粉飾見積もりがあるってご存知?
これをお読みの皆さんが、既にどこかの会社にお見積もりをご依頼されて、比較検討する場合であれば、同じ商品、例えば、システムバスにしておきましょう。それが下記のように提示されたらどちらを選ばれますか?
A社 40%(つまり60%OFF)
B社 45%(つまり55%OFF)
同じメーカーで同じシリーズ同じ品番であるなら、恩があったり親戚身内でない限り どなた様もA社を選ばれます
では、あとの経費の部分もご覧ください
A社 利益 25%
B社 利益 10%
この場合は? どちらが高いか計算してみましょう!
仮のシステムバス 定価100万とすると
A社 商品40万 利益10万 総額 50万
B社 商品45万 利益 4.5万 総額 49.5万
つまり、結局どちらも ほぼよく似た50%です。
このように見積もりというのは、一部だけではなく、全体を客観的に鳥瞰的に見ていかなければいけません。
では 次にこの場合はいかがでしょうか?
C社 値引き200万して 1800万
D社 値引きせずに 1800万
この場合も 心理的に不思議と上のC社を選ぶ人の方が多いんです。
プロは これをよくわかっています。
消費者は 元々の値段の2000万の価値と思い込んで、同じ1800万なのですが、200万の値引きに誘導されるんです!
でも・・・ですね
上のC社にこんなことされていたらいかがでしょう。
諸経費400万計上の上 値引き200万
いやいや これは通じんでしょ おかしいやん!
元々諸経費200万なんでしょ!
って言っても、実際はキャンペーンや今回だけ特別に!といいながら、こんなことばかりを繰り返しています。
皆さん、こういう風にひとつひとつオハナシすれば、ほとんどの方が理解されるのですが、いざ当事者になると不思議と心理的にコントロールされていたりするんです。
不思議ですがこれも現実
その昔、粉飾決算って話題になりましたが、私が言えば これが
粉飾見積もり
って事になります
でも、わかる人が見れば、紛らわしくもなんともないんですけど。。。
またそんな見積もりに関して、まとめてみましたのでホームページをご覧になってくださいな
■粉飾されていませんか?その見積もり!?