談合から学ぶ家づくり?
おぬしも相当悪じゃのう・・・と酒を注ぎながらも コン!とししおどしが鳴る。
ドラマでよく見かけるシーンですが、皆さんも察ししているように政治と住宅や不動産業界は、何かとよく絡んでいます。
例えば、わかりやすいのがマンション建設。建てるな!というご近所の方々と建てる!という業者側は、相反します。
これを市役所の相談窓口との橋渡しというか、仲介役で議員さんなどがまとめると業者からはお礼のリベートがもらえ(法的に問題ないように)市民からは票が集まり、役所にはいい顔が出来る。
昔なんかは、確認申請を少しでも早くおろしてもらうために議員を使えばそれができた時代もありました。
何かと得するからですが、そんな利権に群がる議員は多いものです。
いわゆる口利きです
今はこれすると違反かな?ですが、昔はこんなハナシをよく聞いたものですが、今は、団扇もダメなようですので私にはこの線引きがわかりません。
なかでも、有名なのは談合。高度成長期にこれで潤っていた会社は、多かったものです。あるゼネコンの社長から堂々と自慢話のように聞かされたことがありますが、入札には、指名と一般入札があるのですが、そもそもこの指名というのが胡散臭いわけです。
指名された業者のみ入札するということそのものが、どこが指名されたかわかるのでお互い仕事を融通し合えるのだそうです。
今度は、あんたとこの番やね! いくらで出すん? とか言っていたら、あたりまえに価格に競争力もなく、緊張感もなく、不当で高い価格で落札できるわけです。
大阪のWTCとハルカスの価格差を見ればそれはあからさま。露骨にされていた時代なんでしょうね。。。その時の知事は・・・と政治のハナシはさておき、これらに関して情報を漏らす職員なども絡んだりして、最後には議員まで絡んだりする。
これがいわゆる談合で、出来レースです。
ところが、今の時代ではこれが禁止となって、一般競争入札となり、どこが入札しているのかわからなくなり、話し合いも出来なくなり、価格も見えなくなるので、価格に競争力もつき、緊張感もでるので、経済的な費用で出来るという仕組みになるのです。
これは、これでわれわれの税金が有効に使われるという理屈なのですが、職員や議員さん、建築業界が、とってもおいしい利権の奪われるので、あれこれぶつぶつ怒ったり、反論したり、批判したりするのですが、社会的にどちらが正解かはいうまでもない事です。
さて これで皆さんも学びましょう!
あなたの家づくりもあなたご自身で探したり選択するのであれば、同じようにすればよろしいのです。
必ず比較検討する
それを宣言する
で 予算は言わない
これだけでかなり緊張感が走ると思います。
ところが、家づくりにおいてむずかしいのが、仕様もプランも単価も各社違うので、実際は、比較検討しにくいことになります。
そこでその問題解決をする方法は、同じプランと仕様で依頼することが基本となるのですが、ご理解いただけますよね。
だから、まずはコストを意識しながら、仕様も気にしながらプランをまとめましょう!ということになるのです
うん そういうこと。
◆経済的な家づくりをする方法