あらためて 身の丈を考えてみましょう!
お正月が終わったら 明日からすぐに始まるえべっさん。
これまで何度かいきましたが、笹もいらない私は基本、日程をずらしていくようにしておりますが、生駒の寶山寺もお参り行きましたし、住吉さんのえべっさんでいいかなとも思っております。
どうもあの「商売繁盛で笹もってこい!」という言葉は、あの周辺でご商売されている方の言葉にしか聞こえないのです。
ちなみに昨年度の時間差訪問の時の今宮戎神社
お盆の後のお彼岸と同じで もう少し日程を考えればなぁと思う年間行事のひとつです。
さて 本日のイエヅクリノオハナシです
私が住む阿倍野区では、時折いかにも建築家が絡んだ家を見かけます。
もちろんその隣は、建て売りであったり、ハウスメーカーでもあったりと混在する街並みです。
建築家が設計したものは、やはり歪で尖っていて目立ちます。
もちろん鉄骨や鉄筋コンクリート造も多く、そのコストは高いものになっております。
このコストに関して、余裕のある予算であるなら、どこに頼まれても、基本的に依頼先を間違えない限り、理想の家ってできると思います。
優秀な設計者を見つけ、高い報酬を払い、高い仕様で見積もりをさせ、利益たっぷりで工事を依頼する。
これらの経緯を踏めば、誰にでも、どなたにでも、それなりの建築家らしい家づくりはできるのです。
その家づくりに関して、ツイッターなどでは坪100万をあたりまえかのように言っている建築家が多くて笑ってしまいます。
工事費は、3000万なんてまだかわいいもので4000万を超える予算があるか否かという感じでおしゃべりしておられます
で、その工事金額となれば、設計士である建築家に対して、400-600万程度の支払いを覚悟しなければいけません。
となれば、結局は、総額5000万近い家という感覚のようです。
おかしくないですか?
なんか 麻痺していませんか?
そもそも論ではないですか?
それで、2000万前半のご予算の方が、それらの家の事例を見て、ご予算が大きく違うのに何の参考になるのか・・・? であります。これは、住宅展示場のモデルハウスを見ているのと同じ。見る仕様や設備、性能は過剰であれ、豪華なものばかりでそりゃ~いい!と思うのはあたりまえなのです。
設計者への費用を含めて、総額2000万台前半なのか、建築家への支払いをのぞいて、別途工事なども含まずによくわからない建築本体工事のみの2000万なのかは、
同じ2000万としても意味が違います。
どうやら、それらの情報を混在されて、案内されて、洗脳されて、選択の間違った家づくりが進められているようです。
衣食住に限らず、何でも、それなりの費用を出せば、それなりのものが買えるものです。3つ星のレストランとチェーン店の味を比較しているようなものです。
でも、住宅の場合は、逆で実はそれほどしないモノをわからなくして煙に巻いてとっても高く買わされたりしますので、そこがムダである!と言っているのです。
今の時代、それなりのものがそれなりを出さなくても買える時代であるとも言えます。
でも これは、残念ながら衣食住の中でも〝住〟をノゾイテ…です。