性能?保険?審査?検査?保証?青魚?
結構衝撃なニュースが入ってきました
今さらこれを言い出しています。
あれだけの時間と労力を使って散々振り回して 今頃これを言い出しています。
ね!だから業界のプロたちがウンチクたれようが、何を言おうが、自分たちの価値観で自分たちが建てたい家を実直に信頼して建てればよいのです。
資産価値の高い家!とハウスメーカーや工務店や建築家などは申していますが、資産価値を判定する不動産会社が、そういう評価していませんし、所詮木造22年としか判断しないし、判断している人がその価値がわからないのに、建てる時だけ資産価値の高い家なんで売るときには通用しないのですよ!
そもそも3戸に1戸が空き家になるという時代に建物がどうのよりも駅近とか場所に拘ることがまず先でしょう。
ちがいます?
家を売る会社に上手に言われて、鵜呑みにして過剰住宅を建てる必要ないですよ。古家でもしっかりリフォームするだけでかなり暖かくなるんですから。
そう言えば、以前、ある家づくり会社のある営業マンにこんな質問された事があります。
性能表示って・・・
今だから、あたり前のような感じがしますが、最初の頃は、こんなもんなんです!
私にすれば おいおいで、業界に携わるものとして、人に簡単に聞く前に、まず自分なりに調べたほうがいいのでは?と感じるばかりで、仕事に対する意識が低いです。
時折、家づくり悩んでいるお客さんからも問い合わせありますが、これは、仕方がないでしょう。聞きなれないよく似た言葉ばかりが多いので混乱されると思います。
で、過去に一度こんな質問が・・・
住宅性能表示制度のことがよくわかりません。
第三者保証検査機関や例の耐震偽造問題の検査会社のイーホームズとは違うのでしょうか?
確かによく似た言葉でややこしい(+o+)
まず、わかりやすく言いますとこの性能表示というのは、食べ物でも、飲み物でも、賞味期限をみるのと同時に成分とかって、何気なく、皆さんも見ませんか?
何が、入っているんだろう?だとか、糖分入っていないとか・・・
サプリメントなんかだと必ず見ますよね。
私の場合、アルコールでよく見ますし、アレルギーで青魚が食べれないのでDHAを積極的にサプリメントでとろうと思ったり・・・
その成分を住宅でいうと性能表示となります。
同じように見える家なのに、こちらの家とあちらの家の差は何?ということが、家づくりの場合では、わかりにくいことが多いのです。
建売を販売している不動産会社などに この家の断熱性は?と尋ねると
しっかり入ってます!
とか答えますが(笑)そうではなくて、性能は?という意味も理解していない建売営業マンって意外に多いんですよ。
そんなところすら、意識していないから価格優先であり、性能が良いはずないです。
さらに、地震には?と尋ねると 強いです! とか、木造は・・・という説明で耐震性能などではなくて、この家は結局どの程度の性能なの?という事が理解できにくいのですが、しかしながら、昔の住宅には、性能表示がないので、これらがあたりまえだったのです。
これらを買う側にも、少しでも目安になるものを数値でわかりやすくしましょう!となったのが性能表示です。
わが家は、断熱と耐震性に関してこだわります!と言われるなら、その分を評価するとか・・・
つまり、家の性能を表示するのか、しないのかであり、これは任意ですが、でも義務化にする傾向がありますがいまだに曖昧。
行政的にこういう事を社会も絡めて義務とすれば、また財団法人が出来て天下り先となったり・・・
行政の狙いは、いずれ中古住宅でも、評価で差をつけるようにするためでしょうけど、それは、住宅業界側の勝手な思惑に過ぎず、不動産業界側が、そんな意識をもつかどうかが、大きなポイントですが、インスペであんな感じなので期待薄ではありますので、さて、今の調子で彼らの意識が変わるのかな?
売る側としては、中小ほど面倒だとか、標準仕様から外したり、手続きが邪魔臭い!した事がない事はできるだけしたくない!!傾向にありますので、仕様がアップするので費用も高くなりますよ!とかいって、手馴れていない会社や批判的なところは、そのように仕向けていくことでしょう。
実際に少々過剰では?と思われる部分は、出てくるのも事実です。特に構造では。。。
ちゃんとした家を建てれば、いいだけなのに何かとそれぞれのご都合主義が絡みますが、やはり私は、これらの体質が好きになれないです。嫌だ嫌だ。。。
同じようなプランでも、評価の低い1500万と評価の高い1600万では、どちらを望まれるのか?
