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真実が書けない営業的なブログとお客さまの声!?

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本日のイエのオハナシ

 

建築業界の専門誌ともなれば、1冊あたりの費用は結構高いです。図書館で借りて済ますことが出来ればよいのですが、真面目な人ほど家を建てる前に色々と本を選んで読む方もおられるかとも思います。

 

でも、その本を書いている人にも色々な思惑や諸事情があります。

  

例えば、古い事例で言いますと「いい家がほしい」。少しブームとなりましたのですが、読みましたか?別にまだ読まれていない方は、読まなくてもいいです。読みたい方は、今では、おそらく100円でブックオフで並んでいるかと思いますが、一度そこそこ売れたもんだから、タイトルを変え次から次へと作者までも変わりつくられていますが、この本をきっかけに数年前、世に外断熱ブームとなりました。
  

ある意味、業界では珍しい見事なマーケティング戦略での成功事例といえ、これにより一時期はそのフランチャイズの加盟店は増え、猫も杓子も外断熱と言いだした時期もあるので、それにより断熱材も売れたわけですから成功した例と言えるでしょう。

 
では、これをお読みのあなたは一度経営者としてのお考えを一度してみてください。

 
あなたは、どうしたら自社の断熱材が売れるかを考えます。少し前のグラスファイバーなどは、発がん性云々でよく話題になるし、その断熱材の競争も過激である。

 

そこで当時では、一部のマニアックなお客さんだけが望まれる競争の少ない外断熱材を売ることになったと考えたとします。

 
これを好む相手は、マニアックな客なのでどのようにして売ろうか?これを標準採用しているシステムの家と組んで積極的な売り込みの販促活動してみよう!

 

で、どうしようか?

  
ステマチックな設備がついた家も売りたいし、それが売れれば、外断熱材も売れるし。。。どこかの街の工務店(既加盟店)の親父が書いたことにして売り込みやメーカー色をなくそう。

 
・・・こうして断熱材屋とシステム屋が積極的にゴーストライターを使って、工務店の親父が書いたようにしてタイトルを〝いい家がほしい〟にして戦略で売り込んだ。。。

 

と〝仮(?)〟ですが、そうだとするならば、完全なる見事なマーケティング戦略ですが、これらは他の断熱材屋から聞いたハナシですが、半分事実であるかもですが、半分推測ややっかみ含むであろうと思います。

  

でも、実際にこの本ではないですが、住宅業界本を書いているゴーストライターの方と楽しく飲んだ事もあるのでほぼ当たりかもです(この本がそうであるかは実際は不明でどうでもよく興味ありません)

  
しかし、ゴーストライターの方と話していましたが、確かにブログすら書けない文章力をお持ちの工務店の親父に本1冊なんてかけるはずありません。事実、そのあと家づくりの何かの本を書いてもないですし。。。

 

ちなみに私が家づくりで困っている人にプレゼントしている小冊子は、全て私自身がワードでこつこつ書いて都度編集をかけたものですから、日本語がおかしいところもあろうかと思いますがお許しくださいませ。

  
でも、本当にこういう筋書きとすればいかがですか?確かに腑に落ちる部分は、大いにありますよね。


本を読んでも、フランチャイズのハナシも多くて、私は馬鹿らしいので途中で読むのやめました。別にそれだけではないです。メンテが必要となる色々な設備で覆う家づくりは、そもそもそこまで必要あるかな?という考えですが、これらも個人の考えや価値観だと思います。

 

今まで建てて供給してきた家をある日突然何らかのフランチャイズに加盟した途端にそれまでの家づくりを否定しはじめるようですが、そもそも家づくりの経営者として、いかがな姿勢かな?と思います。それまでは、真面目に真剣に考えなかったのかな?と考えてしまいます。

 
過去には、それまで在来軸組の木造や自然素材だ!といって集成材やその他の工法を否定していた経営者がある工法のフランチャイズに加盟した途端、やっぱり集成材がいいですわ!とか言いだす始末。おいおい、そもそも時には木でなく、鉄骨やRC造を肯定しだすから家づくりについてどんなポリシーなのか?と感じる事があります。

 

FCに加盟するとその家も売れ、断熱材も売れ、本を書いたとされてる工務店の親父もある日突然、先生扱いされ、皆うれしいですよね。

 
でも、それが正解と思って、真っすぐに素直に信じる純真無垢な消費者の皆さん。

やはり、この業界は、客観的な視点がなくて情報不足なのでしょうね

 
ある工務店や雑誌の記事内容を見ると本当の真実とは異なる売り手の都合で捏造されて記事となっているブログ内容やお客さんの声。騙すようなことをしたり、騙されたようなことをされたりしている。そんな事があたりまえのようにされる住宅業界は、本当に残念に思います。
  

誰が本音で語れて、本当のことを言うのか。〝売る〟や〝営業〟という立場が絡んだ途端にどこかしら歪んだ構図となり、業界らしくなってすご~く嫌な世界をよく見る事になります。

 
なんで、無理な経営になるような図式を描いて、その負担を何も知らない消費者の皆さんに負担させるかな? なんで堂々と胸を張って正直にしないのかな?長い期間、住宅業界に携わりながらそんな事を未だによく感じます。

 

■ やっぱりおかしな家づくり業界

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