リフォーム増改築も〝ちゃんと〟しよう!
今回は、ホームページからリフォームのご相談のあった方のオハナシをします
豊中のTさん。お仕事は、既に引退されたご夫婦で暮らす家。お子さんは既に家庭をお持ちのようです。
使用した年数の割にきれいに使われている浴室とトイレ。ただ、使い勝手が悪いので リフォームしたい!ということでご相談ありました。
ご相談があった時に既に商談中だった会社2社は、たまたまTさんご夫婦がショールームに行った際にそのショールームでイベントをしていた会社に捕まったようです。
そのショールームは、ひとつはTOTOで、もうひとつはパナ。
実は、こういう飛込み客や横どりを狙ったイベントが、設備機器のショールームでは結構多いもので、ご相談されている会社の推薦で、たまたまショールームを訪問したお客さんが、その設備機器のショールームで他社に営業をされてるという事態でトラブルも多発しているようです。
必死なのはわかるのですが、節操がないですよね。
まぁ~~契約することだけを目的とされている営業マンが窓口となる会社の場合は、こういったことは見境なくされます
・・・で、ハナシは戻しますが、それらの会社の提案内容と見積りをチェックしたところ予想通りのひどい内容でした。
提案の幅がないのか、知識や経験が不足しているのか、はたまたわざと費用がかかることをしようとしているのか、関係ない隣の部屋までリフォームをしなければならないような提案をされていて、しかもどう見ても高額であり、見積明細はなくどんぶり勘定で出されています。
それを要望すると契約していただけると明細を出しますとの事ですが、いやいや、違うでしょと。逆、逆!明細出して納得してもらってから契約となるのですよ。本当にちゃんとしていて自信があるなら堂々とすればよいのですよ。
私からTさんご夫婦には
こんなに費用かからないです
ここも工事するように希望されました?
とお聞きして確認してから、そこで4つぐらいの提案を書いて、これらでもよろしければ、いずれもかなりコストが安くおさまりますよ。と先方が、これらの案を受け入れるかどうかわからないですが、これで一度お見積もり出していただいたらどうでしょうか?と説明しておきました。
先方への不信感があるので、Tさんご夫婦は、依頼しなかったようですが、色々お話している間にある程度希望の問題点は回避されていき、プランは固まってきました。
ここまで固まれば、提案だけで差をつけようとするリフォーム会社の出る幕はありません。あとは、説得力のある見積もりを出してくれて、しっかりした施工をしてくれる会社を探せばいい!ということで、しっかりした対応ができ、経済的でかつ施工力もある工務店を現場に連れて行き、Tさんご夫婦の前でこれまでの経緯と希望をご説明し、性能も仕様も上がったのに経済的で良いリフォームができました。
無駄で不経済なお金をかけないで〝ちゃんと〟した工事をする。
それが 理想のリフォームです。
■ ちゃんと リフォーム