経済的な家づくりでも〝ゆとり〟と〝遊び心〟も
最近 消費者の皆さんもプランができるわけではないが、何かがおかしいと気付かれるようでプランのチェックをよく依頼されますが、家具を小さく書いていたり、蟹歩きで通れないほどの寸法だったり、それおかしいですよ! というプランが多く、あと少しで凄くよくなるんですけど?というのも多かったりします。
家づくりをする側からするとリフォームであれ、新築・建て替えであれ、予算が限られているので、どのように予算を抑えて(上手に配分して)どんなプランにするのかという点が大切であります。
価格の点では意識はされますが、プランや仕様・性能がわからないので依頼される消費者の皆さんは、「いいものをできるだけ安く!」と言われますが、依頼先の選定もありますが、このプランと仕様と性能がコストに大きく影響するのです。
お子さんが小さい時やこれからという時は、先々の親の事も含めて家の大きさをマックスの大きさで考えがちですが、先々最終的には一人で暮らすことも含めて考えられた方が、程よい加減の器の大きさとなり性能的にも経済的にも有利に働きます。
一度お時間あるときに井形恵子さんの本『いつか一人になるための家の持ち方 住まい方』を読まれると良いかもしれません。
そんな経済的な家づくりでも、基本ほんの少しの〝ゆとり〟や〝遊び心〟も必要と思っております。
例えば、耐力壁との兼ね合いはありますが、壁を利用した収納など。
上記は、わが家でも採用しているタイプです
キッチンの腰壁を造作するのであればこういう使い方もありです
玄関のちょっとした腰掛を作ることも可能です
まぁ カウンターだけのこれが一般的です
あとよくオススメして採用されるのが、テレビの背面やトイレ、玄関などで〝ゆとり〟と〝機能〟でリクシルのエコカラットもおススメです。
機能に関しては 私がごちゃごちゃ言うよりこちらをご覧くださいませ
切り詰める事ばかりではなく、部分的に“ゆとり”も大切なんですよ。
◆住まいづくりに関してご遠慮なくご相談くださいませ