これが、おなじ価格であれば、なおさらの事・・・ですよね。
それが性能表示です
同じ性能ならいずれも同レベルなら安いほうがいいわけですし。
性能表示しないでも、しっかり見積もりの中身をみれば、ある程度わかるのですけどそこらは置き去りのようです。
で もうひとつの第三者保証機関に関しては、それらとは別で瑕疵保証10年が、義務付けられているので、それをどこが保証するか?という点です。
これまで、ハウスメーカーや工務店などは、自社が保証します!!というのが基本でした。
万全な施工体制 アフターフォロー 50年保証など未だに公言しているところがありますが、その会社が、そもそも50年残っているという保証はないのですけどね。。。
ですから これ言ったもん勝ちみたいな感じになっています。
ちなみに〇〇年保証というのは、ハウスメーカーなどの場合、10年後の有料メンテナンスを受ければ・・・ということで、例え、それがどんな値段であってもそれを受け入れ場という意味であることも理解しておきましょう!
これらは、契約前なので、営業の立場でどうにでもいえますし、実際にちゃんとアフター訪問をしてくれるかどうかわからないし(だからハウスネットが物件ごとにアフター訪問しているのかを確認しているのです)営業を重視している家づくり会社などは、それが工務店であっても、一切行きませんし、中小であれ大企業であれ、そもそもその会社が果たしてこの先あるのか?の保証はないのです。
雨漏れ・・・と思って電話したら、会社名を少しだけ変えたり、なくなっているということも未だにあるようです(建築条件付きの際の工務店に多いようです)
ですので、消費者で選べるはずなのですがわからないという事で売り手に上手に踊らされないでくださいね。。。それにしても馬鹿にしていますよね・・・
自社の対応の悪さやアフターのいい加減さを馬鹿正直に報告しないでしょうし、根拠ないですしね。
で、彼らが一番嫌う第三社の保証機関を入れましょう!という事に世間はなりましたので以前よりは、消費者にはマシな環境かと。
現場について保証するので、保証会社が現場にも足を運び、必ず確認して指示して、その建物について報告書をまとめ保証をします!という事になっていますし、万が一、施工した工務店が倒産しても、売却しても家の保証は続きますが、アメリカなどでは、あたりまえにこのやり方のようです。
この点に関し、建築家は、よく第三者という立場を強調しますが、口は大いにはさむが家の保証までしてくれませんという違いがあります。
作品作りのためにデザインばかり追求して、格好ばかり気にして、オサマリ悪くて雨漏れしたら誰が責任をとるのか?と尋ねれば、それは施工会社に言ってくれ!なんて言い草されます。
施工した会社の責任にするか、工事請負契約をした消費者とその施工会社の問題だ!なんて事をいうでしょう。。。
雨漏れする家の設計図面書いたのは、自分なのにこんな時に逃げます
ちなみに前出のご質問のあったイーホームズというのは、検索すればわかりますが、どうやら確認申請の許可をするだけの会社のようですが、屁理屈こねないで、しっかり検査して、おかしかったらその時点ではじいていたらよかったはずなのですが、当時の国土交通省大臣もそれはそれは、他人事でインタビューで何を言うのかなと思ったら
非常に遺憾です・・・
ん?あなたが許可しているのに、なんでその言葉が口から出るの?ってな感じで、何の責任感もない方々が判子を押し、お金も取っているのにこのような発言を堂々とできる感覚が凄いなぁ~と。
なのになぜか耐震偽装の当初のその大臣が所属するその党を支援する人たちは、誰も腹立てないから洗脳って恐ろしいなぁ~他の党がする事には細かいことまで、ぴーちくぱーちく言うのに都合のいい考えです
おっと横道それましたが、ですので、家づくりの場合は、あまりプロの意見に振り回されずに誘導されずに自分の感覚というのは大事にして欲しいと願っております。
わからなければ、聞いたり調べたりして、できるだけ理解するような気持ちですすめて下さい
それが、家づくりとして正解のカタチです。
ですから 素朴な疑問は遠慮なくお尋ねくださいね!