭の中だけであれこれ考えるより、その率直なお客さまのご意見などの生の声に対して、どうしたら今後改善できるか?などを会議でしっかり話をして改善すればいいのですが、この住宅業界は、とかくその意見に対して、営業担当者などは

 

 自分はここまでしたのに・・・ とか
 それならそれで何故言わないのか・・・とか 

 

自分はとにかく悪くない!という言葉ばかり発して、会社内の自分の立ち位置ばかりを気にして、結局は、会社として何も改善されないまま、放置されたまま続けられているのが現状です 

 
家づくりサポートシステムを始めた頃に私が過去にこんな事を経験した事があります。

 
あるA社とB社とC社をご紹介しました。こちらからご紹介したお客さんですが、AB社どちらも断り、C社に決められました。

 

その断った理由をお客さまからお聞きし、機会があったので、A社とB社の経営者に
その理由を申し上げました。

 
実は、これがプロ達にとって、とても大切な事で、断られた本当の理由を知らない経営者が多く、だから失敗しても、反省もせず、何も学ばないまま、改善されないまま、継続している会社が多いものなのです。

 
だからこそ、嫌な役割なのですが、本当の理由をお伝えして、改善して、気付いてもらって、成長してもらわなければいけないものなのです。


これに対して A社の経営者は、「そうだったのですね。。。なら次回からは、〇〇して、できるだけわかりやすく提出するようにします。その他、もっとこう改善したほうがいい!という点は遠慮なく言ってください。私たちは まだまだ学ぶ事があると思いますので…」という経営者。

 
私は、きっとこういう聞く耳を持ち改善しようとする経営者は、素直に立派だと思いますし、きっとこの会社は、時間をかければ、もっともっとよくなるだろうなとも感じますし、心から応援したくなります


一方でB社の経営者は、「あのお客、そう言ってますけど結局は、中身を見ないで価格だけで判断しているんでしょ。こちらの対応に不備があったように思えません。逆にもっといい質のお客さんを紹介してもらえないですか?」という言い草でした


いかがです?

 

見積などの中身は、私がチェックしてます。期待?外れですが、価格は一番安かったのに選ばれなかった理由は、他にあることわかっていないし、わかろうとしていない。こういう姿勢だから本当の理由が入ってこない。こんな考え方だから、おそらく協力業者や職人さんへのあたりも悪いだろうし、こんな姿勢の会社が、今後伸びていくとは思えない。

 
皆さんも、おわかりいただけますよね。

 

10年以上も家づくりのサポートをしていましたら、皆さんに紹介したくない会社も増えるという事。

 
他にも、この住宅業界の方々の数々の暴言はあります。その相手は 

 

 工務店の経営者 
 売りさばくビルダー経営者 
 著名でもないのにえらそうな建築家
 頭のいい詐欺集団の様なハウスメーカー
 結局、建て売りを売る不動産会社

 
これらの人たちは、全て相手の立場で考える事ができない言葉を発する人ばかりでした。


 もっと 変えましょう!
 どのようにすればよくなる 
 どうすれば 喜ばれる
 

そんな事を考えて家づくりに取り組んでほしいものです。


とにかく自分たちの懐が痛まない、いや、売れれば潤うからバンバン無駄な販売経費を使って、結局は、切磋琢磨して、素人相手にウンチク並べて高い家づくりを提供している家づくり会社が多いようですが、お客さんに一番近いはずの工務店ですら最近は、そんな姿をよく見かけます。

 
相変わらず今も雑誌掲載を続けている工務店の経営者が以前お付き合いあったころに「2000万の家なんてやってられないですよ」と言われてからお付き合いはやめましたが、工務店の経営者がそんなことを口にしてはダメです。あきらかに天狗になっています。工務店の経営者として失格です。工務店のあるべき姿を間違っています。

 
消費者が望んでいるのであれば、2000万以内でどこまでのことが、どうしたらできるのか?という発想が必要です。

 
それなのにチラシや宣伝では、坪単価の低い表示をする彼らの神経がわかりません。

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嘘をついたり、騙すようなまやかしをしたり、口から出まかせや偏った都合の考え、詐欺まがいのような事をする経営者や担当者は、やはり信用できないし、私は心から大嫌いです。ラクな集客をするために大金使って、新しいお客さんばかり掻き集めるのではなく、そもそも何故これまでのお付き合いのあったお客さんからの紹介やリピートがが出ないのか? どんな関係性を築いているのかなどをしっかり考えるべきです。

  

ちなみに前にもお伝えした事がありますが、私が勤めたリフォーム会社当時は、驚異のリピート率でご紹介・リピート率が70%以上でしたが、その時は、一度工事をしていただいたお客さんには必ず満足してもらいましょう!という姿勢で取り組んでました。

 

小手先だけでまったく心のこもっていない会社は、一時的には儲かるかもしれませんが、これからの時代は、そんなことしていても長く続きません。消費者を馬鹿にしてはいけません。