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ゾーニングのポイントについて・・・

最近プランニングが、かなり多いので、大切なゾーニングについてのオハナシをします。

 

このゾーニング。いわゆる部屋の場所取り、陣地取りです。陽が当る場所はどこ?とか。。。

 

まず、このゾーニングを考えるにあたってポイントの一つとして、家具を置いた状態を想像する事です。

 

引越し経験がある方は、家具をよけるとこんなに部屋が広かったんだぁ~と感じるように家具というのでかなり狭くなってしまいます。

 
逆に言えば、モデルハウスや実例写真などでは家具を除いた空間を想像すれば、でき上がりの仕上げにさほど大きな差がない事はわかるかと思います。

 

例えば 次のようなわかりやすい事例。

 

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上のような特にリフォームなどの雑誌で掲載されている実例写真などは、家具やインテリア時に観葉植物などを除いた空間では、床がフローリングで建具の色や素材以外は、クロスが多いのでどこも似たような空間になります。

  

なので、モデルハウスではない実例では、住まい手が買った家具のセンスなども影響が大いにあるわけです。

 
いずれにしても、空間は、家具を置いた状態を想像するという事がとても大切な事になります。もちろん家具を置かなければ広く使えるわけですし。

 

ゾーニングのポイント 

家づくりの間取り計画に必要なゾーニングは、動線やどのように生活するのかを想像しなければいけません。

 
例えばですが、リビング。プロから言われるままにソファーを置く空間を設けていますが、わが家では、ソファーを置かない、ソファーに座らないというご家庭も最近は多いです。

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これだけでも、そのリビングの空間に畳を敷く事もできますし、その畳の空間に間仕切りを設ければ、部屋として兼ねる事が出来て小さな家として、有効な空間に早変わりします。

 
ちなみに我が家の小さな家もソファーはありません。リビングは、畳敷きの和室で、夜には布団を引いて、嫁が寝室として使っています。足が痛い、悪いというのであれば、こういう畳敷きでもいいと思います。

 

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これらを踏まえて、風が抜けるように、陽が射すようにゾーニングを考えなければいけません。

 

間仕切りの考え

例えば、キッチンが見えないようにと対面型のキッチンをよく好まれますが、マンションでよくあるのが、必ず通り道になるので配置によって、それでもまる見えだったりします。

 

その対策として、キッチンとダイニングをマジキル方法などもあります

 

 

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もしくは、お客さんの動線を考えてリビングだけをその都度必要であれば、マジキリをする方法もあります

 

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LDKをひとつとして考えないで、L・D・Kとして考えるとわかりやすくなり、ムダな何も置かない空間というのもなくなっていくでしょう。

 

ついでに申し上げると小さな部屋と部屋をつなぐために廊下を設けたりしますが、これが最も不経済といえ、プランにより風も抜けなくて、ムダな部分が多いとも言えますので、例えば、次のような発想もしてみる事が大切です

 

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将来の家族構成とその際の使い勝手等も吟味した上で時間をかけてじっくりとしっかりと考慮しましょう。

 

housenet.jp